後継者はまず戦略実力を高めることが先です。
「新社長の役目」と「役目のやり方」
が正しく解かれば、
目標がはっきりして、
早く戦略実力が高くなる。
創業者から経営を引き継ぐ前の役職名が、専務や常務であったとしても、担当している仕事はたいがい「戦術係か戦術リーダー」です。もちろん戦術も大事ですが、経営全体では「14%」しかありません。
社長が担当するのは「広義の戦略」で、しかもこれが「86%」を占めるのですから、新しく社長になった人はすぐ「経営戦略の研究」に取りかからなければなりません。
そればかりか多数の競争相手がいる中では、同業者100人中5番以内に入らないと業績を良くすることはできないのです。
そのためには「何と何を」、「どのようにすれば良いか」、やるべきことが解かっていないと正しく対処できません。
このCDでは新しく社長になった人は、何を、どうすればよいかについて解かりやすく説明しているので、とても応用しやすくなっています。
≪目次≫
第1章 二代目からみた経営の問題点
- 経験不足が心配
- 会社の業績が自分の性格に合わない
- 主力商品のライフサイクルが衰退期になっている
- 小売業や飲食業では立地条件が変わる
- 業績は赤字続きになっている
- 借入金がとても多く資金繰りが苦しい
- 年上の従業員が何人もいてやりにくい
- 社長になったものの父が経営を任せてくれない
- 私は大株主でオーナーだ
第2章 経営戦略をマスターする
- 実行手順を押え直す
- 従業員の人数で変わる社長の役目
- 社長が担当すべき大事な役目をはっきりさせる
- 経営を構成する要因のウェイト付
- 利益性の原則をはっきりさせる
- 戦略の内容を正しく理解する
- 強者の戦略と弱者の戦略をマスターする
- 1000社中400社は番外弱者
- 創業者の父と意見が合わない本当の理由
- 後継者は実行力を高めよ
- 「おやじを乗り超えよ」の間違った考え方