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  • コピー商品撲滅キャンペーン 絶対買わんぞ!コピー商品

  • カワンゾちゃん ラッコ 長老のイラスト
スペシャルマンガムービー『絶対買わんぞ!コピー商品 カワンゾちゃん』スペシャルマンガムービー『絶対買わんぞ!コピー商品 カワンゾちゃん』

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コピー商品とは

コピー商品とは

コピー商品とは
コピー商品とは
コピー商品とは、 商標権や特許権、著作権のような知的財産権を侵害する様々なジャンルの違法品のことです。
バックや時計などの人気のファッションアイテムや化粧品などを模倣した、いわゆるニセブランドのほか、違法に複製されたDVDやCDなども含まれます。
コピー商品の製造・販売は犯罪です。コピー商品にはどのような危険性があるのかな?
コピー商品の製造・販売は犯罪です。コピー商品にはどのような危険性があるのかな?

コピー商品の危険性

コピー商品の危険性

コピー商品の危険性
コピー商品は危険がいっぱいなのじゃ。
コピー商品の製造や販売は、知的財産権を侵害する違法行為です。
そして、自分で気づいていなくてもコピー商品を購入することは犯罪に加担する行為になってしまいます。
安心・安全にネット通販を楽しむためにもコピー商品の様々な危険性をよく知っておくことが大切です。
コピー商品の危険性 8つのポイント
コピー商品の危険性 8つのポイント

左右の矢印のアイコンをクリック、またはスワイプしてご覧ください。

  • 「知的財産権」を無視した違法品!
  • 「知的財産権」を
    無視した違法品!

  • 「コピー商品」とは、商標権や特許権、著作権のような「知的財産権」を侵害した、さまざまなジャンルの違法品のこと。ファッションアイテムやコスメなどをコピーして作った「ニセブランド」や違法にコピーされたCD・DVDもこれに含まれます。

  • 知らずに売っても罪になる!
  • 知らずに売っても
    罪になる!

  • コピー商品と知らずに販売していても、取引した点数が多かったり、ある程度の利益を得ている場合などには罪に問われることがあります。また、フリマアプリなどで知らずにコピー商品を出品しても、購入者に被害届を出され、起訴されることもあります。

  • 犯罪組織が作って売っている!
  • 犯罪組織が
    作って売っている!

  • あなたが買い物をしようとしている相手は、プロの犯罪組織です。コピー商品を買うこと = 犯罪者とかかわり、犯罪を犯すことの手助けをすること、つまりあなたが犯罪にかかわることになります。

  • 個人情報が利用される危険!
  • 個人情報が
    利用される危険!

  • コピー商品を作る人々は、モラルがありません。「お金になる」と思ったら、あなたの大事な個人情報も簡単に売ってしまいます。名前をはじめ、住所や電話番号、カード番号まで悪用されることがあります。

  • 悪品質のせいでケガや病気に!
  • 悪品質のせいで
    ケガや病気に!

  • コスメや食品・健康食品もコピー商品が増えています。本物と比べて品質や保存状態が悪いため、食べたり体に塗ったりなどはとても危険です。「キレイになる」「元気になる」つもりが、ひどく体をこわしてしまった例も多くあります。

  • 社会的・友だちの信用がゼロに!
  • 社会的・友だちの
    信用がゼロに!

  • フリマアプリなどでコピー商品を販売すると「ニセモノを売った人」と、社会的信用がなくなります。評価が下がり、他の取引も信じてもらえません。また、コピー商品は一般的にネガティブなイメージ。周りの友だちは内心ひいているかも。自分のレベルを下げちゃダメ!

  • 買取店で買い取ってもらえない!
  • 買取店で買い取って
    もらえない!

  • 買取店では、ブランドの商標権を守るため、コピー商品は買い取りません。鑑定士がコピー商品と判断したら「買取対象外」となります。つまり「価値はゼロ」ということなのです。

  • 買う方にも法律で決まりが!
  • 買う方にも
    法律で決まりが!

  • 購入する方も「知的財産権等の保護に配慮」するよう、消費者基本法第7条第2項で定められています。法律から見ても、コピー商品は絶対に買ってはいけません。

令和3年5月に改正された商標法および意匠法において、海外の事業者が模倣品を郵送等により日本国内に持ち込む行為は商標権及び意匠権の侵害行為となることが明確化されました。
令和4年3月の関税法改正により、海外の事業者が郵送等により日本国内に持ち込むコピー商品(商標権及び意匠権を侵害するもの)は輸入できません。
  • 個人で使うだけなら問題ないんじゃないの?
  • いいえ!個人で使用する場合でもコピー商品は絶対に買ってはいけません!
  • 税関職員が輸入品をチェックします

    税関による没収!

    個人で使用する場合であっても、海外の通販サイトで購入した場合など、海外の事業者から送付される物品がコピー商品(商標権及び意匠権を侵害するもの)である場合は輸入できません。税関による没収の対象となります。

  • 返金されなかった女性

    返金されない!

