安倍首相９条改憲表明
世論が反対が多数
憲法９条の改定で「自衛隊」を条文に明記し、２０２０年の施行を目指す－。安倍晋三首相が突然、９条改憲を表明しました。安保法制＝戦争法による解釈改憲につづき、明文改憲をねらう安倍政権。その危険な狙いとは－。
 |
17年05年14日号 の紹介
安倍首相９条改憲表明
森友コント すでに"放送禁止"
社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」リーダー
渡部又兵衛さん
警察がまともに捜査すれば当時の法律でオウム防げた
弁護士、オウム事件被害者
滝本太郎さん
内心を処罰する違憲立法の「共謀罪」法案－。ザ・ニュースペーパーのリーダー渡部又兵衛さん、弁護士の滝本太郎さんに、同法案の危険性、問題点について聞きました。
有罪率９９.９％が生む冤罪
根本に怒り置いた初の作品
第１話 「それでもボクはやってない」に込めた思い
映画監督 周防正行さん
この人に聞きたい
映画「それでもボクはやってない」（２００７年）で痴漢冤罪裁判を描いた映画監督の周防正行さん。刑事司法改革の法制審特別部会委員もつとめました。国会で審議中の共謀罪法案についても聞きました。
中国に７０万〜２００万発を遺棄
日本市民・医師が救済へ新基金
後遺症で働けず 長期支援が必要
「化学兵器被害者支援日中平和未来基金」理事
京都民医連第２中央病院院長（神経内科）
磯野理さん
シリーズ 歴史に向き合う
アジア・太平洋戦争の敗戦時に日本軍が遺棄した毒ガスで、現在も多数の中国人が苦しんでいます。日本の市民は「化学兵器被害者支援日中未来平和基金」を結成。新たなスタートを切りました。同基金理事で京都民医連第２中央病院院長の磯野理さんにも話を聞きました。
鳴戸親方 元大関琴欧洲が新部屋スタート
けがの苦しみ生かし体づくり徹底
ブルガリア出身で元大関琴欧洲の鳴戸親方（３４）が４月、東京・墨田区に新しく相撲部屋を起こしました。
「かみなか農楽舎」若者の就農を支援
地元と信頼関係築き
10's20'sYモード
福井県若狭町では、町の農地の約１割を２０代、３０代の移住してきた若者が担っています。若者たちをサポートしている「かみなか農楽舎」を訪ねました。
しおれたら直接給水で元気に
植物造形作家 立花小枝子さん
切り花がすぐしおれてしまうということはありませんか？ 長く楽しむコツを植物造形作家の立花小枝子さんに聞きました。
シリーズ 着物で作る
服飾デザイナー 安彦仁子さん
服飾デザイナー 安彦仁子さん
服飾デザイナーの安彦仁子さんの「シリーズ 着物で作る」。今回は、カーディガンコートです。
長編『やめるときも、すこやかなるときも』
作家 窪美澄さん
作家の窪美澄さんが、長編小説『やめるときも、すこやかなるときも』（集英社）を出しました。心にしみいるような、おとなの恋の物語です。
■沖縄の告発映画 撮影記が本に
三上智恵著『風かたか』
ドキュメンタリー映画の三上智恵監督。最新映画「風（かじ）かたか」の「撮影日記」を本にまとめたのが『風かたか』（大月書店）です。
斬新で、おもちゃ箱のような本『創作あーちすとＮＯＮ』を出しました。
■派兵拡大狙う首相
改憲発言は憲法擁護義務違反
小池書記局長批判
日本共産党の小池晃書記局長は９日の参院予算委員会で、安倍首相が表明した憲法９条改定について「期限を切って踏み込んだ発言は、歴代首相でも初めてのものであり、極めて重大だ」と追及しました。
■憲法集会 野党結集 ５万５０００人参加
５万５０００人が参加した「５・３憲法集会」では、野党４党・１会派が勢ぞろいしあいさつしました。
■戦争法任務を初実施
海自が「米艦防護」
米国の戦争に参戦する危険
共産党 志位委員長が強く抗議
