最強生物クマムシの、手のひらサイズマグネット付ぬいぐるみです。慶應義塾大学先端生命科学研究所所長の荒川和晴教授監修の下、爪の形や目の違いなど細部にまでこだわったクマムシが2種類出来上がりました。
電子レンジの強いマイクロ波を照射しても、真空の宇宙で強い放射線にさらされても死なない微小動物、クマムシ。クマムシはその環境耐性の高さから、しばしば「最強生物」と称されます。クマムシとは緩歩動物門(Tardigrada)を構成する動物群の総称で、無脊椎動物であるクマムシの体長はおおむね1mm以下であり、関節を欠いた4対の肢をもちます。クマムシは土や水、コケに住み、体長は0.3ミリ前後。体内の水分を極限まで減らして「乾眠(かんみん)」という仮死状態になると、高温や超低温、高圧にも耐えられるようになり、乾眠状態で吸水すると、短時間で生命活動を再開します。
2018年3月、先端生命科学研究所所長の荒川教授は、山形県鶴岡市内で新種のクマムシを発見し、「ショウナイチョウメイムシ」(ラテン名:Macrobiotus shonaicus)と命名しました。クマムシは18世紀に初めて発見され、現在世界で約1500種が知られていますが、日本で見つかった新種はまだ数十種と限定的です。荒川教授のグループは山形県鶴岡市大塚町の市街地のコンクリートに生えた苔からチョウメイムシ科に属するクマムシの新種を発見しました。本種が庄内地方で初めて見つかったことから、荒川教授らはこれをショウナイチョウメイムシMacrobiotus shonaicusと名付けました。
2023年1月には、クマムシに緑色蛍光タンパク質(GFP)などの新たな遺伝子を組み込むことで、細胞内のタンパク質を光らせることに世界で初めて成功したと発表しました。無水状態で生き延びる特殊な能力「乾眠」のメカニズムの解明とともに、生体や食品の完全な乾燥保存方法の開発につながることが期待されています。研究成果は、米国科学アカデミーの国際科学雑誌に掲載されました。
<「ショウナイチョウメイムシ」発見のプレスリリース>
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2018/3/1/180301-1.pdfl
<光るクマムシの作出成功のプレスリリース>
https://www.nibb.ac.jp/press/2023/01/31.html
<荒川和晴所長インタビュー>
https://www.youtube.com/watch?v=HeheZE37jEg
https://www.youtube.com/watch?v=5LYq3K0u5M0
https://www.youtube.com/watch?v=mhevC-kszQA
<慶應義塾大学先端生命科学研究所公式ホームページ>
https://www.iab.keio.ac.jp/index.html
※ゴールドのペンマークチャームが付く、公式グッズオリジナル商品です。
※腹部分にマグネットが付いているので、オフィスデスク、キャビネット、冷蔵庫等に貼り付けることができます。
商品仕様
製品名: | 最強生物クマムシマグネット付ぬいぐるみ |
---|
商品概要
◆サイズ/全長約11㎝
◆素材/ポリエステル、鉄