AI技術の進化に伴い、ソリューション開発におけるAIの戦略的活用がますます重要になっています。活用目的を明確にし、長期的な視点で基盤を整備したうえで、適材適所でAIを導入することにより、生産性や品質が向上し、高付加価値のタスクにリソースをシフトすることで市場創出にも貢献できると期待されます。
本ワークショップは、Digital Transformationのための要求獲得実践ガイドに基づき、AI技術を戦略的に活用するための実践知識を深めることを目指します。 本ワークショップは、ライトニングトークとポスターセッションで構成し、AIの最新活用事例や要求工学に関する実践的な知識とノウハウを共有します。ポスターセッションでは、例えば、生成AIの利用シーンや条件、具体的利用手順、留意点等についてディスカッションを行います。
JISA技術委員会エンジニアリング部会(前要求工学グループ)は、2023年3月に、要求工学知識体系(REBOK)の第4弾として「Digital Transformation(DX)のための要求獲得実践ガイド」を出版しました。本書は、社会にインパクトを与える問題発見のための要求獲得技術と価値創出のためのモデリング技術について、DXに取り組む技術者、開発者、経営者等へ向けた手引書です。現在、エンジニアリング部会では、AI技術の戦略的利用に関する実践ノウハウを含めたREBOKシリーズ第5弾の執筆を予定しております。
戦略的AIの活用方法を学び、ソフトウェア開発の現場で実践できる知識を得るチャンスです。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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