感性評価AIとは
感性評価AIとは、人々の感性情報を学習した、国立大学法人電気通信大学坂本真樹研究室の長年の研究に裏付けされたAIです。
従来、人の印象や感覚を評価する時には何十問、何百問もの長いアンケートが必要となり負担の大きいものでした。そこで単語、文章、オノマトペ、画像、物性データなど入力情報から、AIが質感(視覚+触覚)、味覚、パーソナリティの3つの切り口で感性的な印象を数値化・評価を瞬時に行えるのが感性評価AI Hapinaです。
※オノマトペ…人が主観的な自分自身の経験や感性を他社に表現するときに用いる擬音語擬態語。
活用場面例
関連論文例
・2011~2014年度科研費新学術領域研究質感脳情報学研究課題
・2015~2019年度科研費新学術領域研究多元質感知計画代表
・2014年度人工知能学会論文賞受賞論文
清水祐一郎、土斐崎龍一,坂本真樹:オノマトペごとの繊細な印象を推定するシステム,人工知能学会論文誌、29(1),21-52(2014)
(https://www.jstage.jst.go.jp/article/tjsai/29/1/29_E-DSD414/_article/-char/ja/)
坂本真樹:オノマトペに表される複雑な味の認知過程,認知言語学研究,4,54-71 (2018)
權眞煥,吉野淳也,高佐原舞,中内茂樹,坂本真樹:質感を表現するオノマトペから見た自然感と高級感の関係,基礎心理学研究,36(1),40-49 (2018)
坂本真樹,田原拓也,渡邊淳司:オノマトペ分布図を利用した触感覚の個人差可視化システム,日本バーチャルリアリティ学会論文誌,21(2),213-216(2016)
鍵谷龍樹,白川由貴,土斐崎龍一,渡邊淳司,丸谷和史,河邉隆寛,坂本真樹:粘性知覚に関する音象徴性の検討,人工知能学会論文誌,30(1),237-245 (2015)
渡邊淳司,加納有梨紗,坂本真樹:オノマトペ分布図を利用した触素材感性評価傾向の可視化,日本感性工学会論文誌,13(2),353-359 (2014)
上田祐也,清水祐一郎,坂口明,坂本真樹:オノマトペで表される痛みの可視化,日本バーチャルリアリティ学会論文誌,18(4), 455-463 (2013)
渡邊淳司,加納有梨紗,清水祐一郎,坂本真樹:触感覚の快・不快とその手触りを表象するオノマトペの音韻の関係性,日本バーチャルリアリティ学会論文誌,16(3), 367-370(2011)