名古屋と言えば、日本有数の大都市のひとつ。名古屋市は中区に博物館や美術館、栄地区には繁華街があります。もちろん名古屋城や熱田神宮など歴史を感じるスポットも。観光もグルメも存分に楽しめるエリアです。
名古屋城
尾張徳川家の居城として栄えた国宝第一号「名古屋城」
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城
名古屋城は、江戸260年を通じて御三家筆頭・尾張徳川家の居城として栄えた城。本丸御殿は近世城郭御殿の最高傑作といわれ、天守とともに城郭として国宝第一号(昭和5年)に指定されました。現在、名古屋城は国内屈指の城郭として国の特別史跡に指定されています。本丸御殿は空襲で焼失しましたが、復元工事が行われたため、絢爛豪華な当時の姿を今も見ることができます。二之丸庭園は、藩主が居住した御殿の庭園では日本一の規模を誇ります。運がよければ、「名古屋おもてなし武将隊」と「徳川家康と服部半蔵忍者隊」にも会えるかも。
熱田神宮
草薙神剣をお祀りする「熱田神宮」
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神社仏閣
日本に数ある神宮の中でも、伊勢神宮に次いで格式が高いと言われている熱田神宮。熱田神宮には、三種の神器のひとつである草薙神剣が祀られています。約6万坪の境内には、樹齢千年を越える大楠がそびえ立っており、地元の人たちに親しまれています。6,000点もの収蔵品が眠っている信仰の歴史を物語る熱田神宮宝物館も、ぜひ拝観しておきましょう。境内外には本宮・別宮外43社が祀られ、年間に執り行われる祭典・神事は年間70ほど。中でも特に大きなお祭りは、「熱田まつり」と呼ばれる6月5日の例祭。天皇陛下のお使いとして勅使が御参向されます。
金シャチ横丁
名古屋を代表するグルメストリート「金シャチ横丁」
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グルメ
名古屋城と隣接するグルメストリート。名古屋の味、歴史、文化を世界に発信する場所。定番のみそかつ、味噌煮込みうどんから流行グルメまで楽しめます。限定メニューもあり、「名古屋名物 みそかつ 矢場とん 名古屋城 金シャチ横丁店」では黄金みそかつ御膳が人気。ロースの希少部位を厳選して使用しています。「山本屋総本家」では、名古屋名物・赤味噌を使った味噌煮込みうどんが提供されていますので、ぜひ食べてみてください。
名古屋名物みそかつ 矢場とん 矢場町本店
みそかつ専門店の総本店「名古屋名物みそかつ 矢場とん 矢場町本店」
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グルメ
愛知の代表グルメ「みそかつ」の専門店の総本店。創業70余年の歴史があります。現在のみそかつには、ドロッととろみのある赤みそだれをかけるのが主流ですが、「矢場とん」では串かつを”どて鍋”に浸して食べたという当時のイメージにこだわり続けています。厳選された食材と揚げ方に、バランス良くみそだれをマッチさせた味を、フロアスタッフがもてなしてくれます。裏名物「天然ジャンボ海老ふりゃ~」など、一品料理もぜひ頼んでみてください。
東山動植物園
動物飼育種類数日本一を誇る動植物園「東山動植物園」
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動物園・水族館
約500種の動物に出会える動植物園。動物だけでなく、お花畑やバラ園、日本庭園など、植物も豊富に楽しめます。動物園本園では、キリンやライオンなどの人気の動物たちも生活しています。展示施設も多様で、ゾウのふるさとスリランカをイメージしてつくられたアジアゾウ舎では野生に近い環境で過ごすアジアゾウを見ることができます。観覧通路からガラス越しでコアラを見られるコアラ舎前には、屋外型学習展示施設である「コアラフォレスト」もあり、子どもたちがコアラについて楽しく学ぶことができます。メディアなどでイケメンゴリラとして人気になった「シャバーニ」にも、一目会っておきましょう!
