久々の海外旅行は香港に決まり!”香港の今”を楽しむ旅
みなさんは香港と言ったら何を思い浮かべますか?夜景に美味しいグルメ、アジアンチックな繁華街など...沢山ありますね!!
今回は、近年ますます進化を遂げている”香港の今”をご紹介します!
久々の海外旅行は不安だらけでなかなか一歩を踏み出せない方もいると思いますが、香港は近年、定番観光スポットに加えて様々なニュースポットが誕生し、ますます魅力あふれる都市に発展しています。
久々の海外旅行は香港に決まり!香港のおすすめ観光地やホテルをご紹介します。
1. “アート”が熱い!香港のニュースポット
西九龍(ウエストカオルーン)
香港アートや芸術の新名所と言われている「西九龍(ウエストカオルーン)」をご存じですか?
この新興地区は、新たなアートスポットや展示センター、カフェなど香港の芸術と文化の中心地として盛り上がりを見せているエリアです。
最先端エリアの隣には、昔ながらの伝統と生活が感じられる街並みが広がっています。
M+(エムプラス)
今回は様々なスポットの中から、2021年11月にオープンした美術館「M+(エムプラス)」に行ってきました。
「M+(エムプラス)」は、20~21世紀の視覚文化に特化したアジア初のヴィジュアル・カルチャー美術館。17,000平方メートルの巨大な展示スペースに33の展示室、3つの映画館、視聴覚ライブラリー、ルーフテラス、ミュージアムショップやカフェ・レストランがあります。
アジア最大級の規模といわれている通り、中に入るとまず建物の大きさに圧巻!
メインギャラリーは2階にあり、昭和時代のテレビや電子機器、日本文化を象徴とする”絵文字”の展示があります。
数ある展示の中には、手紙を書いて飾ることでアートに直接参加できるものも!
私も日本語で1枚書いてみることに。自分も参加できる展示があるだけで、少しわくわくします(笑)
誰か見てくれるといいなあ...。
時間に余裕がある方は、ミュージアムショップにも寄ってみてください。
ユニークなデザインのお土産を購入するのもよいですね。
今回は「M+」のみの見学となりましたが、周辺には「香港故宮文化博物館」や「戯曲中心(戯曲センター)」など、旬の香港を体感できる場所が沢山あります。
1日かけて西九龍を巡ってみるのもおすすめですよ!
オールド・タウン・セントラル
アートといえば、「オールド・タウン・セントラル」エリアの様々な場所に点在しているウォールアートも見逃せない!ということで訪れてみました。
あの有名な日本人の作品も発見!
エッグタルトが人気のお店やカフェもあるので、作品を見ながら街ブラするのが楽しかったです。
アートが熱い香港ならではの街並みを、ぜひチェックしてみてください。
中環街市(セントラルマーケット )
「オールド・タウン・セントラル」エリアの近くにある「中環街市(セントラルマーケット )」。
香港市民の生活には欠かせないローカル市場が、その長い歴史や文化を残しながらもオシャレで現代的な複合施設として2021年8月にリニューアルオープンしました。
レトロな雰囲気と現代の融合がオシャレです。
施設内には雑貨屋さんや飲食店などが入っています。
マグネットや靴下、レトロでかわいい雑貨のほか、麻雀パイなど香港らしいものも売られているので、お土産探しにぴったりです。ついつい色々欲しくなってしまいます...。
フードコートやカフェもあるので、観光途中の休憩スポットとしてもおすすめです。
2. 世界3大夜景で有名!香港の夜景を満喫
ピークトラムとビクトリアピーク
ビクトリア・ピークは、標高552mの「大平山」と呼ばれる山で、香港を代表する絶景スポットです。
今回は、山頂駅にある個性的なランドマーク「ピーク・タワー」から望む素晴らしい夜景を求めて、トラムで移動してみます!
こちらが、山麓駅⇔山頂駅間を走る「ピーク・トラム」。片道約1.4キロメートル、約8分間乗車します。
かなりの急斜面を走るケーブル鉄道なので、アトラクションのような感覚で楽しめました!
絶景を観るためには、行きは進行方向の右側、帰りは進行方向の左側に座るのがマストです。
ちなみに、乗り場や、乗り場までの通路も2022年にリニューアルされ、車両も第6世代の新車両で運航しているとのこと。車内はとても綺麗でした!
乗り場は、香港島の中心に位置する「MTRセントラル駅」より徒歩圏内。歴史は古く、1888年から運行しています。
私は、21時過ぎにトラムに乗車したこともあり、人が少なくほとんど待たずに乗車できました。夕方は混雑するようなので、夕食の後など、時間をずらして乗車するのが良いかもしれません。
ビクトリア・ピークに到着!今回は、「ピーク・タワー」の最上階にある「スカイテラス428(有料展望デッキ)」から夜景を鑑賞しました。
テラスからはユニークな形のビル群を望むことができ、初めてみた煌めく夜景に感動。自分の目で観る香港の夜景は、写真よりもインパクトがありました。
感動的な香港の夜景を楽しみたい方はここからの景色をおすすめします!
