ダナン滞在で楽しめるおすすめ観光スポット10選

ベトナム屈指の観光地として、世界中から多くの観光客が訪れます。今なお16世紀から続く街並みが残されており、是非、ご自身の足で街歩きを楽しんでいただきたいスポットです。16世紀から現在に至るまで400年以上も変わらない街並みが残されています。当時の面影を残した貴重な場所としての価値が認められ、1999年には世界文化遺産に登録されました。そんな「ホイアン旧市街」は、ランタンの灯る幻想的な街としても人気があり、一度は目にしたことのある方も多いのではないでしょうか？旧市街と新市街の間を流れるトゥボン川では毎日灯籠が流され、月に1回、満月の夜にはランタン祭りが開催されています。また、日本人街と中国人街を結ぶため、16世紀末に日本人が建設した「日本橋 (来遠橋)」は屈指の観光スポットであり、ベトナムの紙幣にも描かれているほど有名です。

フエとは、19世紀初頭から20世紀半ばまで約150年にわたりベトナムを統治していたベトナム最後の王朝「グエン朝」の都です。ベトナム初の世界遺産として、1993年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。穏やかなフォン川の河畔には王宮や歴代皇帝の帝陵が残されており、「ベトナムの京都」とも呼ばれています。建造物のほとんどは中国・清朝のスタイルやフランスのバロック様式を取り入れて造られており、王朝時代の華麗な王宮や皇帝廟、寺院などが多く建ち並んでいます。

「バーナーヒルズ」は2013年にダナンの山の上に作られたテーマパークです。バーナーヒルズは複数の山が集まって出来ている珍しい構造であり、ロープウェーに乗り、山の頂上から別の頂上へと移動していきます。様々なアトラクションが並ぶ屋内施設など多くの見所がありますが、特に有名なのは何と言っても巨大な手に支えられた橋、通称「神の手」とも呼ばれる「ゴールデンブリッジ」です。橋の長さは約150ｍ、標高は1,000ｍ以上の高さにあります。そのため、橋の上を歩いていると本当に巨大な手に支えられているような不思議な感覚になることでしょう。天気の良い日は橋の上からダナン市街を一望できます。中世フランスの街並みが再現された「フレンチヴィレッジ」はバーナーヒルズの中で特に人気があるため、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか？

五行山（ごぎょうさん）はダナン郊外に位置し、山全体が大理石で出来ていることから「マーブルタウン」とも呼ばれています。その名の通り半径500mほどのエリアに5つの小さな山が集まって出来ています。5つの山にはそれぞれ陰陽説に基づいて「火・水・木・金・土」の名前が付けられていますが、現在はその中心的な山である「トゥイ・ソン」のみ一般公開されています。ダナンから車で約20分程のロケーションなので、是非、訪れてみてはいかがでしょうか。世界中で有名な中国の人気小説の主人公が閉じ込められた山として作品に登場するなど不思議な力を秘めた山として知られており、一見の価値ありです。

ダナンは「橋の町」と呼ばれるほど町の至るところに多くの橋が存在しています。中でもドラゴンブリッジは昼夜問わず圧巻の存在感を放ち、多くの観光客で賑わう人気のフォトスポットになっています。正式名称は「ロン橋」ですが、黄色の龍（ドラゴン）をモチーフにしたデザインのため、ドラゴンブリッジの愛称で親しまれています。全長666ｍあるこの橋は、両脇に歩道があるため自動車だけでなく歩行者の通行にも利用されています。現在、金・土・日曜日／夜21時から迫力あるファイヤーショーをご覧いただくことができます。是非、ダナンに行ったら立ち寄ってみてください。

ダナンの街中で一際存在感を放つ淡いピンク色が愛らしいダナン大聖堂は、フランス植民地時代に建てられた大聖堂のひとつです。地元民の信仰の場であり、またコミュニティスペースでもあるこの大聖堂は観光スポットとしても有名です。ダナン大聖堂はダナンで唯一の大聖堂であり、地元のカトリック信徒も多く訪れる場所となっています。ゴシック様式の大聖堂は塔の先端に鶏の像が飾られていることから「鶏教会」の愛称でも親しまれています。美しいステンドグラスや聖書のワンシーンを切り取った絵が並ぶ内部は一見の価値ありです。

ノンヌックビーチ沿いには多くの高級リゾートホテルが建ち並んでおり、ミーケビーチよりも静かにお過ごしいただけることが特徴です。一般の人が立入れるパブリックエリアと、ホテルに宿泊している人だけが利用できるプライベートエリアに分かれています。プライベートエリアからの眺望は、これぞリゾート地！といえる雰囲気を味わうことができます。人気小説にも登場する不思議な山であるダナンの人気観光スポットの1つ「五行山」に最も近いビーチで、市街地から離れた静かな環境と白く美しい砂浜が魅力です。

ダナンといえば、ベトナムを代表するビーチリゾート。「ミーケービーチ」はダナンで最も賑やかで、リゾート気分を存分に味わえるビーチです。近辺にはシーフードレストランなどが建ち並び、ビーチで1日を楽しむことができます。乾季は2月～8月ですが、乾季のはじまりは水温が低いため、ビーチやプールでのアクティビティを楽しみたい方は、徐々に気温が上がる3月中旬以降から9月上旬までがおすすめです。

ダナン中心部に位置するハン市場は、観光客だけでなく地元の人も多く集まるため、ローカルな雰囲気を味わいながらベトナムならではのお土産探しができるおすすめスポットです。ハン市場の敷地内はとても広く、2階建てのビルの中に多数のお店がショッピングモールのように建ち並んでいます。正装として着用するベトナムの民族服「アオザイ」やカゴバック、ワンピースなどのベトナムならではのお土産を購入したい方はもちろん、フルーツや魚介類といった食材まで幅広く売られています。

「ミーソン遺跡」は、2世紀末頃から15世紀頃まで栄えたチャム族の国家であり、チャンパ王国の遺跡の中で唯一、世界遺産に登録されている遺跡です。「ミーソン」とは「美山」を意味し、緑豊かな美しい自然とヒンドゥー遺跡が融合した神々しい景色が広がる世界遺産として有名です。