M&A
概要
国内外の企業活動において、新たな成長分野・地域への進出、産業再編などの動きが活発化していること等を背景に、M&A(企業の合併・買収)取り引きが拡大傾向にあり、アジアを中心とした海外進出にあたっても、M&Aや事業提携などの手法を活用する局面が増加しています。日本経済研究所(JERI)では、国内のみならず、特にアジア地域にフォーカスをあてながら、M&Aや事業提携などの手法を活用した経営戦略の実現を、戦略立案からポストM&Aまでの幅広い領域でのアドバイザリーサービスの提供を通じて支援しています。
体制
作業フロー
M&A戦略立案
経営戦略等における戦略的課題と具体的な施策の整理・検討
戦略的課題の整理 競争戦略、グループ戦略、資本政策等 M&Aによる対応策の検討M&A戦略の分析
市場環境分析 候補企業の選定及び候補企業の競争ポジションの分析 M&A戦略との適合性の分析 期待されるシナジーの分析Phase
01オリジネーション
M&Aの基本事項の検討
基本条件の検討 ストラクチャ、経済条件、事業運営・経営体制等 M&Aの推進プロセスと体制候補企業へのアプローチ
候補会社(買収対象企業/譲渡先企業)へのM&Aの打診 候補会社との基本条件の協議Phase
02エクゼキューション
デューディリジェンス
デューディリジェンスの実施/受入株式価値算定
M&A条件の協議等
最終条件の検討・協議 ストラクチャ、経済条件、事業運営・経営体制等の詳細及び最終契約規定事項 最終契約の作成 対外公表対応Phase
03クロージング
クロージング手続きの履践
法的手続きの履践 その他最終契約の規定事項の履践ファイナンス
M&A資金の投融資PMIの計画策定
M&A実行後の戦略・組織統合の計画策定Phase
04特徴
(1)戦略立案・市場調査からPMIまでのソリューションJERIでは、M&Aや事業提携を事業戦略実現のためのツールととらえ、国内外と問わず、戦略立案段階からポストM&Aに至るまでカスタムメイドのサービスを提供しています。
(2)クロスボーダーに強いプロフェッショナルJERIでは、クロスボーダー業務に強い人材をそろえ、アジア地域にフォーカスをあてながら、プロフェッショナルなサービスを提供しています。
(3)日本政策投資銀行(DBJ)グループと連携したサービスDBJ企業戦略部、DBJシンガポール現法および中国現法、DBJグループの各関連部署と連携し、クライアントニーズに沿った体制でM&Aソリューションを提供しています。
主な事例
2019年6月
中国電力株式会社
中国電力㈱による
South Field Energy LLCの持分取得
買い手側FA
2019年4月
(株)TSIホールディングスによる
北京子苞米時装有限公司の100%株式売却
北京曦妤時装設計中心
売り手側FA
2018年9月
アサヒグループ食品(株)による
Nutifood Nutrition Food JSCとの戦略的提携
アサヒグループ食品側FA
(※上記事例は、DBJ企業戦略部との共同案件であり公表可能な実績の一例です)