受賞歴 | 一般財団法人 漁港漁場漁村総合研究所 JIFIC

受賞歴

当研究所が参加した事業で近年各種表彰を受けた主要なものを紹介します。

第3回インフラメンテナンス大賞(農林水産大臣賞)
令和元年9月30日公表
  • 事業名

    漁港の砂堆積と砂浜侵食を同時に保全するジェットポンプ式サンドバイパスシステム

  • 受賞者

    静岡県、(一財)漁港漁場漁村総合研究所、五洋建設㈱

  • 概 要

    全国的な課題である沿岸漂砂による港口の土砂堆積対策として、「ジェットポンプ式サンドバイパスシステム」を福田漁港(静岡県 磐田市)において国内で初めて構築した。漁港付近の海底に堆積した砂(年間8万m³・ダンプ1万6千台分)を新技術によって海水と共に吸い上げ、パイプライン輸送するもので、航路等の水深を効率的に保全できると同時に、輸送先の海岸では継続的に砂浜を保全することができる。

全建賞

平成27年度

  • 事業名

    石巻市水産物地方卸売市場復興事業

  • 受賞者

    • 受賞機関宮城県石巻市
    • 賛助会員鹿島建設㈱、(一財)漁港漁場漁村総合研究所、㈱横河建築設計事務所
  • 概 要

    壊滅的な被害を受けた水産業の拠点施設である石巻魚市場施設を、世界規模の水産物卸売市場に整備した事業。世界有数規模の施設を設計施工一括発注方式により3ヵ年で竣工させた点や、高度な衛生管理・鮮度管理に対応した魚市場整備により水産業の拠点となることが評価された。

平成30年度

  • 事業名

    南大東漁港(北大東地区)整備事業

  • 受賞者

    • 受賞機関沖縄県農林水産部南部農林土木事務所
    • 賛助会員(一財)漁港漁場漁村総合研究所
  • 概 要

    直接係留・停泊できる漁港がなかった北大東島において、国内では殆ど例のない島内掘り込み式により漁港を建設した事業。掘り込みにより発生した膨大な量の掘削岩を有効利用し、漁港内泊地に埋め戻すことでヤードを確保した点や、特有の多孔質と緻密部の混在と空洞部がある膨大なサンゴ石灰岩の掘削や、GPSを搭載した掘削機械による濁水中の掘削を実現した点が評価された。

平成30年度

  • 事業名

    女川町地方卸売市場荷捌場・管理棟建設工事

  • 受賞者

    • 受賞機関宮城県女川町
    • 賛助会員鹿島建設㈱、(一財)漁港漁場漁村総合研究所
  • 概 要

    東日本大震災による津波で壊滅した女川町地方卸売市場を、水産庁の衛生管理基準レベル3対応で、ICTを活用したトレーサビリティに対応した新たな市場に整備した事業。発注・施工において復興事業では新たな取組であるECI技術提案交渉方式を採用し、そのために発注者支援としてCM方式を採用したことにより、建設コストの縮減や通常より1年工期短縮した点が評価された。

6th International CM Day Celebrations優秀賞、日本CM選奨2016最優秀賞
  • 事業名

    石巻市水産物地方卸売市場石巻売場建設事業におけるピュアCM業務及びアットリスクCM業務

  • 受賞者

    • 発注者石巻市
    • ピュアCMR(一財)漁港漁場漁村総合研究所、㈱山下PMC
    • アットリスクCMR鹿島建設㈱
  • 概 要

    東日本大震災からの復興の重要性、スピード感、専門性の高いチークワーク等が評価された。また、ピュアCM方式とアットリスクCM方式の特徴を生かし、魚市場建設の公共事業において日本で初めて採用され、事業費が高騰する中、契約当初の事業費を超えないコントロール、地元企業の優先採用、事業期間の遵守、出来上がった施設の品質の高さにおいて、特に高い技術を発揮したことが評価された。

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