おつかれさまです。
先週の京都旅行の記事を小出しに投稿しています。
今回の京都旅行は、宇治でまで足を延ばしてみました。
有給を取得し、朝の通勤時間“社畜川”と称される品川駅コンコースの改札を通り抜け、新幹線に乗り込み京都駅へ。
奈良線に乗り換え、宇治駅に到着。
約2時間半で“社畜川”から宇治川へ流れ着きました。
宇治は『源氏物語』ゆかりの地。
作者・紫式部を主人公にした2024年の大河ドラマが始まる前に観光しておきたい!
だって、ドラマが始まったら混みそうじゃん。
ということで、三室戸寺、源氏物語ミュージアム、宇治上神社を観光し、10円玉でお馴染み、世界遺産・平等院へ。
初夏の青もみじに朱色の柱が映える国宝・鳳凰堂。
平成24年に着工し26年に竣工した平成の大改修では、この朱色が“真っ赤”から“落ち着いた深い赤”に塗り直されたそうです。
古い瓦に付着した顔料の分析結果によると、平安時代は“落ち着いた深い赤”だったようなので、創建時の姿に近づいたんですね。
ちなみに「鳳凰堂」という名称は、鳳凰が翼を広げている姿に見えることから名付けられたそうです。
確かに。
ああ、これが極楽浄土か…
こっちは毎朝“通勤地獄”よ。
だけど、約2時間半で東京の通勤地獄から宇治の極楽浄土へ!
都落ちした瑠璃ちゃんに教えてあげたい。
高いタワマンに住んでクルーザーに乗らなくても、安いアパートに住んで新幹線に乗れば、そこは極楽浄土よ!
端的に言って、幸せすぎる!
さて、言わずと知れた国宝ですが、いろいろとツッコミどころもあると聞きます。
例えばこの中央扉の上にバルコニーみたいなもの。
これ、出られないんですよね。
飾りか!
そして、1階と2階のバランス!
2階は人が通れる高さじゃない。(1メートルない)
意匠重視で機能性はあまりない建物であることがわかります。
いいのいいの。
ブライアン・イーノ♪
ここは極楽浄土。
機能性とか、いらないの。
建築美を追求しまくった結果、どの角度から見ても煌びやかだけど、拝観受付あたりから見るこの角度が好き。
阿字池では蓮の花がスタンバイ。
ここには「平等院蓮」という独自の品種があるんですよね。
蓮の花が咲いて、極楽浄土感が増した鳳凰堂も見てみたいな。
同じく宇治にある「三室戸寺」の蓮もスタンバイ中。
紫陽花が有名ですが、蓮の花は約100種250鉢あるそうです!
夏の宇治で蓮を楽しむ旅も楽しげ!
受付時間に間に合わず、鳳凰堂内部拝観は出来ませんでしたが、外観だけでも大満足の平等院・鳳凰堂でした!
さあ、今日も元気に通勤地獄へ!
そうだ 会社、行こう。
【夏の京都おすすめスポット】
紫式部の邸宅跡に建つ寺院
京都三名水で淹れるコーヒーが飲めるカフェ
桔梗が咲き始めた豪商・三井家の庭
※今週は京都関連の記事が多いけど、東京生まれHIPHOP育ちです。