このたび自由学園と縁の深い学園町（東京都東久留米市）が、「第18回 住まいのまちなみコンクール」にて「住まいのまちなみ優秀賞」を受賞しました。学園町自治会が応募なさり、審査の際には学園も情報提供等で協力いたしました。自治会から受賞についてお知らせ頂いたのでお伝えします。
また、受賞前より学園町自治会が計画されていた学園町誕生100年の講演会が、1月15日（日）に、自由学園記念講堂で開催されますので、併せてご紹介いたします。
■第18回 住まいのまちなみコンクール審査結果
本コンクールの主催者や審査結果など詳細は、下記サイトをご覧ください。
https://www.machinami.or.jp/pages/contest_result18.shtml
■講演会「学園町誕生100年」
日時：2023年1月15日（日）14:00開演（約1時間半）
会場：自由学園記念講堂
主催：学園町自治会
詳しくは、下記のちらしをご覧ください。
ちらしの画像（jpg）をクリックすると拡大してご覧いただけます。
pdf画像は、こちらからご覧ください。
表面
裏面
■自由学園と学園町
自由学園は、現在の自由学園明日館（東京都豊島区）にて1921年に創立されましたが、学園の発展に伴い、1931年に現在地（東京都東久留米市）に移転しました。学園町はその折に新しく生まれた町です。
創立者の羽仁もと子・吉一は郊外に広い学校用地を求めて、創立5年後の1926年に10万坪の土地を購入しました。そのうち3万坪を学園のキャンパスに当てて、7万坪は、学園周辺に住宅地として新しい町を創りたいと『婦人之友』誌上で呼びかけて分譲し、現在の学園町が開かれたのです。以来、自由学園と学園町の交流が続いています。
2011年に自由学園しののめ茶寮が開館した後は、しののめ茶寮の一室を学園町自治会の事務室としてご利用いただいています。
下の写真は2022年に撮影した航空写真です。自由学園のキャンパスと学園町には、今も緑が多いことがわかります。
