詩人の谷川俊太郎さんが、2024年11月13日にお亡くなりになりました。92歳でした。
小社から刊行した『小さなかがやき』(長倉洋海 写真/谷川俊太郎 詩)には、「どんなおとなになってもいいけれど 子どもを殺すおとなにだけは ぜったいなるな」というメッセージを残しています。
また、谷川さんは数多くの詩作のほか、絵本分野でも活躍。『ムーン・ジャンパー』(ジャニス・メイ・ユードリー 文/モーリス・センダック 絵/谷川俊太郎 訳)では、『木はいいなあ』の作者ユードリーの詩的な文章を翻訳し、幻想的な夜の情景をみごとに表現していただきました。
心よりご冥福をお祈りいたします。