石垣島からおよそ6㎞離れた場所に、竹富島はあります。美しい海に囲まれたこの島の外周は、わずかおよそ9.2㎞。竹富島の人々は沖縄の原風景を思わせる家に住み、暮らしを営んでいます。この記事ではビーチに絶景、歴史的なスポットまで、竹富島観光におすすめの場所を厳選してご紹介します。自転車を借り、南国の空気を肌で感じながら各スポットを回るのも楽しいでしょう。

なごみの塔

竹富島の人々の生活に根付いていた展望台「なごみの塔」

なごみの塔

写真提供:竹富町役場

竹富島集落の中心部に存在するなごみの塔。もともとは島の連絡事項を塔の上からメガホンで伝えるのに使用されていましたが、展望台として観光地化しました。傾斜が60度もある階段は幅およそ45cmしかないため一人ずつしか上れず、展望台部分も大人二人でいっぱいになってしまうほど小さな展望台ですが、現在は登降禁止となっています。竹富島の特徴である家々の赤瓦屋根を一望でき、その竹富島を象徴する景色は多くの人々を魅了しました。平坦な竹富島でもっとも高い場所として人気のあるスポットだったのですが、2016年に老朽化のため立ち入り禁止となってしまいました。現在は、隣接するあかやま展望台からの眺めが人気です。

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なごみの塔

住所

〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富

アクセス

○徒歩でのアクセス
 「竹富東港」から徒歩約15分

電話番号

0980-82-5445 竹富町観光協会

サイトURL

コンドイ浜

澄んだ海水を堪能するならこのビーチ!竹富島で唯一遊泳できる「コンドイ浜」

コンドイ浜

写真提供:沖縄観光コンベンションビューロー

  • 絶景

竹富島の西岸にあり、島で唯一遊泳ができる海岸がコンドイ浜です。真っ白な砂浜と、青をこえてほぼ透明に近い水色の海は、まさに楽園の光景。遠浅のため足をつけて遊ぶことも、シュノーケルをレンタルしてがっつり泳ぐこともできます。かき氷・飲み物の販売所が出店しているので、小腹が空いたら利用しましょう。潮の満ち引きのタイミングによっては「幻の浜」が出現。沖合に白い砂浜が現れ、海に浮かんだ様に見えます。近くには野良猫も多く、ただそこにいるだけでも癒される、竹富島に来たなら絶対に訪れたい海岸です。

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コンドイ浜

住所

〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富

アクセス

〇徒歩でのアクセス
 「竹富東港」から徒歩で約30分

電話番号

0980-82-5445 竹富町観光協会

サイトURL

西桟橋

竹富島で夕日を見るならここ!国の登録有形文化財でもある「西桟橋」

西桟橋
  • 絶景

竹富島の夕日は、日没時間の関係で宿泊しなければ見られない特別なもの。夕日を見るのに最適なスポットが西桟橋です。国の登録有形文化財であり、もともとは船の発着場として使われていました。西に向かって設置されており、目の前に広がるのは大海原と沈みゆく太陽のみ。凪いだ日には海は空をうつす鏡となり、空と海が一つになります。日が暮れた後は、夜のとばりの訪れと藍色に包まれる世界を見守りましょう。日没時は多かった人も、夜には少なくなって静かになります。桟橋に寝転べば、視界いっぱいにきらめく星に感動することまちがいなし。

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西桟橋

住所

〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富207

アクセス

○徒歩でのアクセス
 「竹富東港」から徒歩約20分

電話番号

0980-82-5445 竹富町観光協会

サイトURL

カイジ浜(星砂の浜)

星の砂を手にとって南国気分を味わえる「カイジ浜(星砂の浜)」

カイジ浜(星砂の浜)

写真提供:竹富町役場

  • 自然

カイジ浜は島の西にあり、コンドイ浜ともつながっている海岸です。別名星砂の浜とも。星の砂とは有孔虫の殻のことで、星形にみえることから名付けられました。砂を手にとり星の砂探しを楽しんでくださいね。この砂の持ち帰りは禁止ですが、土産屋で瓶詰めの星の砂とアクセサリーが販売されています。砂浜に設置された素朴な木製ブランコは若者の間で大人気。ブランコに乗る後ろ姿と、青い海・真っ白な入道雲の組み合わせはぜひ写真におさめておきたいところです。

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カイジ浜(星砂の浜)

住所

〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富

アクセス

○徒歩でのアクセス
 「竹富東港」から徒歩約35分

電話番号

0980-82-5445 竹富町観光協会

サイトURL

水牛車

竹富島の島内をゆったりと巡る「水牛車」

水牛車
  • 乗り物

竹富島といえば、水牛車を思い浮かべる方も多いのでは?人が歩くスピードよりもゆったりと進む水牛に乗って、30分ほど島内を回ることができます。水牛車から見る家々の赤瓦屋根と道に咲き誇る花々は、格別の美しさ。心地よい揺れと、ゆるやかに変わっていく景色を見ているうちに、竹富島のまったりした時間の流れになじんでいるはずです。さらにガイドさんが三味線で歌う「安里屋ユンタ」をゆったり聴けば、すっかり竹富島のペースに飲み込まれてしまうことでしょう。

