自分らしく、
安心して働けるように、
健康づくりをはじめませんか?
元気に働き続けるためには、日々の健康が
大切。
しかも、健康であればあるほど、
保険料率の伸びを抑えられます。
保険料率の仕組み
協会けんぽの加入者・
事業主の皆さまへ
都道府県ごとの
医療費水準に基づき、
都道府県ごとの
保険料率を決定しています。
保険料率の伸びを抑えるためには、
健康づくりサイクルをまわすことや
上手な医療のかかり方を
心掛けることが大切!
協会けんぽの保険料率は
都道府県支部ごとに毎年変わります。
Q
なぜ都道府県ごとに保険料率が異なるの?
都道府県単位保険料率は、都道府県ごとの年齢構成や所得水準の差等を調整した上で、当該都道府県の加入者1人当たりの医療費に基づいて算出されています。
そのため、健康づくりの取組等で、医療費の伸びを抑えることができれば、保険料率の伸びを抑えることができるかもしれません。
皆さまの取組※に応じて、都道府県の保険料率が変わるインセンティブ制度についてはこちら
健康づくりサイクル
健康づくり
サイクル
1
健診の受診
事業主・ご担当者の皆さまへ
生活習慣病予防健診を受診するよう対象の方へ周知いただきますようお願いいたします。
また、従業員の皆さまに、健診受診の積極的な声かけをお願いいたします。
健診ってどうして大切?
糖尿病などの生活習慣病は、早期には自覚症状がなく、症状が現れたときにはすでに進行しているというケースが少なくありません。健診を受けることで、自分自身の生活習慣を見直し、改善に取り組むきっかけとなります。また、早期に病気を発見し、早期治療につなげることができます。
Q
生活習慣病予防健診で
なにを調べるの?
-
血圧測定
血圧を測り、循環器系の状態を調べます。
-
血液検査
動脈硬化、肝機能等の状態や糖尿病、痛風等を調べます。
-
尿検査
腎臓、尿路の状態や糖尿病等を調べます。
-
心電図検査
不整脈や狭心症等の心臓に関わる病気を調べます。
-
胸部レントゲン検査
肺や気管支の状態を調べます。
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胃部レントゲン検査
食道や胃、十二指腸の状態を調べます。
-
便潜血反応検査
大腸からの出血を調べます。
健康づくり
サイクル
2
健診後の行動
日々の健康づくりに取り組み、毎年の健診は必ず受けましょう。
そして健診結果に応じて、引き続きの健康づくり、特定保健指導の利用、医療機関への早期受診といった行動に移しましょう。健康を保つには、こうしたアクションが大切です。
特定保健指導とは?
健診を受けた結果、メタボリックシンドロームのリスクのある40〜74歳までの方を対象に行う健康サポートです。健康に関するセルフケア(自己管理)ができるように、健康づくりの専門家である保健師または管理栄養士が寄り添ってサポートします。
事業主・ご担当者の皆さまへ
特定保健指導に該当された方が、生活習慣を改善しないまま放置していると、命に関わる重大な病気になる恐れもあります。従業員の健康、事業所の将来を守るため、特定保健指導のご案内を従業員の方に確実にお渡しいただき、積極的に声かけをお願いいたします。
Q なぜ特定保健指導を受けるの?
運動不足や不適切な食生活、喫煙等が積み重なり、お腹まわりに内臓脂肪がたまることで悪玉のホルモンが分泌され、高血圧・高血糖・脂質異常等が起こり、生活習慣病になりやすくなっている状態のことをメタボリックシンドロームと言います。
この状態を放置していると、動脈硬化等が急速に進み、脳血管疾患や心疾患等の重大な病気になる危険度が高くなります。それぞれの薬で治療したとしても、内蔵脂肪の蓄積がある限り、根本的な解決にはなりません。
特定保健指導を受けて、生活習慣を見直し、適度な運動やバランスの良い食事、禁煙等に取り組むことが重要です。
自覚症状がないのに医療機関への受診は必要?
生活習慣病は自覚症状がないまま徐々に進行するため、治療せずに放置すると、動脈硬化などが急速に進み、心疾患等が発症する危険度が高くなります。
健診を受診した結果、医療機関への受診が必要と判定された場合は、早期に受診することをお勧めいたします。
事業主・ご担当者の皆さまへ
医療機関への受診が必要と判定された場合には、確実に受診するよう声かけをいただくとともに、勤務時間に受診できるようにする等、受診のための配慮をお願いいたします。
健康づくり
サイクル
3
日々の健康づくり
- 適度な運動
-
バランスの
良い食生活 - 禁煙等
自分らしく、安心して働けるように
健康づくりをはじめませんか?
協会けんぽの健康づくりへの
サポートについて
上手な医療のかかり方
医療費の伸びを抑えるために
ひとりひとりができること
皆さまが健康な生活を続けていただくことが最も大切です。
また、医療機関を受診する際に、医療のかかり方を見直すことで、
自己負担の軽減ひいては医療費の適正化につながります。
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01
マイナ保険証を利用する
マイナンバーカードを健康保険証として利用登録することで、マイナンバーカードを使って医療機関を受診できます。マイナンバーカードを健康保険証として利用すると、より良い医療を受けることができたり、窓口で限度額以上の支払いが不要となったり等メリットがあります。
- 医療費の加算について
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初診 再診 調剤 マイナンバーカード
利用20円 0円 10円 従来の保険証利用 40円 0円 30円 ※患者負担は上記金額の2割または3割。
マイナンバーカードの健康保険証利用について詳しくはこちら(厚生労働省ホームページ)
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02
ジェネリック医薬品を使用する
ジェネリック医薬品を使用すると、本人の薬代の負担軽減ができるだけでなく、都道府県の医療費の抑制から保険料率抑制にも関係してきます。加入者全員がジェネリック医薬品に切り替えると約4,800億円(令和4年度試算)もの医療費を抑制できます。
ジェネリック医薬品の使用は日本の医療保険制度の維持につながります。 -
03
かかりつけ医を持つ
「かかりつけ医」とは、日常的な病気の診断や健康相談などができる身近な医師のことです。
同じ医師に継続して診てもらうことにより、病歴、体質、生活習慣等を把握・理解した上での治療やアドバイスが受けられます。 詳しい検査や高度な医療が必要と診断された場合には、適切な大病院や専門医を紹介してもらうことができるので安心です。 -
04
緊急時以外は、平日の昼間に受診する
本来、休日や夜間は緊急性の高い重症患者や入院患者に対応する時間帯です。この時間帯の自己都合による安易な受診は、自己負担の増加だけでなく、医療スタッフの負担になるとともに本当に治療が必要な方の治療の機会を奪うことになりかねません。やむを得ない場合以外は、診療時間内に受診するようにしましょう。