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タマホームの「長野エリア限定 木麗な家【暖】」に住んでいる
じゅりい( @Jury0909 )です。
2023年5月末に契約した内窓「インプラス」の施工が9月上旬に完了しました。
窓リノベ事業が好評で、内窓の納期が3ヶ月と言われていましたので、だいたい合ってましたね。
実際に設置してみた感想や、遮音性・断熱性について書いていこうと思います。
我が家のスペックについて
窓の性能の前に、我が家について少し書いておきます。
我が家はタマホームの「長野エリア限定木麗な家【暖】」というシリーズで建築し、2019年10月に入居しました。
※現在エリア限定シリーズは取り扱いがない可能性があります
窓はサーモスXのトリプルガラスを採用、断熱材は高性能グラスウール20K、外壁は窯業系サイディング、屋根は瓦です。
詳細は以下の記事をご覧ください⇩
元々トリプルガラスを採用しているので、遮音性・断熱性はそこそこの性能だったと思います。
それでも真冬は寒いですし、ピアノの部屋は多少外に音が漏れていました。
今回窓リノベ事業で内窓設置に補助金が出ることを知り、いい機会なので遮音性・断熱性をアップさせようと思ったのです。
インプラス設置までにかかった期間
内窓設置を考え始めたのが5月初旬、そこから窓リノベ事業提携業者と打ち合わせ&契約したのが5月下旬でした。
業者さんはLIXILのフランチャイズだったので、内窓はYKKAPのプラマードよりインプラスの方がお得に設置できるとのことでインプラスに決定しました。
しかし、窓リノベ事業の影響で内窓の需要が高騰しており、納期が3ヶ月ほど先になってしまうとのこと。
その時点では補助金利用率28%ほどでしたが、その後どんな動きをするか分かりませんし設置の時点で補助金が終了していては元も子もないということで、「予約申請」というものを利用することに。
予約申請も万能ではなく、3ヶ月という期限付きです。
別の工事を発注することで予約申請が可能になるので、内窓と一緒にスタイルシェードの施工を依頼することにしました。
スタイルシェードには補助金が出ませんので、そこは自費になります。
スタイルシェードの施工は契約から1週間半ほどで完了。6月上旬のことでした。その後補助金の予約申請を行いました。
契約と同時にインプラスの発注を行い、スタイルシェードの施工費を振り込んだ時点で補助金の予約申請をしたので、発注と申請に2週間のズレが生じました。
万が一インプラスの納期がずれても予約申請期間内に間に合うように工夫してくださったわけです。大幅にずれた場合はダメですけどね。
インプラス施工の様子
インプラス施工できます、という連絡を受けたのが9月初旬でした。
本当に納期まで3ヶ月かかりましたね。
施工予定日は平日の日中でしたが、こういう時在宅ワークの旦那さんが家にいてくれて本当に助かります。
施工してもらった窓は全部で8ヶ所。以下の窓を施行しました。
・1Fピアノ部屋の窓2ヶ所
・リビングのテレビ横の窓
・1Fトイレの窓
・洗面所の窓
・浴室の窓
・2F寝室の高窓
・2F廊下の窓
リビングと2Fの掃き出し窓など南側の窓は開ける可能性が高いのと、日射取得のため施工しませんでした。
また、子ども部屋も今後子どもたちがどのように使うのか不透明なため、施工しませんでした。
ニッチのような使い方をして窓枠にモノを置いたりするかもしれないのでね。
キッチンの窓は開けませんがモノが置かれているのでここも内窓はつけなかったです。
施工は、既存の窓枠の内側にさらに窓枠を取り付け、そこに内窓を入れる形です。
取り付け位置は都度業者さんと相談しながらになったそうですが、特に要望がなければ窓枠の手前に施工されるようです。
我が家は、リビングの東側の縦長の窓がちょっと厄介でした。
窓枠の中にドレープシェードが入っていたのでそれを取り外し、内窓のハンドルがロールカーテンに干渉しないように窓枠ギリギリではなく少し内側に設置してもらいました。
施工は業者さんお一人で作業され、2時間ほどで8ヶ所の施工が完了したとのことです。
インプラス施工レビュー
このたび我が家に設置されたインプラスをご紹介していきます。
