明治22年(1889年)には本嘉納家8代目秋香翁が「どうしても良い酒を造る」の信念でドイツから顕微鏡を購入し、西洋の学問を身に付けた技術者を招聘。断熱効果を高めたレンガの酒蔵やビン詰め工場など、最新鋭の設備投資で業界に先駆けた技術改善を敢行。「近代醸造」への足がかりを築きました。