大阪管区気象台 | 地震・津波に備える

地震・津波に備える

-命を守るための情報と行動-


大きな地震・津波はいつ発生するかわかりません。いつ発生しても身を守る行動ができるように日頃から準備しておく必要があります。

このページは、皆様に事前に知識を理解していただき、命を守るための行動につなげていただくことを目的としています。

以下の3つの項目について、それぞれのページで地震・津波の基礎知識や気象庁が発表する各種情報などを紹介しています。


南海トラフ地震

南海トラフ地震とは、右図に示した南海トラフにて、概ね100~150年間隔で繰り返し発生する地震のことです。
前回の昭和南海地震(1946年)から70年以上が経過しており、現在では、次の南海トラフ地震発生の切迫性が高まっています。



内陸地震

内陸でも過去に大きな地震が起こっています。地震を発生させる可能性のある断層である活断層が近畿・中国・四国地方にも多く見つかっています。また、断層が見つかっていない場所でも地震が発生する可能性があります。

※地震は、地下の岩盤が周囲から押される、もしくは引っ張られることによって、ある面を境として岩盤がずれる現象のことをいいます。このずれを断層といいます。



日本海側の津波

津波は日本海溝や南海トラフなど海側のプレートが沈み込んでいる領域で発生する事が多いですが、日本海側でも津波が発生することがあります。過去には日本海側でも高い津波が襲来し、大きな被害が発生しています。


命を守るためのポイント

ここでは、地震や津波から自分や大切な人の命を守るため、絶対に押さえておきたいポイントを紹介します。ご家庭や職場などでも、今一度防災について話し合ってみてください。


揺れに備える

大きな地震が起こると激しく長い揺れが続きます。まずは揺れによる被害を免れることが必要です。日頃から、室内の家具などを固定する、自宅や職場周辺の危険箇所を確認するなどして、揺れに備えましょう。また、実際に地震が起こったら、倒れてきそうな家具や塀から離れる、机の下などに隠れるなどして、身を守りましょう。


長周期地震動

大きな地震で生じる、周期(揺れが1往復するのにかかる時間)が長い大きな揺れのことを長周期地震動といいます。 長周期地震動により、高層ビルは大きく長時間揺れ続けることがあります。


津波に備える

大きな地震が海底下で発生すると、津波が発生するため、沿岸からただちに避難してください。事前に避難場所を確認するなど、いざという時に素早く避難できるよう準備をしておきましょう。また、実際に津波警報等を見聞きしたら、高台へすぐ避難しましょう。海の近くで強い揺れ、弱くても長い時間ゆっくりとした揺れを感じたら、津波警報等の発表を待たずにすぐ避難しましょう。

もっとよく知るために

地震や津波への理解を深めるためのページです。

地震・津波を知る・伝える

過去の災害を知り、その対応を学ぶことは、防災を行う上でとても重要です



大阪管内の過去の被害地震

大阪管内でも過去に地震や津波による被害が発生しています



大阪府の地震活動・過去の被害地震

大阪府への影響が大きな活断層や過去の被害地震を紹介します


リンク



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