ヘンププロテインが肌に良い5つの理由 | くらしとエコと
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2024.01.26
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ヘンププロテインが肌に良い5つの理由

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「美しいお肌を保つにはコラーゲンが欠かせない」。こんな話をよく聞きますよね。ところで、このコラーゲンとは何か知っていますか?
実はコラーゲンとは、タンパク質の1種。ですから、美肌づくりにタンパク質はとても重要なんです。

しかし現代人は、タンパク質が圧倒的に足りていないと言われています。
そもそもタンパク質は、美肌だけでなく人間の体を作るために必須の栄養素。人間の体の約20%をタンパク質が占めており、肌をつくるためだけでなく、生命維持機能にもタンパク質が不可欠です。そのため、肌トラブルの原因は、実はタンパク質の不足に理由があるかもしれないのです。

肌、そして健康を保つためにも試していただきたいのが、ヘンププロテイン。
「ヘンププロテインってなに?」「プロテインって筋肉をつけるために飲むものじゃないの?」
そんなふうに思った方もいるかもしれません。

実はヘンププロテインは、美肌づくりにも有効なんです。
そこで今回の記事では、ヘンププロテインと肌の関係性について詳しく解説します。

※本記事は、ヘンププロテインの効果を必ずしも保証するものではありません

ヘンププロテインが肌に良い理由

海外ではスーパーフードとして注目を集めているヘンププロテインの、お肌に良いポイントは主に以下の5つ。それぞれ詳しく見ていきましょう!

  • お肌の原材料である植物性タンパク質が豊富
  • 腸内環境を整える水溶性食物繊維が豊富
  • 不足がちな必須脂肪酸やミネラルも補える
  • 無添加の商品が多い
  • 低温圧搾法(コールドプレス法)で作られている

お肌の原材料である植物性タンパク質が豊富

ヘンププロテインには、肌をつくるのに欠かせないタンパク質が豊富に含まれていることから、美容医療業界からも注目されています。

しかし、それであれば、ホエイやカゼインといった他のプロテインでも良いのでは……と思うかもしれません。

ヘンププロテインのならではの特長。それは植物性タンパク質であること。
ヘンププロテインの原料は麻の実。ホエイやカゼインは牛乳由来の動物性タンパク質のため、同じタンパク質でも成り立ちが違います。

植物性タンパク質は消化吸収がゆるやか。持続的なタンパク質補給に向いています。
また植物性タンパク質を含む食材は量を食べにくいため、動物性タンパク質よりも、普段の食事から必要量を摂取しにくいかと思います。
そのため、ヘンププロテインを日常的に摂取することで、肌づくりに不足しがちな植物性タンパク質を補うことができるのです。

腸内環境を整える水溶性食物繊維が豊富

野菜などに多く含まれる食物繊維。食物繊維には大きく分けて、水に溶ける水溶性と水に溶けにくい不溶性の2種類があります。
ヘンププロテインに含まれているのは、水溶性の食物繊維。水溶性の食物繊維は以下のような特長があります。

  • 腸内環境を整える
    大腸内で発酵・分解されると、ビフィズス菌などが増えて腸内環境を整える整腸効果があります。
  • お腹が空きにくくなる
    水溶性食物繊維はネバネバしており、ゆっくり胃腸内を移動します。そのためお腹が空きにくく、食べすぎを防ぐ効果があります。また糖質の吸収をゆるやかにして、食後血糖値の急激な上昇を抑える効果があります。
  • 胆汁酸やコレステロールを体外に排出する
    胆汁酸(肝臓でコレステロールから合成される有機酸)やコレステロールをくっつけて、体の外に出してくれる役割があります。

実は腸内環境と肌の調子には、密接な関係があります。
腸内環境が悪化すると、腸内に棲む細菌が体に良くない物質を作り出し、それが血液を通じて全身に運ばれるため、肌荒れを引き起こすと言われています。

そのため、腸内環境を整えることが、体の内側から綺麗な肌をつくる秘訣。
ヘンププロテインは、プロテインでありながらタンパク質だけでなく食物繊維も豊富に含まれているため、腸内環境を整えることに一役買います。
腸内環境が整うことで、肌の調子も良くなっていくのです。

不足がちな必須脂肪酸やミネラルも補える

ヘンププロテインの最大の魅力は、様々な栄養素が含まれていること。
タンパク質、食物繊維に加えて、必須脂肪酸、ミネラルなども含まれています。

必須脂肪酸とは、体内で生成することができない脂質の元になる成分。三大栄養素のひとつで、肌の水分を守る大切な役割を担っており、脂質が足りないと乾燥肌になりやすくなります。

ミネラルとは、カルシウム、リン、ナトリウム、鉄、亜鉛、銅といった成分の総称。ミネラルは、肌の再生・代謝促進、弾力維持、しわ・たるみの予防、コラーゲン合成、皮膚炎、ニキビの予防など、健康なお肌を維持するために役立っており、こちらも人体には欠かすことができません。

ヘンププロテインには、必須脂肪酸とミネラルが含まれているため、摂取することでこれらの栄養も体に摂り入れることができるのです。

無添加の商品が多い

ヘンププロテインは、ほとんどの商品が無添加です。
添加物とは「保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるもの」を指しますが、市場に多く出回っているホエイプロテインなどは、甘味料、着色料といった添加物が用いられています。

