令和元年12月5日(木)、JISA会議室において、技術革新部会(部会長:端山 毅(株)NTTデータ 技術革新統括本部 企画部 テクノロジー・ストラテジスト)が開催された。参加者は12名。
当日は、情報処理推進機構が発刊したAI白書2019の内容について確認した。また、スマートシティ、VR/MR/ARにおけるCAMBRIC
※1
の要素技術の活用事例から、必要となる人材や活用したビジネスについて議論をおこなった。
AI人材育成に関して、中小企業においては育成が定着しているとは言えない状況であると説明があり、AI人材育成は社内で育成するというよりも、外部の専門家に頼んでいるのが実情ではないかとあった。
また、CAMBRICを活用したビジネスやサービスについて2面で考える必要がある。すでに世の中には存在しているサービスの品質を向上するにこういった技術を使う事例と、まったく今までになかったビジネスやサービスを創る場合である。それぞれで必要となる人材は異なるのではないかとあった。
次回は、AI技術の具体的な活用事例からCAMBRICの新たな可能性を検討する。
※1CAMBRIC:「C」はクラウドコンピューティング、「A」はAI、「M」はモビリティ、「B」はビッグデータ、「R」はロボティクス、「I」はIoT、「C」はサイバーセキュリティ
(大原)