J-STAGE中長期戦略

J-STAGE中長期戦略

J-STAGEは、国内学協会等が発行するジャーナルの電子化プラットフォームとして、1999年の運用開始以来、時代の要請に応えてきました。しかしながら、近年、ジャーナルの電子化プラットフォームの技術的な進歩は早く、提供する機能も多彩になっており、また、研究ワークフローが多様化するなど、ジャーナル出版を取り巻く状況が急速に変容しています。

J-STAGE事業の方向性は、「我が国のジャーナルの振興に向けたJ-STAGE中長期戦略」(2019年3月)において定め、事業を推進してきたところです。策定から 5 年が経過し、定めた取り組み事項もおおむね達成したことから、外部有識者によるJ-STAGE運営アドバイザリー委員会(2023年8月設置)にて今後5年程度先を見据えた運営方針をまとめ、「我が国のジャーナルの振興に向けたJ-STAGE中長期戦略」を改定し、2024年5月に公開しました。

J-STAGE の根幹をなす政策目的は「我が国のジャーナルの強化」(国際情報発信力の強化)から変わっていないものの、ジャーナル及び学術情報流通を取り巻くさらなる環境の変化に対応すべく、新たに登載情報の整備と積極的発信を基本姿勢に加え、登載情報の質の向上に取り組みます。ジャーナルの目的・戦略によって提供するサービスを変える方針を維持し、ニーズに効果的に対応するサービスを提供できるよう、具体的な将来像を有するジャーナルの発行機関による積極的な参加を得て、サービスや機能の企画・設計、効果の検証などを実施していきます。



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