試験方法と技能の評価
試験は、パソコンを使用して自動的に実施されます。
ディスプレイに出題された問題に対し、制限時間内に問題と同じ文字や文章をキーボードで入力していきます。試験が終了すると自動的に採点が行われ、その場で結果が表示されます。
採点は行単位に行われ、行内の文字数を加算していきますが、行内で一文字(スペースも含む)でも誤りがあった場合は、その行の入力文字数は0としてカウントされます。
各科目ごとの入力文字数により技能認定を行うとともに、入力文字数に基づき、以下の表の通り S, A, B, C, D の5段階で評価します。(受験者には「技能認定証明書(デジタル)」が発行されます)。
ビジネス実務で求められる技能は、C評価以上が目安となります。
試験科目 | 技能認定基準 | ||||
---|---|---|---|---|---|
S | A | B | C | D | |
日本語 | 900字 | 800〜899字 | 600〜799字 | 400〜599字 | 0〜399字 |
英語 | 3,000字 | 2,500〜2,999字 | 2,000〜2,499字 | 1,500〜1,999字 | 0〜1,499字 |
数値 | 1,200字 | 1,000〜1,199字 | 800〜999字 | 600〜799字 | 0〜599字 |
なお、日本語、英語、数値の3科目全てについて、試験時間内に誤りなくすべての文字の入力を完了した者(S評価取得者)には、「技能認定証明書」に代えて、「ビジネスキーボードマスター認定証(デジタル)」が発行されます。
試験時間
25分間
ただし、受験上の注意や施行順序の説明、練習時間(5分間)等を含め、全体で50分程度かかります。