レゴランド®・ジャパン・リゾート
レゴ®ブロックの世界を体感!家族で楽しめる「レゴランド®・ジャパン・リゾート」
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テーマパーク
レゴランド・ジャパン・リゾートは、2歳から12歳のお子様とそのご家族が1日を思いきり楽しめるレゴランド・ジャパンとレゴランド・ジャパン・ホテル、さらには「見て、さわって、学べる」シーライフ名古屋が一体になったリゾートです。家族みんなで乗り物に乗ったり、レゴ®モデルに触れたり作ったりと、レゴブロックの世界観をテーマにしたインタラクティブな冒険型アトラクションがいっぱいです。
お泊りにはレゴランド®・ジャパン・ホテルがおすすめ。レゴの世界観がふんだんに詰め込まれた館内で、家族で忘れられない楽しい思い出を残してください。全客室にトレジャーボックス付きの子ども部屋があり、部屋の中で宝探しが楽しめます。館内にはクリエイティブ・ワークショップやウォータープレイエリアも人気です(要予約/対象客室あり) また、ホテル内に併設する水族館「シーライフ名古屋」は見て触って学ぶことができる体験型の水族館。木曽川をイメージしたエリアや、サンゴ礁、沈没船のエリアまで見どころも多く、かわいらしい魚たちが出迎えてくれます。
©2020 The LEGO Group.
名古屋市市政資料館
大正時代からの歴史の重みを感じる建築物「名古屋市市政資料館」
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美術館・博物館
大正11年に建てられたネオ・バロック様式のレンガ造建築物。裁判所の資料や、閲覧室には公文書や行政資料、市史資料が閲覧できるのが見どころ。特に変わっているのが、「留置場」の見学もできるところ。実際に使用されていた留置場の内部が見学できます。集いの場として集会・展示のためのスペースを貸し出しています。周辺にもおすすめスポットが多く、礼拝堂正面の3連アーチが優美なカトリック主税町教会のほか、門・塀と緑樹からなる屋敷や近代建築が残る美しい町並みの白壁・主税町・橦木町は必見です。
鶴舞公園
日本さくら名所100選にも選ばれた、絶好のさくらスポット「鶴舞公園」
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公園
100年以上の歴史を誇るお花見名所スポットで、約700本のソメイヨシノは「日本さくら名所100選」にも選ばれています。サクラ、バラ、ハナショウブ、緑豊かな憩いの場や、スポーツやレクリエーションの場として親しまれています。明治の欧化思想の影響を受けた洋風庭園と日本庭園、両方の趣も楽しめます。噴水塔、奏楽堂、胡蝶ヶ池、竜ヶ池が四季折々の自然と調和します。
徳川美術館
徳川家の貴重な所蔵品が収められている美術館「徳川美術館」
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美術館・博物館
徳川美術館は、徳川家康や尾張徳川家の所蔵品を収めた美術館。尾張徳川家は徳川将軍家御三家の筆頭格で、諸大名の中でも最高の格式を誇っていました。所蔵品は国宝9件、重要文化財59件、重要美術品46件、1,000振の刀剣など大名家伝来家宝のコレクションとしては日本最大級の規模。「大名道具とは何か?」「近世大名とは何か?」という問いに答えられる美術館です。江戸時代の大名文化と、日本が誇る歴史遺産を今に伝える中心的施設と言えるでしょう。
名古屋港水族館
日本最大の屋外水槽がある「名古屋港水族館」
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動物園・水族館
約500種の海の生き物と触れ合える名古屋港水族館。屋外に日本最大級の大きさのプールがあり、ダイナミックなイルカのパフォーマンスが楽しめます。北館2階の大きなガラス越しに水中のイルカやシャチ、ベルーガを見ることができるのも見どころのひとつ。ベルーガの美しい鳴き声も聞けるかも。また、これまでに知られている最古の鯨類の祖先・パキケタスなどムカシクジラ類の骨格レプリカや復元イラストも見られるので、海の生き物について詳しく学ぶことができます。
リニア・鉄道館
鉄道について体験しながら学べるミュージアム「リニア・鉄道館」
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美術館・博物館
鉄道の体験型ミュージアム。東海道新幹線を中心に、蒸気機関車や在来線、超電導リニアなど鉄道の実物展示を通じて、「高速鉄道技術の進歩」を紹介しています。39両もの実物車両の展示や時速500km走行を疑似体験できるミニシアター、運転手や車掌気分になれるシミュレータなど見どころがたくさんあり、子どもから大人まで1日中楽しむことができます。模型やパネルを使った体験展示も豊富です。
