プレゼン資料作成1級のレベル
与えられた情報を整理・分析するとともに、必要に応じて情報を入手し、明快で説得力のあるプレゼン資料を作成することができる。
学習教材
○知識科目(共通分野)
公式テキスト「ネット社会のデジタル仕事術」から出題されます。
○知識科目(専門分野)
FOM出版の「2級公式テキスト&問題集」と「3級公式テキスト&問題集」から出題されます。
○実技科目
FOM出版の「2級公式テキスト&問題集PowerPoint 2019/2016対応」に付録として、1級サンプル問題および解答・解説を収録しています。解答の際のポイントを整理し分かりやすく解説しているので、ぜひご活用ください。
試験科目
試験科目 | 試験時間 | 合格基準 | 程度・能力 |
---|---|---|---|
知識 | 30分 (論述式) |
知識、実技の2科目とも70%以上 |
等 |
実技 | 60分 |
等 |
※時間配分は目安です。実際の試験は知識試験と実技試験の区切りを設けず、90分間の連続した試験となります。
試験方法と合否判定
試験会場のパソコン等を利用して、試験の自動実行プログラムおよび試験問題を、画面の指示に従いダウンロードして実施します。答案を作成したら、その答案をインターネットを介して日商に送信すれば試験は終了です。日商で中央採点を行った後、結果を通知します。
試験内容
1級の知識科目では、2・3級で学んだ知識をもとに、いかに正確に、かつわかりやすく説明できるか、が問われます。実技科目では、与えられた課題にもとづき、いかにうまく相手に伝えられる企画書や提案書などのプレゼン資料を作成できるか、が問われます。なお、1級は、2・3級を超えた高度かつ専門的な知識やスキルを測るものではないことから、公式テキストを刊行しておりません。
出題形式(科目)は、以下の2つです。
1. 知識科目(30分が目安となります)
自由記述の問題を2題解答していただきます(2題で30分が目安となります)。原則として「○○について○○字程度(以内)で記述せよ」といった形式で出題されます。
[個別分野]2・3級プレゼン資料作成公式テキストから1題(2題の設問のうち1つを選んで解答)
[共通分野]知識問題公式テキスト「ネット社会のデジタル仕事術」から1題(2題の設問のうち1つを選んで解答)
基本的には、テキストの記述内容を中心に解答してください。ただし、テキストどおりの文言を暗記しておく必要はありません。テキストにある内容の主旨を踏まえていれば、自分の言葉や表現を用いて解答していただいて結構です。
※知識科目の解答に時間をとられすぎて、実技科目の時間が不足するというケースが見受けられます。目安の時間はあくまで参考ですので、時間配分に十分気をつけてください。
2. 実技科目(60分が目安となります)
問題文、課題ファイルおよび参考ファイルがダウンロードされます。ダウンロードしたファイルの中に、知識科目の解答欄スライドを設けた答案ファイル(Microsoft® PowerPoint®)が入っています。知識科目は同解答欄スライドに入力してください。実技科目は、問題文の指示に従い、知識科目解答欄スライドの前に新しいスライドを追加して解答してください(知識科目のスライドが最後のスライドになる)。試験では、自ら考えて、文章を箇条書きで整理する、内容に沿った図解を作成し挿入する、文体を変更する、などの能力が問われます。また、文字の書体、サイズ、レイアウト等は、統一かつ見やすいものであることが求められます。実際に、プレゼンを行う際のイメージを念頭に置きつつ、作業を進めることが重要です。
試験に対応したOfficeのバージョン
Officeのバージョンは、2016、2019、2021です。
試験会場
商工会議所の認定した「商工会議所ネット試験施行機関」(各地商工会議所および各地商工会議所が認定した大学、専門学校、パソコンスクール等の教育機関・企業)のうち、本試験に対応したソフトウェアが導入されている機関が試験会場になります。