安倍政権は朝鮮半島情勢の緊張を悪用し、海上自衛隊のヘリ空母「いずも」で、安保法制＝戦争法に基づく「米艦防護」を実施しました。
■北朝鮮との対話に言及
米政権 注目の動き
トランプ米政権は４月２６日の北朝鮮問題に対する共同声明で、経済制裁を強化し外交措置を追求することで、圧力をかけるとしています。
■豊洲は中止 暮らしを優先
共産党が東京都議選政策
「移転」「大開発」推進の自公と対決
くらしと福祉充実 ８つの共産党公約
目前に迫った東京都議選（６月２３日告示、７月２日投票）－。日本共産党東京都委員会は８日、都民への訴えと重点公約「豊洲移転中止、都民の暮らしと福祉を優先させる都議会を」を発表しました。
■沖縄と連帯 全国でたたかおう
新基地は造らせない 東京の集い１５００人
辺野古で県民集会３０００人
１５日で沖縄が日本に復帰して４５年を迎えるなか、安倍政権は名護市辺野古への米軍新基地建設を強権的に進めています。辺野古では抗議する県民集会が開かれ、約３０００人が結集（４月２９日）。同日には沖縄のたたかいに連帯する集いが都内で開かれました。
■森友問題 疑惑の中心に明恵氏
籠池氏、構想段階から繰り返し相談
学校法人「森友学園」への格安国有地払い下げ疑惑。籠池泰典前理事長が新証言などで、疑惑の中心に安倍晋三首相の妻・昭恵氏がいることがはっきりしてきました。
■政策優先で結束する共闘こそ政治の王道
「三つの検証」せずに原発再稼働認めない
新潟県知事 米山隆一さんに聞く
市民と野党の共闘で昨年１０月の新潟知事選で当選した米山隆一県知事。就任半年を機に話を聞きました。
■すべての国に自制呼びかけ
北朝鮮問題 犠牲はアジアに
ＡＳＥＡＮ ５０周年 外交を力に
東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）が発足してから今年８月で５０年。米国追随で軍事力頼みの安倍内閣とは大きく異なるその動きが今存在感を増しています。
■時代の風潮にあらがえ
「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」
俳優 池松壮亮さん
俳優の池松壮亮さん。東京を舞台に若者の虚無感や孤独をみつめた「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」に出演しています。
■自分の声で歌う それが尊い
舞台「リトル・ヴォイス」出演
俳優 高橋和也さん
舞台「リトル・ヴォイス」は、部屋に閉じこもっていた少女が、自分の秘めた歌声の力に気づいていく物語です。芸能プロモーター役の高橋和也さんに聞きました。
■戦争の時代 演劇の先覚者の問いかけ
土方与志と妻・梅子の物語
青年劇場「梅子とよっちゃん」
青年劇場の「梅子とよっちゃん」は、現代演劇創成記に築地小劇場をつくった土方与志と妻・梅子の物語です。
■非核国が廃絶迫る時代に
核兵器禁止条約 年内に誕生も
長崎大学核兵器廃絶研究センター准教授
国際関係論・核軍縮 中村桂子さんに聞く
核兵器禁止条約の国連会議（第１会期）を受け、核兵器禁止条約ができる可能性が生まれています。同会議の動向を調査している長崎大学核兵器廃絶研究センター（ＲＥＣＮＡ）准教授に聞きました。
■介護保険改悪 衆院通過参院へ
３年後の要介護１、２外し狙う
負担増やし利用抑制
国が給付抑制を奨励
行政の役割 丸投げ
利用料の３割負担導入など、国民に新たな負担増を強いる介護保険法等改悪案の参院審議が始まります。衆院厚生労働委員会（４月１２日）では自民、公明、維新が一方的に採決を強行。共産、民進、自由、社民の各党は反対しました。
■世界より撮り魅鳥
嶋田忠
競い愛
■ほかにこんな記事が
▼〈連載小説「大江戸ウーマンドクター」作・和田はつ子 絵・加藤佳代子〉
（２２）第三話 命つなぎ（一）