中部電力 MIRAI TOWER
街のシンボル「中部電力 MIRAI TOWER」
国の登録有形文化財にも認定されており、名古屋テレビ塔として日本で最初に建てられた集約電波塔。2020年9月にリニューアルオープンし、新たにホテルや店舗などが塔内に入居したことで注目されています。屋内展望台「スカイデッキ」では天井と足元に設置された鏡に名古屋の街並みが映り込み開放的な景色が楽しめます。さらに屋内だけでなく、ライティングも進化しました。開業60周年を期に誕生したライティング「煌」は、最新のLEDによる1,670万色の全面フルカラー機能が追加。多彩な色の表現が可能になりました。2021年5月には新名称「中部電力 MIRAI TOWER」として新たにスタート。名古屋のシンボルの今後の進化に、これからも注目したいところです。
トヨタ産業技術記念館
トヨタの技術の変遷を学べる「トヨタ産業技術記念館」
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美術館・博物館
トヨタグループ発祥の地に残された大正時代の赤レンガ造りの工場を、産業遺産として保存・活用し設立。繊維機械と自動車技術の変遷を、本物の機械による動態展示やスタッフの実演でわかりやすく紹介。「見て」「驚いて」「学ぶ」ことができ、ご家族で楽しめます。只今新型コロナウイルス感染防止対策の実施中により、ホームページをご確認ください。
名古屋港ワイルドフラワーガーデンブルーボネット
23の庭園が四季折々の花を咲かせる「名古屋港ワイルドフラワーガーデンブルーボネット」
中部電力が創立50周年を記念して作った、海と緑に囲まれた自然風庭園。園内には23のテーマガーデンがあり、それぞれのガーデンスタイルを目で楽しむことができます。野性的で美しい開花リレーのワイルドフラワーの丘、イギリスのトップガーデンデザイナーが創る伝統的で色鮮やかなイングリッシュガーデンなど、花たちが織りなす美しい四季折々の姿に注目してみてください。南エリアの体験型コミュニティガーデンは、市民ボランティアが食育や花育、農福連携など地域共生社会のための園芸福祉活動を展開する交流の場となっています。
大名古屋ビルヂング
ショッピング&グルメが楽しめる大型商業施設「大名古屋ビルヂング」
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グルメ
「大名古屋ビルヂング」は、名古屋駅からのアクセスが抜群の大型商業施設です。「上質」と「旬」をテーマに、洗練されたあらゆるジャンルのショップが勢ぞろいしており、プレゼント選びやお土産、自分自身の買い物などさまざまなショッピングが楽しめます。「大名古屋ビルヂング」が誇る飲食店では、地元の人気店から全国各地の有名店の食を堪能できるのも大きな魅力。さらに、館内5階には「スカイガーデン」と名付けられた屋上庭園が広がり、春は桜並木、夏はひまわり畑など季節に応じた装飾が施され、観光途中の憩いの場としてぴったりです。
オアシス21
シンボルである水の宇宙船が迫力満点の複合施設「オアシス21」
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グルメ
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フォトジェニック
個性的なデザインかつ、常に水が張られたガラスの屋根「水の宇宙船」で有名な「オアシス21」。自然豊かな広場「緑の大地」、毎週末多様なイベントが開催されている「銀河の広場」、ショップ街やバスターミナルで構成されており、幅広い楽しみ方ができるスポットとなっています。シンボルである水の宇宙船は夜にはライトアップされ、名古屋でも有数の写真映えスポットとして人気です。名古屋ならではの景色を写真に収めたい人にはうってつけの場所です。
白川公園
四季折々の自然と芸術的な噴水、彫刻が調和する「白川公園」
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公園
「白川公園」は、名古屋都市部に位置する公園です。敷地内に「名古屋市科学館」と「名古屋市美術館」があることから、日々多くの人々でにぎわっています。公園を代表するのは、科学館の目の前にある「虹の舞・白川」。シンボル的なモニュメントを背景に、噴水の水があらゆる動きをして人々の目を楽しませます。また、「彫刻の散歩道」では、木々とともに、個性的な彫刻や建造物を眺めながら散歩ができます。自然を感じつつも、同時に芸術も楽しめる癒やしのスポットです。
