Facebookの突然の一撃で、ソーシャルメディアプランナーは全滅か!!|More Access! More Fun

Facebookの突然の一撃で、ソーシャルメディアプランナーは全滅か!!

2012年3月1日

Facebook初めてのマーケター向けカンファレンス「fMC」が、日本時間3月1日3時から開催されました。

3/1のFacebookの突然の発表で、昨日とその前の私のブログは一瞬で陳腐化しました。
笑える〜。たぶん昨晩はソーシャルメディアで食ってる方達は寝られなかったと思います。明日からどうするんだ、みたいな・・・。

Facebookページはアメリカ時間の3/31を持ってすべてタイムライン形式に切り替わります。はい。たった1ヶ月の余裕しかありません。

いずれ仕様変更されるなら、まずは自分の会社のFacebookページでやってやれ。えいやっと、わたくし、タイムライン形式に変更しました。危険きわまりない(笑)感じでしたが、これでFacebookとしての方向性を明確に知ることができました。

わたし思うに・・・企業ページも、個人ページと同じようにひとつの人格を持たせ、コミニュケーションのツールとして使って欲しい、ということになります。一言で言うと「完全なブランディングのツール」として使用してくれ、ということでしょう。勘違いしている人も多いですが、わたしは「商用」としてはかなり使いづらくなると思います。

では、切り替えたわたしの会社のFacebookページをご覧ください。ヘッタ写真にいいね押してねとかURLいれるなみたいな規制があるらしい。なのでぎりぎりのところで頑張ってみました

https://www.facebook.com/landerblue

何回か変えてバージョン5くらいになってます

まだけっこう不具合があって、投稿した内容が消えたりがあります。タイムラグがあるみたい。※3/2になって解消されています

一番大きな違いは、Welcomeページが無くなったことです。いままでは最初にアクセスした人がどのページを見るかが管理者が設定できました。そして「いいね」を押したらページが切り替わるようにもできました。いいねを押してファンになる代わりに××あげる、みたいなことができたわけです。

が、これからはとにかくタイムラインに行きます。つまり・・・

はっきりいって、なんかプレゼントしたり、配布したり、ケンテイしたり、占いしたりでファンを集めまくる方法は、これで終了となりました。これで食っていた皆様、お疲れ様でした。

すっきりした方も多いはず。左のメニュータブはすべてアプリとなって上に移動。写真は固定位置ですが、それ以外は順番変えられます。が、デフォルトでは写真以外は3個表示。いいね数は表示するでしょうからあと2個だけデフォルトで出せます。隠れちゃったらいちいち見ないと思われ。

新しいFacebookページの紹介
https://www.facebook.com/about/pages/

◆大事な投稿を最上段に固定できたり、大きくできる

「ご案内〜」みたいな投稿を一番上に固定できます。実際やってみると、あまり使えないっぽいですが・・・だっていつも同じ記事が同位置にあったら全く更新して無いように見えちゃうから。

 

◆ユーザーがFacebookページにメッセージを出せる

これ、かなり怖い機能ですよ。いままでは企業のFacebookページ担当者は適当にウォールに投稿しているだけで済みましたが、数十万人もファンがいれば、死ぬほどメッセージが来ます。担当者、忙殺です。月曜の朝は憂鬱でしょう。逆に言えば、Facebookを一方的な広告などの情報発信で使うな、というFacebook社としての姿勢の表れだと思います。つまり双方向で対応できないところはFacebookページなんてやるな、みたいな。

大企業はお客様相談室の電話を探すだけで大変ですが、Facebookにアカウントさえあればクレーム入れ放題です。炎上した企業なんてメッセージで担当者はパンクすると思います。が、Facebookなので出した本人も簡単に特定できるので、罵詈雑言系はそれほど多くないでしょう。

この機能を殺すこともできますが、殺したら相当に感じ悪いと思う。自分ならいいね取り消すでしょう

 

◆この改変でFacebookページはどう変わる? ◆

想像できない方、簡単に想像できる方法があります。
あなたは、自分以外の個人のIDのタイムラインを見てますか? 友人申請があった人、これから申請を出そうとする人のは見ますが、すでに友人になっている人のは見ますか?

見ませんよね〜?

つまり企業Facebookページも「非常に興味を持たれる」ものはしげしげとタイムラインを見て貰えますが、そうでないものは完璧にスルーされるはず。
逆に、企業として一所懸命にウォールを書いたり、内容が充実している場合は、強烈なファンを育成できるはず。ただしそのためには企業側もウォールに本音を真摯に書いて、一所懸命に活動する必要があります。金だけ出して、広告したり、なんか配ったりではとうていファンは集まりません。ここで儲けるというより、本来のCI熟成の場として使うというのが正しいでしょうね。

ザッカーバーグは、Faceb00kページを本来の姿に強引に戻した気がします。
Facebookページは、企業との相互コミュニケーションの場になったのです。

 

 

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