忘却とは 忘れ去ることなり 忘れえずして... 某物語の一節
ですが 記憶について 人は ある程度 自分に都合よく修正
していく 習性があって 美化されていく 傾向の 長期記憶が
残るようです。短期記憶には7±2が容量とされこれをマジカル
ナンバーと称しています。あと 感覚記憶は経験によって蓄積
されていくもので 生物として 生き延びるための原点の記憶
で 遺伝子によっても 種の保存の為に 受け継がれていると
一般的 には 言われております。 物事を 記銘して 保持し
再生していくことが 記憶 の要素ですが 曖昧になり 正確か
と問われると 細部に確信を持てないのが 人としての常です。
ただ 潜在意識のなかで 海辺で 育った人は 潮騒を聞くと
落ち着き 山間で 育った人は 野鳥の さえずりで 落ち着く
ように 知らずしらずの内に 体や頭に しみこんでいく記憶で
環境にもよりますが その人の嗜好や性格 感情や皮膚感覚
の 方向性が ある程度 固まっていく こともある ようです。
写真のペーパーバック 織守きょうや著「記憶屋」は札幌への
列車内で読み切りました。(ちょうど2時間)ホラーというよりは
青春小説で 裏ヒロイン的高校生と 若手弁護士さんのキャラ
が 隠し味の 記憶のお話、漫画やテレビで お馴染みの掟上
今日子の備忘録 忘却探偵ものシリーズとは 違ってホンワカ
仕上げに なっていましたし おもしろかった ですよ。
バンドの現課題曲ベースのフレーズは 何度やっても覚えきれ
ません。ひたすら フレットに 指を置いての繰り返しで自然に
スケーリングできるよう 短期記憶と指使いでの体得のみです。
そういえば 昔の コミックバンドの 鳥取県 ギャグ
(O脚とはガニ股なり ! ドンキーカルテットの 古きコントから)
を 思い出します。 あの ♪アパッチ も サイコ― でした。
♪ WHEN (忘れえぬ君) ♪ ディーブ クラーク ファイブ
劇的なピアノのイントロから 始まる 隠れた 名曲バラードで
♪ビコーズとともに愛唱歌♪ フェン ザ ワールド ガッツダーク...
ドラマーでリーダーだったディーブ クラークがビジネスでもやり
手で DC5の著作権等を持ち 余り 再発や露出をしていません。