基礎フーチング・スラブの計算
直接基礎(独立基礎、布基礎、べた基礎)
直接基礎に作用する応力から接地圧を計算し、地盤の許容支持力度以下であることを確認します。
地反力に対して、必要なベース筋本数、はかま筋本数の計算、せん断力、パンチングシアー、付着長さに対する検討を行います。
杭基礎
基礎計算条件ダイアログ
杭基礎に作用する応力から杭軸力を計算し、杭の許容支持力以下であることを確認します。
杭反力に対して、必要なベース筋本数、はかま筋本数の計算、せん断力、パンチングシアー、付着長さに対する検討を行います。
施工前誤差の入力により、建築行政情報センター「建築構造審査・検査要領」の「施工誤差のあらかじめの検討」ができます。また、施工後誤差の入力により、施工後の杭基礎の偏心曲げモーメントを曲げ戻しとして上部構造の応力計算で考慮することができます。
杭によるフーチングのねじれを検討できます。
「構造モデラー+NBUS7」と組み合わせて使用することにより、基礎計算用軸力をはじめとする支点応力、杭計算用の層せん断力など、上部構造から基礎構造に作用する荷重・応力を入力する手間が省けます。
基礎形状の自動生成・自動算定
基礎形式が直接基礎であれば地盤支持力を、杭基礎であれば杭支持力と杭本数を入力すれば、支点位置に生じる応力に対して必要となる直接基礎、杭基礎の形状から配筋までをボタン一つで自動生成し、基礎部の設計をスマートに支援します。
沈下量の計算
基礎フーチング・スラブ、および杭に対する即時沈下量、圧密沈下量を計算します。なお、布基礎、べた基礎においては柱支配面積に従って沈下量の計算を行います。
基礎ばりの剛性や隣接する基礎からの影響を考慮することができます。
建築基礎構造設計指針に基づき、相対沈下量、総沈下量、変形角を求めます。
基礎ばりの計算
施工前誤差により杭心(群杭心)の移動を軸力作用点からの基礎図心の偏心と見なす場合に、基礎ばり端部に生じる偏心曲げモーメントに対して安全性の検討を行います。