すべてLow-Eペアのクリアガラス、アルゴンガス入り、アルミスペーサーです。
全8ヶ所で、2F廊下を除いた7ヶ所が型ガラスになっています。
⇩1Fピアノ部屋北側窓。隣家の2Fから室内が見えるような位置にある窓だったので、型ガラスにしました。
⇩1Fピアノ部屋東側窓。こちらも隣家から室内が見える位置なので、型ガラスにしました。
⇩リビング東側窓。窓枠内のドレープシェードを外して内窓を設置しました。ここだけ窓枠から少し内側に設置し、ハンドルがロールカーテンに干渉しづらくしています。
⇩1Fトイレ窓。明り取り用に窓をつけていましたが、一度も開けたことがないので内窓で性能アップ。窓が小さいので何だか食器棚のようです。
紫外線カット率も向上したので、紫外線によるトイレの黄ばみ軽減にも期待です。
⇩脱衣所の窓。1Fトイレと同じ窓を設置しています。窓を設置した約3週間後、この窓の前にガス乾燥機乾太くんが設置されましたので、この窓は名実ともに開かずの窓となりました…
⇩浴室の窓。ここだけ窓枠の色に合わせてホワイトです。結露によるカビ発生防止のためマスキングテープを貼っていましたが、一部剥がして設置。浴室の湿気が窓にどう影響するか、今後見ていこうと思います。
⇩2F寝室東側窓。この窓も開けると隣家から丸見えだったので、型ガラスにしました。
⇩2F廊下北側窓。ここだけ透明ガラスです。毎朝階段を降りる前にこの窓から天気を確認しているので、唯一透明にしました。
⇩引き違い窓にはこのようなすきま風防止措置がされています。そうは言っても引き違いより開き窓の方が気密性は高そうです。
遮音性について
元々トリプルガラスのところにペアの内窓を設置しましたので、遮音性は抜群に上がりました。
施工の翌日は朝から強い雨が降っていたのですが、朝起きてみると遠くの方でかすかに雨音がする程度。
え?雨降ってるの?
と思って外を見ると土砂降りに近い雨でした。
寝室は掃き出し窓と高窓があり、高窓のみ内窓を施工しましたが、それだけでも遮音性が上がったのを感じました。
一番遮音性が上がったのは1Fのピアノ部屋です。高窓と腰窓両方に内窓を設置しました。
遮音性はこの部屋を一番上げたかったので狙いどおりです!
長女にピアノを弾いてもらって外で聞きましたが、漏れる音はほんのわずか。道路まで離れると音はほとんど聞こえませんでした。
また、ほとんどの内窓を型ガラスにしたため、プライバシー面の不安も軽減。
カーテンすら開けなかった隣家に面する窓も、明り取りくらいの役割は果たせるようになりました。
断熱性について
断熱性もおそらくかなり向上していると思いますが、本領を発揮するのは冬。
これから寒くなる時期に期待したいと思います。
冬にまたレビューします。
失敗した?見た目の問題発見
窓枠の色は家の建具の色に合わせてもらったのですが、それが裏目にでた箇所がありました。
⇩この窓、外から見ると窓枠の色が違うからなんか変なんですよ。
元々ついている窓は外壁色に合わせて外側が黒、内側は白となっています。
そこに建具に合わせた色の内窓をつけたのでこんな感じでちぐはぐ感が出てしまいました…
内窓なので外窓のように中と外を別の色、ということもできなかったでしょうし、もう仕方ないですね。
気になるお値段は?
内窓は全部で8ヶ所施工して、398300円でした。
そのうち、窓リノベ事業で288000円、市独自の制度で48000円が補助されるので実質62300円で施工できたことになります。
すごい!超お得に設置できました!
来年以降も事業継続される可能性があるらしい…という話があるので、もし機会があれば掃き出し窓にもつけちゃおうかなと考えています。
おわりに
今回は窓リノベ事業と市の補助金を利用して、かなりお得に内窓設置することができました。
業者さんには『内窓設置する人はけっこう古い家の人が多いですけどねー』と言われたので、築浅で設置するのはどうやら珍しいようですが(笑)家は確実に性能アップしたと思います。
寒さの厳しい長野県ですから、内窓で快適な室内になることを期待したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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