「ピーク・タワー」内にはレストランやお土産ショップもあり、景色以外の楽しみも充実しています。
お昼は、夜とは雰囲気の異なるビクトリア・ハーバーの絶景を眺めることができるとか!次回訪れた際に、観てみたいです。
シンフォニー・オブ・ライツ
"香港"ときくと、真っ先に思い浮かぶのがビクトリア・ハーバーの夜景。
その香港を代表する夜景がより楽しめるレーザーショーが、毎日20時から約10分間実施されます!
どこから鑑賞するのがよいか悩みますが、おすすめは尖沙咀(チムサーチョイ)にある海沿いのプロムナード。誰でも無料で楽しめるので、滞在中1度はぜひ訪れてみてください。
周りにはレストランもあるので、夕食後に鑑賞するのもおすすめです。
3. 乗り物が楽しい香港!
スター・フェリー
香港を訪れたら一度は乗ってみたい「スター・フェリー」。ビクトリア・ハーバーを行き来するフェリーで、九龍⇔香港島間を運航しています。
九龍側にある尖沙咀(チムサーチョイ)、香港島側にある中環(セントラル)、灣仔(ワンチャイ)の計3つの乗り場から乗船できます。
運航路線は、尖沙咀~中環間、尖沙咀~灣仔間の2つ。今回は尖沙咀⇒中環の移動に利用しました!
船内には、その名の通り、至る所に星形のマークがあり、レトロでかわいらしい内装になっています。
私が乗船したときは、席の争奪戦になりましたが、何とか座ることができました。ビクトリア・ハーバーの景色を楽しみたい方は、窓側の席がおすすめ。
風が強い日でしたが大きな揺れはなく、船酔いしやすい私でも酔うことはありませんでした。
乗船時間は約7分程度と短いので、ビクトリア・ハーバー間の移動に是非乗ってみてくださいね!
2階建てのトラム
香港の乗り物と言えば、このかわいらしい2階建てのトラムを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
歴史ある香港のレトロな2階建てトラムは、香港島の北側を東西に走る路面電車で、どこから乗り降りしても料金は一律「3香港ドル(約60円)」!お得に市内を周遊できます。
香港島の観光拠点「中環(セントラル)」、ローカル色が強い「灣仔(ワンチャイ)」や、若者で賑わう「銅鑼湾(コーズウェイベイ)」を通るので、香港島内の観光に便利です。
乗車はかんたん!後ろ側から乗って、ドライバー側のドアから降ります。料金は下車する際にオクトパスカード(交通系ICカード)をかざすか、香港ドルを払います。おつりがでないので要注意です。
たまたま乗車した日が日曜日&香港の敬老の日(60歳以上が乗車無料)で、車内はかなり混雑していましたが、ぎゅうぎゅう詰めで乗ったトラムも良い思い出です(笑)
写真のように、停留所は道路のど真ん中にあることがほとんど!見慣れない光景にビックリしました。
オープントップバス
「オープントップバス」(日本語ガイド付き)にも乗車しました。
きれいな夜景のハーバーフロントや、華やかなネオンの街を爽快に走り抜ける観光バスです。
風が気持ちよく、手を上げたら看板に手が届いてしまいそうでスリルも満点。
風にあたりたくない方は、バスの1階または2階の1番前の席に座るのがおすすめです。
スター・フェリーや2階建てトラムは移動手段としても使われていますが、こちらは観光バスなので、オプショナルツアーの予約が必要です。日本語ガイド付きは現地で予約が出来ないので、事前に日本で予約をしていきましょう!
4. 香港をもっと楽しむなら
文武廟(マンモーミュウ)
約150年前に建てられたと言われている道教寺院「文武廟(マンモーミュウ)」。
ウォールアートが有名な「オールド・タウン・セントラル」エリアにあります。
中に入ると、渦巻き状のお線香がたくさん吊るされていて圧巻!煙が漂っていて、とても雰囲気があります。
日本の寺院とは異なり煌びやかな印象もありました。
渦巻き状のお線香は、大・小とサイズがあり購入することが可能です。赤い紙には願い事が書かれていて、お線香が燃え尽きると願いが叶うとされています。
(頭上から降ってくるお線香の灰や煙には要注意!)
文武廟は、文学の神様と武道の神様が祀られており、開運&パワースポットでもあります。
今回、私はおみくじを引いてみました。日本では、おみくじの棒を1本選んで引くのが一般的ですが、香港のおみくじは筒を振り続けて最初に外に飛び出た棒の番号で占います。
私は中吉でした!