その点、ヘンププロテインは麻の実を粉々にしてパッケージングしているため、添加物を使用していない商品がほとんどだと思われます(商品によって違いがあるため、各商品をお確かめください)。

食品添加物は体内に取り込まれると、体が「異物が入ってきた!」と判断して、撃退する為に活性酸素を盛んに生成します。活性酸素が増えると、酸化作用が肌細胞にまで影響を与え、ニキビが発症・悪化してしまう原因になると言われています。

食品添加物は決して悪いものではありませんが、取りすぎも要注意。
生活の中でどうしても口にしてしまうものですが、少しでも肌への影響を少なくしたい人は、添加物の使われていないヘンププロテインを選ぶのが良いでしょう。

低温圧搾法(コールドプレス法)で作られている

ヘンププロテインの原料は麻の実。麻の実は、古くから栄養豊富な食物として知られており、現在でも七味に入っていたり、サラダにふりかけて食されたりと、様々な料理に使用されています。

ヘンププロテインは、この麻の実を細かく砕いたもの。多くの商品が熱をかけずに麻の実を加工する低温圧搾法(コールドプレス法)で、できる限り麻の実が持つ栄養を逃がさないように作られているから、総合的な栄養価が高いのです。

おすすめヘンププロテインのご紹介!

こちらで小休止。くらしとエコとでもプロテインを企画・販売しています。
興味のある方は、ぜひウェブサイトを覗いてみてください。

くらしとエコと:ヘンプとオーツ

「ヘンプとオーツ」は、なんとヘンププロテインに栄養豊富なオートミールを配合しているのが特徴。栄養成分がより高まっており、自然由来の植物性タンパク質などを豊富を摂ることができます。
運動後はもちろん、朝食時に飲むなど、毎日の栄養補給にピッタリのプロテインです。

肌トラブルの原因

そもそも、肌トラブルが生じる背景には何があるのでしょうか。

様々な原因が考えられますが、理由のひとつに、タンパク質不足が考えられます。
タンパク質は美肌に欠かせない栄養素であるものの、摂取したタンパク質は肌よりも生命活動を持続するための機能に優先的に送られます。
そのため、摂取するタンパク質の量が少なければ、必然的に肌に回されるタンパク質は少なくなってしまうのです。

1日に必要なタンパク質の量

では、どのくらいのタンパク質が健康維持、そして美肌づくりに必要なのでしょうか。
成人男性、成人女性の1日あたりに必要なタンパク質の量は以下の通りとなっています。

男性:65g程度
女性:50g~55g程度

体重1kgごとに1日1g必要、と言われることもあるタンパク質。思ったより多いと感じた方もいるのではないでしょうか。

ちなみに、現代人はなかなかこの目安量に到達することができず、1日あたり以下の量のタンパク質が不足しているという調査結果もあります。

  • 男性: -27.8g
  • 女性: -20.9g

思ったよりも大きな数字ではないでしょうか。男性も女性も、必要とされているタンパク質の、なんと約6〜7割ほどしか摂取できていないのです。
しかし、食事量を増やしてタンパク質を補うのは難しいですよね。そこでヘンププロテインの出番。食生活を見直したり、ヘンププロテインを食事+αで摂取することで、タンパク質を補うことができます。

お肌に効果的なヘンププロテインの飲み方は?

タンパク質の種類。動物性タンパク質。植物性タンパク質。

ヘンププロテインは、どのように飲むのが最も効果的なのでしょうか。
ヘンププロテインの栄養価は高いですが、もちろんこれだけで体に必要な栄養がすべて摂れるわけではありません。美肌を目指すには、食事による栄養とヘンププロテインによる栄養を効果的に摂取することが大切です。

ここでは、タンパク質が多く含まれる食材をご紹介します。
食事内容を意識しつつ、食事だけでは足りないタンパク質をヘンププロテインで補給することで、1日に必要な量を摂取できるようにしていきましょう。

動物性タンパク質が多く含まれる食材

  • 鶏肉(むね、ささみ、もも)
  • 豚肉(ひれ、もも)
  • 牛肉(かた、もも、ひれ)
  • 干物(いわし、あじ)
  • 赤身魚(マグロ、カツオなど)

鶏肉はタンパク質が多く摂れることは有名ですが、豚肉や牛肉においても、部位によっては一度にたくさんのタンパク質を摂取することができます。
また赤身魚、鮭、鯖なども、多くのタンパク質を摂取できます。

植物性タンパク質が多く含まれる食材

  • 大豆
  • 豆腐
  • 納豆
  • えんどう豆
  • 落花生(ピーナッツ)
  • アスパラガス
  • ブロッコリー
  • 芽キャベツ

大豆は植物性プロテインが摂れる食材の代表格。大豆からできている豆腐や納豆も、もちろん植物性プロテインが豊富です。
その他にも、えんどう豆や落花生といった豆類、野菜ではアスパラガスやブロッコリー、芽キャベツなどに、植物性プロテインが多く含まれています。

ぜひ食事の献立を考える際にプロテインを多く含んでいるかどうかも検討してみてください。

健やかで美しいお肌に必要な栄養素を補えるヘンププロテイン

今回は、美肌づくりには欠かせないヘンププロテインをご紹介しました。
普段から規則正しい食生活を送ることが何よりも大切ではありますが、食事だけでは足りないタンパク質は、ヘンププロテインで摂取するのがオススメ。
いつまでも健やかで美しいお肌を保つためにも、良質なタンパク質を積極的に摂取していきましょう!

 

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