世界史の哲学講義 上 / ヘーゲル,G.W.F.【著】〈Hegel,Georg Wilhelm Friedrich〉/伊坂 青司【訳】 - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア

講談社学術文庫<br> 世界史の哲学講義〈上〉ベルリン 1822/23年

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講談社学術文庫
世界史の哲学講義〈上〉ベルリン 1822/23年

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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065133361
  • NDC分類 134.4
  • Cコード C0110

出版社内容情報

従来『歴史哲学講義』として読まれてきたのは第三者による編集の産物だった。初回講義を忠実に再現した完全版、ついに邦訳刊行!G・W・F・ヘーゲル(1770-1831年)は、『精神現象学』、『大論理学』などを公刊し、その名声を確かなものとしたあと、1818年にベルリン大学正教授に就任した。その講義は人気を博したが、中でも注目されることが多いのが1822年から31年まで10年近くにわたって行われた「世界史の哲学講義」である。
この講義はヘーゲル自身の手では出版されず、初めて公刊されたのは1837年のことだった。弟子エドゥアルト・ガンスが複数の聴講者による筆記録を編集したものであり、表題は『歴史哲学講義』とされた。3年後には息子カール・ヘーゲルが改訂を施した第二版が出版され、これが今日まで広く読まれてきている。日本でも、長谷川宏氏による第二版の訳が文庫版『歴史哲学講義』として多くの読者に手にされてきた。
しかし、第一版は最終回講義(1830/31年)を基礎にしながらも複数年度の筆記録を区別をつけずに構成したものであり、その方針は初回講義(1822/23年)の「思想の迫力と印象の鮮やかさ」を取り戻すことを目指した第二版も変わらない。つまり、これでは初回講義の全容が分からないのはもちろん、10年のあいだに生じた変化も読み取ることはできない。
本書は初回講義を完全に再現した『ヘーゲル講義筆記録選集』第12巻の全訳を日本の読者諸氏に提供する初の試みである。ここには、教室の熱気とヘーゲルの息遣いを感じることができる。今後、本書を手にせずしてヘーゲルの「歴史哲学」を語ることはできない。

[目次]
〔序論〕世界史の概念
〔A〕歴史の取り扱い方
〔B〕人間的自由の理念
〔C〕国家の本性
〔D〕世界史の区分
〔本論〕世界史の行程
 〔第一部〕東洋世界
〔第一章〕中国
〔第二章〕インド
〔第三章〕ペルシア
〔第四章〕エジプト(以上、上巻)
 〔第二部〕ギリシア世界
〔第一章〕ギリシアの民族精神の起源
〔第二章〕ギリシア精神の成熟
〔第三章〕衰退と没落
 〔第三部〕ローマ世界
〔第一章〕ローマの権力の形成
〔第二章〕ローマの世界支配
〔第三章〕ローマの没落
 〔第四部〕ゲルマン世界
〔第一章〕初期中世の準備
〔第二章〕中世
〔第三章〕近代の歴史

編者まえがき
〔序 論〕世界史の概念
 〔A〕歴史の取り扱い方
 〔B〕人間的自由の理念
 〔C〕国家の本性
 〔D〕世界史の区分
〔本 論〕世界史の行程
〔第一部〕東洋世界
 〔第一章〕中 国
 〔第二章〕インド
 〔第三章〕ペルシア
 〔第四章〕エジプト


G.W.F・ヘーゲル[G.W.F ヘーゲル]
著・文・その他

伊坂 青司[イサカ セイシ]
翻訳

内容説明

『精神現象学』、『大論理学』で名声を確立したヘーゲルは、一八二二年から没年(一八三一年)まで、「世界史の哲学」と題された講義を行う(於ベルリン大学)。大哲学者が主題にした「普遍的な世界史」とは何か?本書は、初年度講義の筆記録を完全に再現した貴重な記録である。上巻には、序論「世界史の概念」から本論第一部「東洋世界」までを収録。

目次

序論 世界史の概念(歴史の取り扱い方;人間的自由の理念;国家の本性;世界史の区分)
本論 世界史の行程(東洋世界)

著者等紹介

ヘーゲル,G.W.F.[ヘーゲル,G.W.F.] [Hegel,Georg Wilhelm Friedrich]
1770‐1831年。ドイツ観念論を代表する哲学者。弁証法を創始し、壮大な哲学体系を構想した

伊坂青司[イサカセイシ]
1948年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程満期退学。現在、神奈川大学教授。専門は、哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Iwata Kentaro

2
非常に面白かったし読みやすかった。訳注も親切。最後は時間なくて飛ばし読んでしまったのでまた再読します。2019/05/05

ヨシツネ

2
アジアにもしっかりと目を向けている印象底本の問題はあるみたいだが2018/12/02

( ͡° ͜ʖ ͡°)

1
最近は、哲学的、反省的なフリをして、原初的への回顧が足りない記述が多いのかもしれない。そんなことを考えさせられました。

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