ビジュアルスクリプトで、配列の扱いの仕方の紹介です。
TikTok Effect Houseで配列を作る・取得する
配列とは、連続したデータのことです。
例えば「干支」という配列を作って、その中に「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」というデータを入れておきます。
取り出すときは
・干支の0番目と指定すると「子」を、
・干支の1番目と指定すると「丑」というデータを、
取り出すことができます。
コンピュータは内部処理の都合で0番目が順番で最初のデータが割り当てられるのが直感的にわかりにくいところかもしれません。
配列を作る Make Array
ノードで「Make Array=配列を作る」というのを配置します。
データの種類のところで「String」にすると文字のデータが作れます。
「子・丑・寅・卯...」と追加していきます。新しいフィールドは「+」アイコンをおせばOKです。
取得する Get Item from Array
配列からデータを取るには「Get Item from Array=配列からアイテムを取得」というノードを設置します。
データの種類を「String=文字」とします。
上に配列番号、下に配列を接続します。
これで文字の変数に出力してデータがちゃんととれているか確認します。
配列番号1のデータを取得したので「丑」となれば無事データがとれたことが確認できます。
変数の使い方については以下参照ください。
Vectorの処理
TikTok内のオブジェクトは2DならXとYと2つの座標を、3DならX,Y,Zと3つの座標を使います。
それに応じたフォーマットがVec2、Vec3などです。Vec2形式はXとYの2つの数値から構成されています。
画像をおいているつもりで、実際はVec2ではなくVec3として処理されている場合もあるので注意しましょう。
Vecを作成 Combine
数値からVec2、Vec3のデータを作ります。
以下はタップすると、Vec3のデータを特定の数値から作り、画面上に配置している「Cube=立方体」の位置をそこへ移動し直します。
Vecから抜き出す Split
Vec3ならXYZと3つの座標を持っているので、Yだけ抜き出すにはSplitを使います。
以下は、画面上に配置したCube=立方体のいち情報からY軸の部分だけ抜いて変数にセットさせています。
データ変換 Data Convert
データ変換にはData Convertノードを使います。
TikTokでエフェクトが作れるEffect Houseの使い方はこちら。