MBAプログラム
KBSと提携校で合計2年間学び、各校の修了要件を満たした場合に、最大二つの学位が授与されるプログラムです。交換留学プログラムと比較して単位を修得しなければならない授業科目数が多くなるほか、語学力や異文化対応能力なども要求される厳しいプログラムですが、修了後に海外での就職を視野に入れている方や、国際的なキャリアを希望する方には、海外トップビジネススクールの学位も取得できることは大きなアドバンテージとなることが期待できます。
ダブルディグリー・プログラムは9ヶ月間の留学期間となるため、留学先で履修できる授業科目数が多く、自身の専門分野に特化した履修計画を立てることもできます。また、長期にわたり異文化に触れることで確かな国際感覚を身に付けることができます。
1年次秋に募集を行い、提携校への派遣候補者を選抜する学内選考を行います。その後、候補者に決定した学生は、提携校における入学試験または入学審査を受け、提携校からの受入許可をもって正式に留学が決定します。
2年次4月より留学を開始し、留学先では当研究科と提携校の両方の課程修了要件や学位授与要件を満たすよう、授業科目等を履修します。留学中に提携校で修得した単位は、当研究科の専門科目に相当する授業科目に限り、所定の範囲内で当研究科修士課程の修了に必要な単位として認定されることがあります。
本プログラムに参加する学生は当研究科のゼミナールには所属せず、当研究科での修士論文は課されない代わりに、留学開始にあたり「リサーチプラン」を、留学終了にあたり「成果報告書」を担当教員指導の下で作成し、所定の審査に合格する必要があります。
※出願資格は変更される可能性があります。詳細は、入学後に募集要項でご確認ください。
※Executive MBAプログラムの学生はカリキュラムの都合上本プログラムに参加する事はできません。
渡航費、生活費、海外留学保険料、教科書代等の留学諸経費は個人負担となります。授業料・登録料の扱いは提携校により異なります。なお、本学が指定する海外旅行保険および海外危機管理サポートの加入・登録が義務となります。
ESSEC Business School(ESSEC)はフランスのグランゼコールの名門校の1つで、1907年設立のビジネススクールは100年の歴史を誇り、そのプログラムは高い評価を受けています。KBSとは、2003年から交換留学プログラムを実施しており、2009年度からはダブルディグリー・プログラムがスタートしました。
HEC Paris(HEC)は、1881年に設立されたビジネススクールで、マネジメント教育、研究に特化したフランスを代表する高等専門教育機関(グランゼコール)です。世界95カ国から集まった学生が広大なキャンパスで学んでいます。KBSは、1989年から交換留学プログラムを実施しており、2012年度からはダブルディグリー・プログラムがスタートしました。