▼〈リレーエッセー 風の色〉
原発事故－"小さき人々"の声
女優・渡辺美佐子さん
▼〈連載漫画 今日もいい天気・完結編
作・山本おさむ〉第１８話 ある裁判
▼〈セーノ先生の応援歌〉
(56) 数学は教えるのも難しい
和光大学准教授・元中学校教諭・制野俊弘さん
▼〈知ってトクする しれっと認知症介護〉
１４ 気持ち 楽にする
「慣れる」が自分を守る
介護ブログ「４０歳からの遠距離介護」運営者・工藤広伸さん
▼〈文 庫〉
蘭由岐子著『「病いの経験」を聞き取る－ハンセン病者のライフヒストリー』
渡辺和子著『置かれた場所で咲きなさい』ほか
▼〈経済これって何？〉日米経済対話
米国言いなり繰り返す異常
横浜国立大学名誉教授・萩原伸次郎さん
▼〈にちようシネマ館〉
「追憶」
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー：リミックス」
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
▼〈赤旗相談〉
「自閉症の息子のパニック担任にどんな対応頼むか」
「マンション工事で家傾く補償されるが内容に不満」
▼〈囲 碁〉依田紀基九段の眼
新人王戦 ここがポイント
用心の上にも用心を 第42期・予選第１１局
黒・外柳是聞二段 VS 白・藤村洋輔三段
▼〈将 棋〉蛸島彰子の将棋ステップアップ
（52） 飛と角の攻め
日本女子プロ将棋協会所属・蛸島彰子女流五段
▼〈詰 碁〉結城聡九段〈詰将棋〉伊藤果八段〈詰連珠〉岡部寛九段
▼〈ＮＥＷディスク〉クラシック 伊熊よし子の１枚
「シューベルト：三代歌曲集」／ナタリー・シュトゥッツマン
▼〈読者の文芸〉短歌・俳句・川柳
▼〈つ り〉コマセの煙幕 アジ１１１尾
愛媛・足成漁港
▼〈メディアをよむ〉米艦防護の危険性問え
元ＮＨＫディレクター・戸崎賢二さん
▼〈うれしい一品〉
料理研究家・本谷惠津子さんの
「ブルーベリーのパンケーキ」
▼〈１週間のおかず〉５月１４日〜５月２０日
「イワシのとろろ昆布あえ」「緑野菜のレモン風味」ほか
▼〈日曜クイズ〉
正解者には抽選で100人に景品をお送りします。
▼〈クイズでごジャレ〉
小学生限定のクイズ。正解者に抽選で50人に賞品。
作・あさのあつこ/絵・題字 佐々木こづえ
作者のことば 連載の依頼をいただいたとき、まず頭に浮かんだのは〝今〟という一文字でした。それから〝今、このときを書きたい〟という思いが、驚くほど強い衝動となってせり上がってきました。主人公の咏子は特殊な能力があるわけでも、飛びぬけて美しいわけでもない普通とくくられる女性です。だからこそ〝今〟を体現できるはずなのです
週刊誌や新聞など数十の連載をかかえる森羅万象漫画家、やくみつるさんの４こま漫画。政治の話題から身近なことまでくすっと笑える風刺漫画です。（隔週）
ますむらひろしさんが宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に35年ぶり３度目の挑戦（2020年は最終形・前編、後編は2022年予定）。数年に及ぶ探究と試行錯誤を経て、カラーも使った綿密な絵で賢治の世界を表現します。
ますむらひろしさん：1952年、山形県米沢市生まれ。73年、手塚賞準入選で漫画家デビュー。83年から宮沢賢治作品の漫画化を始める｡85年､ますむら氏のキャラクターで「銀河鉄道の夜」がアニメ映画に。97年度日本漫画家協会賞大賞、2001年宮沢賢治学会「イーハトーブ賞｣
毎日の献立はおまかせください。４人の料理研究家が順番に執筆します。▽子育て世代の忙しいお母さんたちに大人気。ナマクラ流ズボラ派家庭料理研究家の奥薗壽子さん。▽昔ながらの和風料理から洋風、中華まで、「おふくろの味」で親しまれている杵島直美さん。▽食材を自由に使いこなし、手間を省きながらおいしく調理するアイデアを伝える、本谷惠津子さん。▽楽しくなければ料理じゃない。子どもに料理を教えるテレビ番組でもおなじみの「クマさん」こと森野熊八さん。
