2021年12月3日(金)、京都スタートアップ支援 エンジェルコミュニティ第3回交流会を、京都 東急ホテルにて開催しました。
感染防止に配慮しつつ、本コミュニティを充実したものとするため第2回と同規模で開催し、エンジェルアドバイザー・登壇者に加え、府内金融機関やVC、支援機関など、スタートアップに関連する51名にお集まりいただくとともに、オンラインでもご視聴をいただきました。
登壇企業によるプレゼンテーション・質疑応答のあと開催した情報交換会では、登壇企業が自社紹介パネルの前でエンジェルアドバイザーや来場者の方と熱心に情報交換をされました。
登壇企業からは、
・新規事業の内容を検討するにあたりプライシングに課題があったが、様々な方からの意見を聞くことができ良いヒントとなった。
・販路先となりうる方を来場者の方からご紹介いただき、後日面談をする予定となった。
・事前のPwC京都監査法人とのメンタリングで挙げていただいた想定質問どおりの内容を聞かれたため、あらかじめ準備してくことができ上手く答えることができた。
など、登壇による一定の成果があったとお聞きしております。
今後もスタートアップ企業の早期成長を実現できるよう、本会を進めてまいります。
開催日時 | 2021年12月3日(金)15:00~18:30 |
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プログラム | 1.登壇スタートアップ企業 ピッチ、質疑応答 ・創業予定者 パトリック オチェジャ 2.情報交換会 |
会場 | 京都 東急ホテル 雅舞の間 |
主催 | 京都府、(公財)京都産業21 |
後援 | (一社)京都知恵産業創造の森 |
創業予定者 パトリック オチェジャ
”Ubuntuハブ” ブロックチェーンを活用した学習ネットワークで生活を変革する
コロナウイルスの影響により対面式の学習が難しくなる中、発展途上国の貧しい学齢期の子どもたちの多くが、自宅でインターネットにアクセスできずオンライン教育を受けることができていません。そこで私たちは、WLANとブロックチェーンテクノロジーを使用したU-BOXを開発し、接続のコストを安価にすることで、貧困でも教育が受けられる社会を実現していきます。
株式会社DeMiA
代表取締役 坂本 京也
独自教育システムによる実践ベースの大学生エンジニア排出プラットフォーム
株式会社DeMiaは、京都大学の学生のみで構成されている組織です。私たちは、IT人材の不足を解決するために独自の教育コンテンツを開発し、エンジニアの大量排出プラットフォームとなることを目指しています。そのために、世代ごとのアップデートを重ねることで最新の知識を高速に反映し、実践の機会を多数提供することで、社会に通用する一気通貫の開発を可能にする手法を開発しています。
株式会社Famileaf
代表取締役 吉川 健太郎
妊婦向け体調管理アプリ「hug+u(はぐゆー)」で妊婦生活の包括的な支援
周産期の女性に特化した体調・生活管理サービスの開発を行なっています。近年、妊婦の高齢化によりハイリスクといわれる妊婦の数は増加し、妊婦健診間の家での体調管理が必要不可欠となっています。本サービスで妊婦に特化した体調管理を行うことで年齢や既往歴に関わらず誰もが安全な妊娠をサポートすることを目指してます。
株式会社カリアーク
副社長 森本 教稔
世界初の超高画質360度VRカメラシステムが、新たな世界を切り開く
カリアークは、独自開発した自動化多軸ステージ機構と市販の高性能カメラを組み合わせて、50K~200Kの高解像度のパノラマ画像を自動撮影できる超高画質360度VRカメラを開発しました。このカメラを中心に高画質VRコンテンツの入力から出力まで(撮影→製作→保存→表示)の一貫性のある技術を保有しています。超高画質VRコンテンツは、寺院等の文化財を紹介する観光コンテンツだけでなく、新たな医療・産業分野での活用が進んでいます。
株式会社スクリエ
取締役副社長/CFO 桑理 祥真
スマホで口の中を撮影できるミラーを用いた、オンライン歯科診療プラットフォーム
スクリエは複数のハードウェア特許を武器に、歯科のDXを目指すDental Tech Companyです。
最初の事業として、独自特許を持つ「スマホで口の中を撮影できるミラー」を用いた、オンライン歯科診療プラットフォームを展開します。歯医者に行けない方・行く時間が無い方の”お口の健康”を支え、健康寿命を伸ばすこと、医療費・介護費を削減することに貢献します。
株式会社ディーピーエス
代表取締役社長 白 鴻志
あきらめている排水・排液中の微量濃度パラジウムの回収を可能にし、有価にします
弊社のDualPore™は特殊立体構造で、微量金属・物質を効果的に吸着・分離・回収することができる新素材(特許取得済)です。
吸着剤として利用することで、従来技術で取りこぼしていた残留貴金属を、簡単な装置で、吸着剤充填カートリッジに通液するだけで、容易に回収できます。
電子・半導体製品の製造に利用され、大量に発生し、現在捨てられている微量濃度パラジウムを回収し、有価にすることで、コスト削減、資源再利用、SDGsに貢献します。