    税関では購入代金の返金などは対応しないので、自分で販売元に問い合わせしなくてはなりません。悪質な通販サイトの場合、没収された商品の代金を返金してもらえない可能性が高くなります。

  • 裁判イメージ

    罰則の可能性も!

    輸入者に事業性がなければ罰則の対象とはなりませんが、輸入者に事業性がある場合には、従来どおり、罰則(10年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金又はこれを併科)の対象となります。

コピー商品の見分け方

コピー商品の見分け方

コピー商品の見分け方
  • コピー商品を見分けるにはどうしたらいいのかな?
  • 下の10個のポイントを確認して、購入する前に必ずチェックするのじゃ!
コピー商品の見分け方 10個のポイント
コピー商品の見分け方 10個のポイント

左右の矢印のアイコンをクリック、またはスワイプしてご覧ください。

  • 正規品のデザインをチェックしよう
  • 正規品のデザインを
    チェックしよう

  • 正規品にない色やデザインを勝手に作ったもの、細かい部分が正規品と違うケースもあります。本当に正規品かどうか、信頼できる情報源をよく調べて気になる部分は出品者や店舗スタッフに写真や実物をよく見せてもらいましょう。

  • シリアルナンバーを確認しよう
  • シリアルナンバーを
    確認しよう

  • ブランド価値の高いものにはシリアルナンバーがついているものもあります。「シリアルナンバーがついているからだいじょうぶ」ではありません。ナンバーのつけ方をチェックしたり、ブランドなどの正規店に問い合わせてもOKです。

  • 商品説明をよく読む・よく聴く
  • 商品説明を
    よく読む・よく聴く

  • 出品者や店舗がどのようにその商品を手に入れたのか、購入時期・場所・入手価格などといった情報をよく確認しましょう。また、ネットでの取引では出品者が実際に撮影した商品画像があるかどうかもチェックするポイントです。

  • 出品価格が他と比べて安すぎない?
  • 出品価格が
    他と比べて
    安すぎない?

  • 有名ブランドの商品や、バッグなど、高額な商品を買う時には、商品の相場を調べてみましょう。値段が極端に安いものはコピー商品の可能性大。正規品は品質が高いから値段も高いのです。大幅な値下げは警戒しましょう。

  • 受取評価の前に商品をよく見よう
  • 受取評価の前に
    商品をよく見よう

  • フリマアプリなどでは、受取評価をした後はキャンセルができません。商品説明や写真が正規商品でも、届いたらコピー商品だった、ということもあります。事前に見ていた情報と合っているか確認しましょう。もしコピー商品なら、出品者に連絡して返品しましょう。

  • 評価やプロフィールを調べよう
  • 評価や
    プロフィールを
    調べよう

  • ほとんどのフリマアプリやネットショップでは以前の購入者からの評価を見ることができます。悪質なトラブルがなかったか確認しましょう。またプロフィールに「ノークレーム・ノーリターン」などの購入者に不利な条件が書かれていないかもチェック。

  • 銀行振込以外の支払いもできる?
  • 銀行振込以外の
    支払いもできる?

  • ネット取引での支払方法が、銀行振込しか選べない場合は要注意ポイント。犯罪組織が早く現金を集めることを目的として、カードや商品代引などをあえて不可にしていることがあります。多くの支払方法に対応しているかどうか確認。

  • 信頼できるサイトか調べよう
  • 信頼できるサイトか
    調べよう

  • 個人情報の入力画面のアドレスが「https://〜」になっているか確認。この「s」はsecure(安全性)の「s」。これがないと個人情報を抜き取られるかも。また、店舗情報がフリーアドレスや携帯番号のみの店は×。他にも「サイト名+評判」で検索して事前に情報入手を。

  • 取扱商品が不自然?
  • 取扱商品が
    不自然?

  • 「正規取扱店や直営店ではないのに、ショップ内・店内が同じブランドでいっぱい」「新作や人気商品だけが大量に品揃えされている」など、商品に偏りがあるような店には気をつけましょう。売れやすい商品のコピーを大量に作っている可能性もあります。

  • 購入後の返品はできる?
  • 購入後の返品は
    できる?

  • コピー商品を扱う店は、返品に応じないことがほとんどです。アヤシイと思ったら買う前に「返品はできますか?」と確認しましょう。返品を嫌がる・「返品できない」と言われる、ということがあったら、コピー商品を扱っている店かもしれません。

「絶対買わんぞ! コピー商品」家族や友達、同僚にも教えてあげてね!

スペシャルマンガ ムービー&PDF

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学習指導案・関連リンク

  • 若者がコピー商品(注)を買わないよう啓発するため実施している「コピー商品撲滅キャンペーン」の一環として、コピー商品に関する正しい知識を生徒に教える、知的財産権侵害防止教育の授業を実践するための学習指導案を作成しました。
    各学習指導案に合わせて、生徒に配布する資料やハンドアウト等のPDFをプリントアウトできるようになっておりますので、是非、ご活用ください。

    (注)学習指導案では、「知的財産権」を侵害している商品等を「コピー商品」と総称します。