大人気『いいこでねんねできるかな』が小型のボードブックになりました。くりかえしを楽しむうちにしぜんとおやすみなさいの習慣が身につきます
★刊行時に寄せられたメッセージです
「あかちゃんのあそびえほん」シリーズは、ボクに初めて子どもが生まれた時に発想し、2人目の子が生まれた時に作り始めました。
つまり我が子たちの成長を見守りながら生まれた絵本です。
その我が子たちも今年で26歳と24歳。
この絵本を作った時は、こんなに長く読者の方々に愛されるとは思ってもいませんでした。
「まだ生後六ヶ月の赤ちゃんなのに、この絵本を見せたら喜んだ。」
「出産祝いにいただいて子どもに見せたら大変喜んだので他の巻もそろえ、友人の出産祝いにも贈った。その友人もまた他の巻も買いそろえているようだ。」などなどたくさんのありがたいお便りをいただき作者としては本当に嬉しい限りです。
さらにこのシリーズのおでかけ版も2003年に1冊目『いないいないばああそび』が生まれ、この『シャンプーだいすき』と『いいこでねんねできるかな』で7冊目です。
実はこのおでかけ版は、やぶけにくい厚紙にしてオリジナル版を小さくしただけではないのです。
厚紙を使っているため、しかけの部分に子どもが指をはさんでけがをしたりしないようにしかけを変えたり、製本の仕方も変わるため、本がこわれやすくならないように配慮したりしました。そして配慮したことでしかけがつまらなくならないようにといろいろ工夫しているのです。
この『シャンプーだいすき』もゆうちゃんがタオルで頭をふくところがオリジナル版と変わっています。
これからもこのシリーズは続刊を作る予定です。
これからのあかちゃんのあそびえほんシリーズもどうぞ、お楽しみに!!
きむらゆういち