流行の発信地として世界中から注目を集め、グルメやファッション、芸術などあらゆる分野で世界をリードし続けている大都市「ニューヨーク」。誰もが一度はテレビや映画で見たことのある景色や街並みを楽しむことができます。数ある観光名所と素敵な街並みは、ニューヨークが初めての方もリピーターの方も、ぜひ訪れたい見どころが満載です。今回はニューヨークを訪れたら絶対にチェックしておきたいスポットをご紹介します。
ぜひ訪れたいスポット!
タイムズスクエア
最も賑やかな広場「タイムズスクエア」
「世界の交差点」の名称でも知られるこの場所はニューヨークで最も人通りが多く、世界中から多くの人々が訪れます。ニューヨークらしい光景を楽しむことができるスポットのひとつであり、数十ものLEDディスプレイに無数の文字が並ぶ圧倒的な空間が広がります。ブロードウェイミュージカルの劇場があり、ニューヨークのエンターテイメントの中心地となっているだけでなく、無数のお土産店や有名ブランドの本店も多く軒を連ねています。また、タイムズスクエアといえば年越しのカウントダウンイベントは特に有名です。110年以上続き、ニューヨークの年末を彩る恒例行事となっています。
自由の女神
アメリカの象徴「自由の女神」
1886年、アメリカ合衆国独立100周年を記念してフランスから贈られ、マンハッタンの南端から約2km離れたニューヨーク湾の真ん中に浮かぶ小さな島「リバティ島」に建てられました。台座も含めると高さ93mもあり、右手にたいまつを掲げ、左手にはアメリカ独立宣言「1776年7月4日」を刻印した銘板を抱いています。「世界を照らす自由」の正式名称を持ち、現在ではニューヨークはもちろん、アメリカを象徴する存在として世界中の人々に親しまれています。自由の女神は遠くから眺めることもできますが、ぜひ女神像のあるリバティ島へ上陸して間近で見学してみてはいかがでしょうか?
セントラルパーク
大都会にあるオアシス「セントラルパーク」
マンハッタン島のミッドタウンに位置し、ニューヨーカーにとって憩いの場所となっています。散歩道をジョギングしたり、芝生の上で日光浴をしたり、思い思いの時間を過ごすにはぴったりの場所です。都会にありながら驚くのはその広さ!距離にして約4km、公園内にあるベンチの数は約9,000個もあります。セントラルパークは単なる広い公園ではなく、観光スポットやアクティビティなど楽しめる施設がたくさんあります。公園内には遊園地や動物園もあり、特に小さい子供たちに人気のエリアです。また、近くにはたくさんのレンタルバイクショップがあり、サイクリングをしながら散策を楽しむのもおすすめです。
グランドセントラルターミナル駅
圧倒的な建築美「グランドセントラルターミナル駅」
数々のハリウッド映画にも度々登場するニューヨークの象徴的なシンボルの一つ「グランドセントラルターミナル駅」は、単に交通の要衝であるだけではありません。60を超えるショップや30ものレストランが軒を連ねており、ニューヨーカーの間では定番の待ち合わせ場所として知られています。また、観光客にもとても人気のスポットとなっており、歴史ある駅の建築を眺めたり、グルメやショッピングを楽しんだりする人々で賑わいます。大聖堂を思わせるような壮大な天井には12星座が金箔で描かれ、その周りには2,500 個の星が広がります。電車に乗らなくても、ヨーロッパルネッサンス風の建物の中にいるだけでわくわくするような空間が広がります。
9/11メモリアル
悲しみを忘れないために「9/11メモリアル」
2001年9月11日の悲しみを忘れないため、ツインタワーの跡地に作られました。「9/11メモリアル・プール(9/11 Memorial Pools)」と「ノースプール(North Pool) 」と呼ばれる2つの巨大な追悼の池の縁には犠牲者の名前が彫り込まれており、現在でも多くの人々が祈りを捧げるため足を運びます。池の周囲を囲っている木々の中には唯一生き延びた木も残っており、サバイバルツリー(生還の木)の名で親しまれています。9/11メモリアルに隣接している9/11メモリアルミュージアムには、犠牲者の写真や遺品、倒壊したビルの最後まで残っていた鉄骨、ビルの崩壊による犠牲となった消防車などが展示されています。
