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書籍形態

きいろいのは ちょうちょ

落窪物語

かわいそうな姫君と勇敢な侍女の友情と冒険

落窪物語

落窪物語

かわいそうな姫君と勇敢な侍女の友情と冒険

花形みつる  編訳・絵

定価(本体価格) 1,500円+税
偕成社在庫 あり
対象年齢 小学校高学年から
ジャンル 読み物 > 日本の読み物
サイズ(判型) 20cm×14cm
ページ数 247ページ
ISBN 978-4-03-744990-2
NDC 913
発売日 2021年12月

内容紹介

「あたしが、ひめさまを幸せにしてみせます!」
むかしむかし、継母にいじめられ、
床が落ち窪んだ部屋で、こきつかわれるお姫さまがいました。
しかし、その姫には、とっても心強い味方がいたのです。

姫とすてきな貴公子の恋、
そして、その恋を応援する侍女の活躍をえがく
1000年前のシンデレラ・ストーリー。

平安時代に成立したとされる「落窪物語」。
薄幸の姫君と貴公子の物語とされる本作を、児童文学作家・花形みつるが姫君の幼なじみで侍女のあこぎを語り手に、現代によみがえらせました。
あの手この手で、姫を今の境遇から救おうとするあこぎの奮闘を、ポップに描きだします。果たして姫君の運命やいかに!

著者より

あこぎの行動力の源泉は、姫君が大好きでたまらないというただそれだけ。こんな無垢な感情をぶつけられたら、姫君だって泣いてるばかりじゃいられない。あこぎの気持ちにこたえなくてはなりません。
だから、この『落窪物語』は姫君とあこぎの友情と冒険の物語なのです。
(あとがきより)

とてもとても面白く、文章がうまいのであっいう間に読了。「あこぎ」が何といっても魅力的で、まあ正直花形さんには原典をはなれてもっともっとあこぎが活躍する創作を描いて欲しいな〜とつくづく。平安時代の女房たちの「立体解像力」すばらしいです!! 小布施たのしかったです!!(読者の方より)

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