リレーエッセー
「風の色」は、各界で活躍する女性が執筆するエッセーです。2020年4月から1年間、次の５氏がリレーで執筆します。
石上真由子さん（ヴァイオリニスト）
小川たまかさん（ライター）
小松由佳さん（写真家）
日野美歌さん（歌手）
万波佳奈さん（囲碁棋士）
テレビのニュースやワイドショー、新聞や週刊誌など日々流されるマスメディア情報の特徴や問題点をマスコミ経験者や専門家が交代で検証します。次の４氏がリレーで執筆しています。ジャーナリズム研究者・丸山重威さん。弁護士・白神優理子さん。ジャーナリスト・沢木啓三さん。ジャーナリスト・臺宏士さん。
揺れながら育つ中学生の姿を描く教育エッセー。筆者は中学校教諭の坂本隆太郎さん。さし絵は黒須高嶺さんです。
映画評論家や、日曜版記者が数多くの新作から厳選した映画を紹介します。
漫画家・岡野雄一さんが描きます。認知症の母との思い出を通じ、認知症の人の世界や周囲との交流を描く漫画です。
伝統のコーナーです。▼「新人王戦」は若手プロ棋士がしのぎを削るフレッシュな棋戦。囲碁は結城聡九段が対局のポイントを解説。将棋は、熱戦の勝負どころを石田和雄九段が解説します。▼詰碁・結城聡九段、詰将棋・伊藤果八段、詰連珠・岡田寛九段が出題。▼月１回「実力認定テスト」。囲碁・孫喆七段、将棋・高野智史五段が出題。連続６回応募で免状取得へ。▼上達講座、囲碁・山田拓自八段「拓ちゃんの一手指南」、将棋・日本女子プロ将棋協会蛸島彰子女流五段「将棋ステップアップ」も。
つり欄は「釣り人が主人公」。どの記事も季節の釣り物を現場に足を運んで記録したものばかりです。「信頼できる内容」と好評を得ています。全国の釣り人が、厳しい山岳渓流のイワナや、釣りの対象としては最深のアコウダイの記録を寄せています。川から海から、釣りの対象になるほとんどの魚種が登場します。生態系のかく乱をはじめ、自然破壊や地球温暖化にいち早く気づくのも釣り人です。そんな現場の情報も報告されます。
「健康らいふ」 第一線で活躍している医師や研究者が登場し、健康に役立つ最新情報がいっぱいです。《随時掲載》
時代がことばをないがしろにしている。ことばの取り扱いに気を配りながら、いまこそ、ことば磨き――。元ＮＨＫエグゼクティブアナウンサーが人の心に響く、思いやりのあることばの使い方のヒントを語ります。
「性の何でも屋さん」の あかたちかこさんがジェンダーについて楽しく考えるエッセーをお届けします。（年4回）
いすに座って気軽にできる介護予防に効果的な健康体操を、ごぼう先生がこと、簗瀬寛さんが紹介します。
花育てのコツを、寄せ植え講師の土谷ますみさんがわかりやすく紹介します。（隔月掲載）
茨城県の筑波山麓で100坪の畑と、鶏の産む卵で自給的暮らしを実践中のフリーライターの和田義弥さん。家庭菜園での、野菜づくりのコツを伝授します。
人物、美しい風景や動物の写真をお楽しみいただく写真連載。20年6月14日号から１年間担当する写真家の方々は尾﨑たまきさん「海からの視点」、渋谷敦志さん「地球にんげん宣言!」、杉本恭子さん「日本彩り季節風」、山形豪さん「サファリダイアリー」です。
各ジャンルの専門家が、新しく発売になった注目のディスクを紹介します。洋楽は山口智男さん。クラシックは、伊熊よし子さん、吉井亜彦さん。ジャズはバードマン幸田さん、天神直樹さんです。
法律、年金・社会保険、税金、子ども・教育、障害児教育、医療福祉、マンション・住宅の７分野の専門家が電話相談にお答えした内容で、広く役立つ内容を含む事例をご紹介しています。
(c)「しんぶん赤旗」日曜版