モルガンライブラリー&ミュージアム
豪華な図書室は必見「モルガンライブラリー&ミュージアム」
ニューヨークのミッドタウン、マディソンストリート沿いにあり、アメリカの5大財閥の1つであるモルガン財閥の創始者「J.P.モルガン」が生涯をかけて収集した珍しいコレクションの数々が展示されています。国定歴史建造物にも指定されている「モルガンライブラリー&ミュージアム」は、現在は美術館として一般公開されています。部屋全体を囲むように3段の本棚が積み上げらており、モダンで重厚感のある豪華な内装に思わずうっとりしてしまうほど。投資家、銀行家として活躍していた「J.P.モルガン」が晩年に過ごした部屋も見学できます。個人の所蔵コレクションとは思えないほどの美しい図書館に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
ブッシュウィック
ウォールアートを描く街「ブッシュウィック」
ブルックリン地区北部に位置するブッシュウィック。この町はウォールアートで有名です。ブッシュウィックがこのようなグラフィティ溢れる賑やかな街になったのは、「ブッシュウィックコレクティブ」という2012年に始まったストリートアートを増やすプロジェクトがきっかけでした。プロジェクト開始から3年後の2015年には10ブロックにわたるエリアにまで拡大し、ニューヨークをはじめ世界中から著名なアーティストが訪れて作品を描いています。全体的に色味が派手な壁画が増え、街全体が賑やかになっています。日々新しい絵が増えていき、訪れるたびに新しい楽しみを発見できる街です。
街歩き、ショッピングを楽しみたい!
ニューヨーク五番街
マンハッタンの中心「ニューヨーク五番街」
デパートや高級ブティックが集まる、代表的なショッピングエリア。数々の有名映画やドラマの舞台としても度々登場するニューヨークの象徴的な場所です。ファッションを中心にハイブランドからカジュアルブランドまで、思う存分ショッピングをお楽しみいただけます。ロンドンのオックスフォード通りやパリのシャンゼリゼ通りに並ぶ世界的に有名な高級エリアとして知られています。クリスマスの時期には街全体が華やかに飾られ、街歩きにおすすめです。
ダンボ
ブルックリンの映えスポット「ダンボ」
ダンボとは、「Down Under the Manhattan Bridge Overpass」の頭文字を取って付けた名称で、イースト川に面したブルックリン橋とマンハッタン橋の間とその近隣地域を指しています。ダンボには倉庫をリノベーションした商業施設が点在し、近年ではおしゃれなお店やカフェが増え、人気な観光地となっています。また、古い石畳の道が残されており、新しい中にもどこが懐かしい雰囲気が漂います。どこを撮っても絵になるようなエリアばかりですが、ブルックリンの建物の間から見えるマンハッタンブリッジは必見のフォトスポットで常に多くの人で賑わう場所となっています。2011年にメリーゴーランドが出来たことをきっかけに、現在では子どもや家族連れの方にも人気のスポットです。
ブルックリンブリッジ
マンハッタンの摩天楼を望む「ブルックリンビレッジ」
1883年の5月に開通したこの橋は、世界初の鋼鉄ワイヤーを使用した世界初の吊り橋です。全長1,834mのブルックリンブリッジはニューヨーク観光では外せないフォトスポットですが、観光客だけでなく、ニューヨークに住む人々が通勤やランニングなど日常生活で利用しています。ここに来れば、ニューヨーカーたちの日常を垣間見ることができるかもしれません。遠くから見ても美しい橋ですが、より楽しむにはぜひ歩いて渡ってみると良いでしょう。ブルックリンブリッジのそばにはマンハッタンの景色を一望できるブルックリンブリッジパークがあり、ベンチが多く市民の憩いの場になっています。夜景を見るにもおすすめです。
どこまでも広がる感動の眺望を楽しむ!
