本当はSexy Zoneのニューアルバム『Chapter Ⅱ』の感想を書きたかったんです。たくさん書きたかった。申し訳ございません。
ROSSOしか聴いてない。
通常版のボーナスCDのみに収録されてる中島健人ソロ曲『ROSSO』しか聴いてない。これからの人生「Sexy Zoneの曲で何が好きですか?」と聴かれたら100で「ROSSO」と答えることになりました。中島健人というか、全島健人(ぜんじまけんと)だった。
ananインタビューで本人が語ってた「きっと誰もが聴いたことのない曲」がその通りだった。聴くたびに記憶消されて1回目の感じになる。
まず、作曲したPenthouse浪岡真太郎がとんでもない音楽変態ということが開始1秒で明らかになってしまった。マジで「才能」が、すぎる。音楽を抱いた男と呼びたい。
蛇のようにウネるギター、羽生えてんのか?と錯覚するピアノ、腹の底から鳴るドラム、全身を舐め回されるベース、鳥肌立ちすぎて、なんかでかい一つの玉になった。まずはイントロをお聴きいただきたい。
デッ!ベロベロリンベッベッ……ベッ!デロデロリレレッレッェエエェエェ…ヴァ!アッベロレレッリンレレレェェエエ……ヴァ!ベアララロッリェエェエ…デデデェェェエエヴァッッデェ!レレレレッンッ……ペロン!デデェデエデェ!ヴァ!ベアララロッヴァヴァヴァァァァン……
どうだろうか。
どうもこうもない。一瞬で背景が「夜」。メロディや構成、編曲だけですでに世界観が出来上がっている。あまりにも良すぎる。これ歌の要素いるか?もう別に演奏だけで終わってもいい、
「ガッリップスティクゥォオオン……!グゥラスはめェェェエいてェェッッッッ……」
中島健人ASMRか?
なんじゃこの声?色と恋に溺れ自分がどうなるのか分からない恐怖と快感を完璧に表現しているのか?声の抜けだけで国家作れるだろ。この声で中島健人の国つくれるだろ。つまり今日が健国記念日。は?
「ヒビ割れたァッッッッてッ愛されはしないィイイイイイイねェェエエエエ……」
やっば、声に臓器を直接触られたんだが…
「アァイドンゲェテェルミィハゥ指先がァ焦らしてもォ溶けたりしなァ(ユァガッティングラビィノアンジュッィィイィノゥ…)い?
まァぼろしのォトゥナァァァァアィ……」
音に頭から丸飲みされてるかと思った。もう俺を殺してくれ。死因これでいい。
「脆くて儚き唇のサイレェェェン(デェデデエデェエエデデッッ!!!!!)」
「お・し・え・て・く・れ・ェ………(ヴァヴァヴァナァヴァアナン……)」
「サイレェェェン」からサビ前ドラムの絡みと「お・し・え・て・く・れ・ェ」の声とギターとピアノの連動がやばすぎる。音の集団行動か?
揺ゥウウウウらしたァ……は・だ・をてらしてひとみのォ…………」
「は・だ・をてらしてひとみのォ……」で急にリズム走って早口になるこのえげつない緩急の付け方で昨日の記憶無くなる。良い病院紹介してくれ。大病院占拠の病院以外で頼む。
奥をそォオオオオオオオゥ!!!綺…麗な赤ァに染めてェエエエエエエ!!!!!!!
獣のような「そォオオオオオオオゥ!!!」から「綺…麗な」の裏声の落差から生まれる感情だけで全11話の連ドラ脚本、自分書けます。書かせてください。
ガッリップスティクゥォオオン…!グラスの紅この口づけはなんかァ(ザムーンライツチャキススエシャルトィウウゥユゥゥ)いめッッ?コ・ル・クが寝転ぶゥ…レディイトゥ偽りのォ旋律でェも溺れたァアアい!(ドロゥイングインユァクリィモアンモアァ)よォ…尖り燃ォオオえてくデザァァァイァアァァ…アァイドゲェイィテルミィワァァァィ…指先もォ迷わないィィイ離れはしなァアアア(ユァガッティングラビィノアンジュッィィイィノゥ…)いかァァりそめのォォトゥナァァァァアアィしシャルウゥデェェイシィゥレッタァァイ戸惑いをォ隠せないィ脆くて儚き唇のサイレェェェン
(デェデデエデェエエデデッッ!!!!!)
「お・し・え・て・く・れ・ェ………(ヴァヴァヴァナァヴァアナン……)
怒涛過ぎて耳ちぎれる。情報が速すぎて窒息する。理解が脳に追いつく前に音が全身を飲み込んでいく。
奥をそォオオオオオオオゥ……綺…麗な赤ァに染めてェ酔わせたァソゥ
クレェェェイズィ!!!!!(デェェエデェエエエ!)
ユァナッコレエネェェバァァァッッ……!
レェェェディイイ!!!!!(デェェエデェエエエ!)
間違った期待はしナァアアアアアアアアアアァァァァ………
クレェェェイズィ!!!!!(デェェエデェエエエ!)
レェェェディイイ!!!!!(デェェエデェエエエ!)
フォォオオユゥウウウウ!!!!ソゥクレェェェイズィ……
イェイェイェイェイェェエエイイエェェェエェイィィイイイイ…(レェェェディイイ!!!!!)…クレェイズッェェエエエエ!!!(デェデエェエデエェエーーーーン!)フゥゥウフゥウウウゥウウウウウウーーーーーーーー………
全世界が願う「中島健人のフェイク」。これを聴くために生まれてきたと言っても過言ではない。そしてこの衝撃を経て訪れるクライマックス
ギギギギギェェエエギェェェエエエエエ〜〜〜〜〜ェェェェェェエギギッェェエラヴァェェェ〜〜〜〜!(ジャアッジャナアアジャジャアアアアジャナアァァァナアア)ヴァヴァチガイイアギャッァァイイアデェェデェェエエエアァァァァテギェェェェデェェェエエエェェエレレレレレェエエエエ(ダァァアンダンダァナンダァアァナァァアン)レギッギエェエギエギェエェェェェェエエギェェェエッレェエエエエエデッェェェエェエデェェェエエンッッ!!!!!
……
ファッ……
「アァイドンゲェテェルミィハゥ……指先がァ…ハァァァァァァアアア……
かりそめのトゥナァアッァァァァアィ……シャァァルウゥデェェイシィゥレッタァァイ戸惑いをォ…隠せなァい…脆くて儚ァき唇のサイレェエェェエン……」
デェデェエエエン!!!!
お・し・え・て・く・れ
し・ん・じ・つ・の・お・く・で濡れるROSSOをォ…………
成 仏