文武廟には、その名のとおり科挙の神様「文昌帝君(ぶんしょうていくん)」と武道の神様「関聖帝君(かんせいていくん)」が祀られており、「文武両道」の神様と言われています。
手前にある筆を持った「手」を触ると頭がよくなり、「剣」を触ると強くなると言われています。
リボンとお線香を購入してお供えすると、願いが叶うと言われているそうですよ。お時間がある方はぜひお参りもしてみてください。
女人街(ノイヤンガイ)
女人街(ノイヤンガイ)の合言葉は「ペン・ディー・ラー」。
※日本語で”安くしてください”という意味です。
女人街は、Tシャツやマグネットなど、雑貨を売る屋台が連なるナイトマーケット。ちょっと変わったものや面白い雑貨もあるので、お土産探しにもおすすめです。
混雑した道を歩くので、スリには注意しましょう。また、偽ブランド品にもご注意ください。
「ペン・ディー・ラー」と言いながら、電卓を使って値段段交渉するのが楽しくて私もお土産を購入。
まとめ買いをしたら少しお得に購入できました!
5. 香港観光におすすめホテルを3つご紹介
ホテル アレクサンドラ
2021年にオープンしたホテル。
ホテルに入った瞬間からゴージャスな空間が広がっています。
香港島の中心部、ウォーターフロントに位置しており、MTRフォートレスヒル駅から徒歩約2分と好立地。観光スポットやショッピングモールにもアクセス抜群です。
私が宿泊した時はちょうどクリスマスシーズンだったため、クリスマスツリーが迎えてくれました。
とにかく煌びやかな空間で、たくさん写真を撮りたくなります。
ロビーがゴージャスな一方、お部屋は落ち着いた雰囲気。
この落ち着いた雰囲気がとても居心地よく過ごしやすかったです。
ハーバーグランド九龍
MTRワンポア駅から徒歩約2分、観光にも便利な立地にあるホテル。
ロビーに入ると大理石の階段と香港の美しいハーバービューが出迎えてくれ、ロビーもお部屋も清潔感のあるホテルです。
今回は「デラックスハーバービュールーム」に宿泊。
広々としたお部屋で、シャワールームとバスタブがあるのが嬉しかったです。テレビでYouTubeを見ることもできます。
このお部屋の魅力は窓からの絶景!朝焼けが美しいハーバービューの景色に感動しました。
天気が良かったこともあり、朝目覚めると目の前に朝日が。旅の疲れも癒されて、気持ちの良い目覚めでした。
ホテルの屋上には、プールとフィットネスセンターがあります。
プールは片面ガラス張り!絶景が楽しめます。冬の期間はプールに入ることができませんが、屋上で景色を楽しむことができます。
観光だけでなくプールなどで充実した滞在を楽しめるのも嬉しいです。
ハーバープラザ メトロポリス
MTRホンハム駅・ショッピングモールに直結している観光に便利なホテル。
駅に向かう途中にあるショッピングモールにはレストランやコンビニが入っているので、ちょっとしたお買い物にも便利です!(私も夜食をコンビニでゲットしました)
写真の正面にあるのがホテル、向かって左方向に進むとショッピングモール、右方向に進むとMTRホンハム駅があります。
今回はスーペリアルームに宿泊しました。
客室内はシンプルで過ごしやすいです。歯磨きやヘアブラシ、使い捨てスリッパ等のアメニティも揃っています。
有名日本人アーティストが過去にライブをした屋内競技場がすぐ近くにあるので、ライブやイベントの際に利用するのにおすすめなホテルです。
6. 旅行中に悩んだらココ!
日本語対応の、JCBプラザ ラウンジ・香港
初めての香港で、何をすればよいのかわからない…という方におすすめなのが「JCBプラザ ラウンジ・香港」。JCBのマークがついているクレジットカード、デビットカードを提示するだけで、以下のサービスが利用可能です。
【休憩、Wi-Fi 無料サービス、お荷物預かり、ドリンクサービス、専用お手洗い等】
香港の観光資料もそろっていて、現地の美味しいレストランを代理で予約していただけるサービスもあります!
香港到着日に立ち寄って観光スポットの情報収集やレストランの予約をお願いし、帰国日のホテルチェックアウト後、手荷物を預かってもらい、出発まで付近を観光する…などの使い方ができますよ。
海外旅行はとても不安なことだらけですが、ここに来れば日本語での対応なので安心!忙しくて調べる時間がない方や、ひと休みをしたいという方にもおすすめです!
まとめ
久しぶりの海外旅行。香港の”今”を知るとともに、渡航手続きなどもデジタル化がより進んでいて、とても刺激的な旅となりました。
ニュースポットが誕生している魅力たっぷりの香港は、初めて行く方に限らずリピーターの方でも思う存分楽しめる都市です。
市内の人気観光スポットのほとんどはMTR(香港の地下鉄)で移動できますが、タクシーやバスも気軽に利用ができる交通手段のひとつです。
金・土・日などの週末を利用して、2泊3日の短期滞在でも気軽に楽しめる香港。ぜひご友人やご家族、恋人と訪れてみてくださいね!
この記事は2024年6月21日時点の情報です
香港のプランを見る
この記事を書いた人
海の景色が大好き!商品企画・販促担当
タナカヒナ
商品企画・販促を担当しています。
週末はサイクリングかお酒を飲んでのんびり過ごしています。
旅行で海に行くのも最高ですが、いつか海沿いに木造のお家を買って、ゆったり暮らしたいなあ・・