ロックフェラーセンター展望台
ニューヨークを一望「ロックフェラーセンター展望台」
ロックフェラーセンターの展望台にある「トップ・オブ・ザ・ロック」は、360度ニューヨークの絶景を見渡せる、まさにニューヨークの景色を堪能するのにぴったりの場所です。ビルの屋上にある高さ266mの展望台からは、マンハッタンの象徴的建物「エンパイアステートビル」を目の前に見ることができます。その景色を写真に収めるには、ロックフェラーセンター展望台のトップオブザロックがおすすめです。また、ニューヨーカーにとっての憩いの場所である「セントラルパーク」を見下ろすことも出来ます。クリスマスシーズンはとても活気に溢れており、多くの観光客で賑わいます。期間限定のスケートリンクがオープンし、巨大なクリスマスツリーが飾られ、ニューヨークのクリスマスの代表的な場所のひとつとなっています。
ワン・ワールド・トレード・センター
アメリカ1の高さを誇る「ワン・ワールド・トレード・センター」
ワールドトレードセンター跡地の再開発として2014年に建設されました。高さ1,776フィート(約541m)を誇り、アメリカ国内では一番高く、世界でも三番目の高さを誇ります。1,776フィートはアメリカ独立の年「1776年」にちなんだ高さになっています。ワン・ワールドトレードセンターの三角形を合わせたデザインの外観は、見る角度によって全く異なる形状に見える作りとなっています。102階にあるワンワールド展望台はニューヨークで最も新しく、展望台まではなんとエレベータで約60秒という速さ。3フロアに渡り360度ニューヨークの景色を一望できます。ニューヨークを訪れた際には絶対に外せない観光スポットの1つです。
芸術や音楽を楽しみたい!
ブロードウェイ
世界屈指の劇場街「ブロードウェイ」
ブロードウェイはニューヨーク市マンハッタン島を南北に走っている、全長20km以上にも及ぶ目抜き通りです。しかし、一般的には「劇場街」の意味で使われることが多く、現在ではミュージカルの代名詞となっています。劇場街には人気のミュージカルを上演する数々の劇場が立ち並び、ニューヨークのタイムズスクエアを中心としたブロードウェイの周辺は「世界の交差点」と呼ばれるほどの世界的観光名所となっています。誰も一度は聞いたことのある定番の作品からユニークな作品まで、ニューヨークのブロードウェイはミュージカルが初めての方でも楽しめる内容となっています。エンターテイメントの街ニューヨークで、本場ブロードウェイミュージカルを鑑賞してみてはいかがでしょうか?
ジャズ
本場の音楽に酔いしれる「ジャズ」
ジャズの本場であるニューヨーク。ニューヨークには老舗のジャズクラブが集結しています。ジャズクラブはジャズ生演奏専門のライブハウスのため、コンサートホールとは異なりステージと客席が近いのが特徴です。今回はそんな名門ジャズクラブを2つご紹介いたします。
<ブルーノート>
ニューヨークにあるジャズクラブの代表格。エントランスは建物から飛び出しているグランドピアノの形をした屋根が目印です。
<バードランド>
ジャズ黄金時代にニューヨークを代表するジャズクラブとして、ブロードウェイに開業しました。店名はジャズの巨人と呼ばれるチャーリー・パーカーのニックネームである「バード」にちなんだものです。初めてのジャズ体験でも気軽に楽しめます。
いかがでしたでしょうか。
世界的にも有名な定番観光スポットや、毎週人々でにぎわうショッピング街や本場の音楽を楽しめる観光スポットなど、ニューヨークにはたくさんの観光名所がございます。
この記事を参考に、施設、予算などを比較しながら、旅の目的にあった観光をお楽しみください。
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※2022年11月1日時点の情報です。
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