内容説明
本書は、これからM&A仲介業界に参加する未経験のコンサルタントや仲介会社だけでなく、M&A仲介業務の経験が1年~2年程度のコンサルタントの知識の本質の理解を深め、実務上の経験を補える内容です。法務を取り上げていますが、法務はビジネスの中で活かされて初めて意味のあるものです。そのため、本書では、法務知識だけでなく、ビジネスの観点からも解説しています。コンサルタントに求められる知識や能力が顧客の期待を上回るために、M&Aに関する知識の趣旨や目的を理解し、丁寧で確実な業務を行えることができるようなつくりとなっています。
目次
第1章 コンサルタントに求められる法務(M&A事業者の役割;M&Aの類型を踏まえた業務上の留意点 ほか)
第2章 M&Aに関する基礎知識(法令)(ビジネス・経営における法令の関わり方;会社の成長プロセスと会社法 ほか)
第3章 M&Aに関する基礎知識(業務)(受託活動;売り手と買い手のマッチング活動 ほか)
第4章 業務上のQ&A(受託活動に関連するQ&A;マッチング活動に関連するQ&A ほか)
著者等紹介
森井聡[モリイサトル]
弁護士。M&Aリーガルパートナー法律事務所代表。会計事務所での中小企業への経営アドバイスや、事業会社での経営企画グループのリーダーとしての経験を経て、大手M&A仲介会社に入社。大手M&A仲介会社では、法務業務にとどまらず、ビジネス・税務会計・法務の視点で横断的に案件分析を行う。現場主義を実践し、お客様と直接接点をもつコンサルタントの悩みを多数解決してきた。M&Aに関する執筆や講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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