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水牛車

住所

〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富371

営業時間

始 発 9:00
最終便 15:30

定休日

毎週水曜日(祝日をのぞく)
種子取祭

料金

大人(中学生以上)1,500円 子ども(小学生以下)750円

アクセス

○船でのアクセス
 「竹富東港」から専用送迎バスあり
 路線バス(公共交通機関)ではバス停「タカミネ」下車すぐ

電話番号

0980-85-2103

サイトURL

世持御嶽

竹富島最大の祭「種子取祭」では舞台となる神聖な場所「世持御嶽」

世持御嶽

写真提供:竹富町役場

御嶽は沖縄本島では「うたき」「おたけ」と呼ばれ、竹富島では「おん」と呼ばれます。御嶽は本土の神社のような、地域の守護神を祀ったり、祭祀を行ったりする場所です。竹富島には全部で28の御嶽があります。世持御嶽(ゆーむちおん)は火の神が祀られており、ここで旧暦の9月~10月頃に開催される種子取祭は600年続いていると伝わって国の重要無形民俗文化財に指定されており、島中の人が集まって神に踊りや狂言など70点余りを奉納する様子は活気に満ちあふれており、種子取祭を見るために竹富島を訪れる人も少なくないそうです。

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世持御嶽

住所

〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富

営業時間

なし 見学自由

定休日

なし

料金

無料

アクセス

○徒歩でのアクセス
 「竹富東港」から徒歩約15分

電話番号

0980-82-5445 竹富町観光協会

サイトURL

西塘御嶽

島の守護神として今もなお大切にされている西塘のお墓「西塘御嶽」

西塘御嶽

写真提供:竹富町役場

県指定文化財である西塘御嶽(ニシトウオン)。1500年ごろにこの竹富島で活躍した西塘という人の屋敷跡かつお墓です。西塘は竹富島出身で現在も首里城に残る園比屋武御嶽石門を完成させ、その功績が認められ、1524年に竹富大首里大家子に任命されて帰郷、蔵元(行政庁)を創立して、八重山行政の基礎を作った人物です。島の守護神としてあがめられており、よく掃除された石造りの鳥居と建物からは、今なお続く島民の西塘への尊敬をかいまみることができます。本土の神社とは趣の異なる、神聖な雰囲気を感じてみてください。

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西塘御嶽

住所

〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富

営業時間

なし 見学自由

定休日

なし

料金

無料

アクセス

○徒歩でのアクセス
 「竹富東港」から徒歩約15分

電話番号

0980-82-5445 竹富町観光協会

サイトURL

竹富島の集落

重要伝統的建造物群保存地区にも指定された集落の風景は必見「竹富島の集落」

竹富島の集落

写真提供:竹富町役場

竹富島の最大の魅力は、重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている集落の風景かもしれません。白砂の小道・赤瓦屋根・サンゴ石を積み上げた石垣で統一された集落はまさに沖縄の原風景。南国の暖かい気候のため、デイゴの花・ブーゲンビリアなどをはじめ、一年中、色とりどりの花が咲き乱れています。通りを歩く水牛や家々に置かれたシーサーはとてもフォトジェニック。のんびり歩くもよし、水牛車に乗るもよし、レンタサイクルで巡るもよし、高台から見下ろすもよしと、無限の魅力がある集落です。

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竹富島の集落

住所

〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富

アクセス

○徒歩でのアクセス
「竹富東港」から徒歩約15分

駐車場

なし

電話番号

竹富町観光協会 0980-82-5445

サイトURL

竹富郵便局

竹富島らしい外観がお出迎え!ここでしか買えない限定グッズも「竹富郵便局」

竹富郵便局

竹富島では郵便局も赤瓦の屋根です。置かれている赤いポストがなければ、郵便局だと気づかないほど集落に溶け込んでいます。竹富郵便局と書かれた看板の上の屋根に置かれたシーサーは、大きく口を開けて旅人をお出迎え。南国感あふれる可愛らしい外観を写真に撮った後は、ぜひ大切な人に手紙を出してみましょう。窓口で郵便物等を差し出す際、風景印を依頼すると、竹富島の景色等が描かれた風景印を押してもらえ、最高のお土産になります。(局前のポストに投函した場合は、通常の消印になるので注意)竹富郵便局の局名入りポスト型はがきも販売しています。

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竹富郵便局

住所

〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富500

営業時間

郵便窓口 平日9:00~17:00
貯金・保険窓口 平日9:00~16:00
ATM 平日8:45~17:30 土曜日9:00~17:00

定休日

郵便・貯金・保険窓口 土曜日・日曜日・祝日
ATM 日曜日・祝日

アクセス

○船でのアクセス
 「竹富東港」から徒歩約15分
○車でのアクセス
 「竹富東港」からすぐ

駐車場

あり

駐車料金

無料

電話番号

0980-85-2342

サイトURL
  • 神社仏閣

アイヤル浜

ゆったりと堪能したいときにおすすめ「アイヤル浜」

アイヤル浜

写真提供:竹富町役場

  • 自然

アイヤル浜は、島の東にある海岸です。島の中心部からは少し距離があるので、訪ねるのであれば自転車で行くのがおすすめ。道中は未舗装路で、両側を草木で囲まれている箇所もあって探検気分が味わえます。アイヤル浜の海はコンドイ浜より青さが際立っており、一味違った美しさを堪能できます。また、石垣島の市街地が見えたり、海上を高速船が行きかったりと、ここでしか見れない景色も見られます。島に宿泊する方は、散歩をしつつサンライズを見に行ってはいかがでしょう。空と海を照らしながら太平洋からのぼる朝日は、素晴らしい一日の始まりを予感させてくれます。

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アイヤル浜

住所

〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富

アクセス

○徒歩でのアクセス
 「竹富東港」から徒歩約30分

電話番号

0980-82-5445 竹富町観光協会

サイトURL


まとめ

多くの観光客が日帰りで楽しむ竹富島。しかし、夕日や朝日は島に宿泊しないと見ることができません。ぜひ素敵なホテルに泊まり、人が少なくなった竹富島から見る美しい景色を独占してください。


※2021年3月1日時点の情報です。
※最新情報は各施設の公式サイトをご確認下さい。

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