ヨシムラ
カワサキ車で公道1,000㎞を走り、道中のエピソードを交えつつ、走りの能書きを垂れてしまおうという企画が、カワサキバイクマガジン連載企画『ザ・1000㎞』だ。カワサキイチバンでは、『ザ・1000㎞』の動画版をお届けしよう。今回は、前モデルから足着きが改善されたKLX230Sで、公道1,000㎞を走ってきた。
フラットダート、ワダチ…、林道で感じられるサスペンション性能
コンペティションモデルのKLX230RSをベースとした走破性抜群のKLX230Sに乗り、信州のワインディングと林道を走ってきた。KLX230Sは21年式までのKLX230と比べて、シート高が55㎜低くなっており、悪路での安心感がより向上している。シート高の変更は、前後サスペンションの設定を変更することで実現しているが、はたしてサスペンション性能は、いかなる特性を見せるのか。フラットダート、ワダチ、若干のガレ場など、さまざまなシチュエーションを走って走行性能を試してみた。また、ロングツーリングでの疲労感など、長距離を走ったからこそ感じられることを動画でお伝えしよう。
今回のインプレッションマシン
KLX230S
エントリーモデルからベテランまで、オフロード走行を楽しめるように設計されたKLX230S。ホイールトラベルを前型のKLX230より小さく設定することで、シート高を55㎜低くしている。これにより、さらにオフロードの走破性と安心感を向上させている。
ライダー:神田英俊
内外出版社より隔月で発売中のツーリング専門誌『モトツーリング』の編集長。ガチ現場主義の取材とマニアックな視点で、斜め上からのレポートが特徴のサブカル的バイク旅を監修。酷道・廃道や凍結路が大好物。