名古屋市美術館
地元出身作家の作品から海外の作品まで幅広く鑑賞できる「名古屋市美術館」
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美術館・博物館
「名古屋市美術館」は、名古屋市中区の白川公園内にある美術館です。展示は、「特別展」と「常設展」の2つがあり、特別展では特定の作家個人の展示や特定のテーマに沿った展示などが行なわれ、バラエティ豊かな作品を鑑賞できます。常設展では、約8,100点もの所蔵品から時期ごとに決められたテーマに沿って展示をしており、郷土ゆかりの作家の作品やエコール・ド・パリ、メキシコ・ルネサンス、現代美術などさまざまな作品を楽しめます。美術が好きな人はもちろん、普段美術にあまりふれない人でも、鑑賞を通して気に入る美術作品が見つかるかもしれません。
大須観音(寶生院)
地元の人から親しまれている日本三大観音の一つ「大須観音(寶生院)」
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神社仏閣
「大須観音(寶生院)」は真言宗の智山派の別格本山であり、正式名称は「北野山真福寺寶生院(ほうしょういん)」といいます。初詣には多くの人が参拝に訪れるだけではなく、毎月18日はご本尊 聖観音様のご縁日で、法要と骨董市が開かれます。骨董市は28日にも開催。年中問わず人でにぎわい、観光スポットとしてだけでなく、地元の人からも愛され親しまれている場所です。ご利益は、学業成就や合格祈願、家内安全や商売繁盛、厄除など。近くには、名古屋ならではのグルメやファッションを楽しめる「大須商店街」があるため、参拝帰りに立ち寄るのもおすすめです。
徳川園
自然景観を存分に堪能できる日本庭園「徳川園」
「徳川園」は、海に見立てた池に清流が滝から流れ落ちる様子によって「日本の自然風景」を表していることが特徴の庭園です。さらに、高低差の大きな地形や既存の樹林をそのまま利用し、武家社会の豪快さを象徴するような巨石を用いた岩組みによって、日本庭園ならではの景観が表現されています。豊かな自然は四季折々でその姿をがらりと変えるため、どの季節でもさまざまな木々や花々の様子を楽しめるのが魅力です。
とだがわこどもランド
身体をめいっぱい動かしながら楽しめる遊具が充実!「とだがわこどもランド」
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公園
「とだがわこどもランド」は、子どもたちにとって日常で触れる機会が少なくなった「自然」を感じながら自由に遊んで欲しいという思いから生まれた、名古屋市唯一の大型児童センターです。施設内には、約30種類の遊びが楽しめる東海地区最大級の「大型木製遊具」、水深が浅く小さなお子さまでも安心して遊べる「じゃぶじゃぶ池」など、外でおもいっきり遊べる遊具が充実しています。また、親子で一緒にペダルをこいで楽しめる「サイクルモノレール(3歳以上、1人1周100円)」も注目ポイントの一つ。小さなお子さまと一緒に名古屋旅行の思い出をつくるのにぴったりの施設です。
名古屋市博物館
尾張地方の旧石器時代から現在までの歴史を探訪できる「名古屋市博物館」
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美術館・博物館
名古屋市博物館は、昭和52年(1977年)10月1日に開館した歴史系博物館です。2階常設展「尾張の歴史」では、このうち約1千点の資料により旧石器時代から現代までのこの地方の歴史を紹介しています。また1階特別展示室では国内外の優れた文化遺産を紹介する特別展と、名古屋を中心とした尾張地域の歴史文化を掘り起こす企画展を年4回程度開催しています。館の前景として日本庭園を配し、四季折々の景色をお楽しみいただくこともできます。
名城公園
四季折々の花が訪れる人を出迎える「名城公園」
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公園
「名城公園北園」は、名古屋城のお堀より北側のエリアを指します。江戸時代初期、名古屋城築城と同じ時期に、もともとは沼地だった一帯に「御深井(おふけ)の庭」と呼ばれる自然景観を生かした庭園として造られたのが公園の原点です。この庭は明治になって陸軍の練兵場となり姿を消しましたが、1945年の大空襲後、荒れ野原となった一帯を市が戦災復興事業として、この地を「公園を設置すべき区域」に指定。西側にはおふけ池、中心には多目的の芝生広場、緑の木々を縫ったランニングコース等が1959年頃から整備されました。現在では四季折々の花が咲き誇る、名古屋を代表する公園の一つとして市民から親しまれています。