福島県天栄村に住む山本おさむさんが自身の原発事故体験を描いて大きな反響を呼んだ日曜版の連載漫画「今日もいい天気・パートⅡ」。待望の単行本も発売されました。今春、避難生活に区切りをつけ、村に戻る山本さん。連載担当の記者が自宅を訪ね、話を聞きました。
大相撲の3月場所から、胸をたたき、両腕を力いっぱい振り下ろす、あの仕切りが見られなくなります。高見盛関が初場所で引退しました。年寄「振分(ふりわけ)」親方として、後進の指導に当たる第二の相撲人生をスタートさせました。
「蟹工船」などの作品が今も読み継がれている作家・小林多喜二。当時の特高警察に虐殺されてから20日で80年になります。多喜二の作品、活動が現代に問いかけるものは―。
いま、本やインターネット、携帯電話アプリ(アプリケーション)で、偉人や有名人の「格言」や「名言」を読む人が増えています。例えば仕事、恋愛、ビジネスなどのジャンル別や哲学者や戦国武将、アニメの登場人物の言葉に至るまでさまざまな形で目にします。どこに魅力があるのでしょうか―。臨床心理士で原宿カウンセリングセンター所長の信田さよ子さんにも話を聞きました。
聴診器を作って自分の心臓の音を聞いてみましょう。100円ショップで売っている材料で作れます。薄着なら服の上からでも音は聞こえます。
スギ花粉の飛散予測は、一部の地域を除いて全国的に多い、と。あの花粉症状がまたか、と思うと悩ましい。おとなでそうなのだから、幼い子どもはどうなのだろうか。耳鼻咽喉科の専門医で小児耳鼻咽喉科が専門の千葉県立保健医療大学健康科学部栄養学科の工藤典代教授にききました。
映画「約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯」(齊藤潤一監督)で、奥西勝死刑囚(仲代達矢)の母、タツノさんを演じました。出演への強い思いは―。「見知った役者が出てるから見てみよう、となればいいと。この映画はたくさんの人にみてもらいたいから」
参院選挙まであと5カ月。総選挙で示された政党間の力関係は変えられる。情勢を大局的にとらえ、比例5議席の絶対確保めざして本格的反転攻勢を―。日本共産党は、第6回中央委員会総会(9〜10日)を開催。現在の情勢と日本共産党の任務を深く論議するとともに、総選挙の総括をおこない、参院選、都議選の勝利・躍進をめざす方針を決めました。総会は、新たに書記局長代行に山下芳生、副委員長に小池晃両常任幹部会委員を選出しました。(第6回中央委員会総会全文はこちらから、報告・結語)
日本共産党の第6回中央委員会総会(9〜10日、党本部)。志位和夫委員長は、幹部会を代表し、五つの柱で報告を行いました。①現在の情勢を大局的にどうつかむか②国政の焦点と日本共産党の立場③東アジアの三つの国際問題④総選挙の総括と教訓⑤参院選、都議選への方針―です。そのポイントを紹介します。
北朝鮮は12日、同国北東部の豊渓里(プンゲリ)で、2006年、09年に続き3度目の地下核実験を強行しました。これは、「すべての核兵器・核計画を放棄」し、新たな実験中止を求めた一連の国連安全保障理事会決議に反するもの。安保理は同日、緊急会合を開き「実験を強く非難」する報道機関向け声明を発表しました。日本共産党の志位和夫委員長は9日の第6回中央委員会総会への報告で、「北朝鮮問題の解決のために」として、北朝鮮指導部の最近の発言で「経済強国の建設」「人民生活の向上」を強調すると同時に、軍事力強化を他のすべてに優先させる「軍事優先思想(先軍思想)」を強調している。しかし「人民生活の向上」と軍事優先思想に立った核・ミサイル開発路線は両立しない、と述べました。
日本共産党の志位和夫委員長は第6回中央委員会総会で、尖閣諸島問題にかかわる中国側の領海・領空侵犯などの動きに言及、「中国側にどんな言い分があったとしても、ある国が実行支配をしている地域に対して、力によってその変更を迫るのは、今日の世界で紛争解決の
手段として決して許されるものではない」と強調し、「きわめて遺憾」だと批判しました。日中双方が踏まえるべき「三つの原則」を提起しました。
福島原発事故の国会事故調査委員会による原因究明を、東京電力が妨げていたことが大きな問題になっています。福島第1原発1号機の原子炉建屋が「真っ暗だ」と偽りの説明をし、調査断念に導いたのです。日本共産党は真相究明と再調査を要求しています。元国会事故調査委員会委員の田中三彦さんにも話を聞きました。
「驚いた。経済問題で麻生太郎副総理が共産党に一致するとは...」―8日の衆院予算委員会の質疑を聞いていたマスコミ記者がいいました。景気回復について「働く人の所得増こそ」と、大企業の内部留保の一部を還元するよう求めた日本共産党の笠井亮議員の質問。"内部留保のためこみが問題"と、安倍晋三首相や麻生氏も認めざるを得なかったのです。(笠井議員の質問大要はこちらから)
大分県の県都・大分市(人口48万人)の市議選が17日告示(24日投票)されます。定数44(2減)に、55人前後が立候補を予定する多数激戦の様相。日本共産党は、国・市政の悪政からの「防波堤」となり、大企業の横暴を唯一ただす現有4議席(現職2、新人2候補)の確保を目指し、くらし・福祉を守る市政への転換を、と訴えています。
上り坂も楽に走れる―と、電動アシスト自転車を利用する人が増えています。正しく乗らないと、思わぬ急発進や急加速が起こって事故につながる危険があり、注意が必要です。
3月3日は、ひな祭りです。その由来や本来の意味を知ることで、ひと味違う楽しみ方を見つけませんか? 和文化研究家の三浦靖子さんが「ひな祭りのいろは」を紹介します。
世界的な写真家ロバート・キャパ。代表作をめぐる新見解の登場で、いま改めて注目されている存在です。その知られざる一面を伝える展覧会「ロバート・キャパ/ゲルダ/タロー 二人の写真家」が、横浜美術館で開催されています。
平成生まれの女子大生による4人組ロックバンド、ねごと。大学卒業を控えた今月、セカンドアルバム「5」(キューン)発表します。魅力を音楽ライターの梅岡彩友美さんが語ります。
東日本大震災の勃発後、被災地の人々を記録するドキュメンタリー映画の製作が続いています。被災から3年目の3・11を前に公開される二つのドキュメンタリーから届くのは、肉親や住まいを奪われながらも、どん底から再起し、復興に向かう人々の姿です。
体罰をどうなくせるか、将来ある子どもの自殺をどう防げるか―。顧問の暴力行為を受けた大阪市立桜宮高校2年の男子生徒(バスケットボール部主将)が自殺した問題で、自主的主体的に考え、行動し、学校を再生していきたいと、保護者や卒業生らが真剣な議論を重ねています。「桜宮高校から体罰を無くし、改革を進める会」の仮代表で呼びかけ人・弁護士の伊賀興一さんにも話を聞きました。
生活保護の引き下げは、当事者だけでなく、低収入で働く人たちにも打撃です。神奈川県の労働者は国を相手に「時給千円以上」の最低賃金を求めて裁判をたたかっています。原告らが発信するインターネットのツイッタ―では、クマのキャラクター「最賃くん」が、裁判を解説し、原告の声を紹介。最賃くんが語る、生活保護と最賃との深い関係とは―。最賃裁判原告の林美乃里さんにも話を聞きました。
世界 野生の花風景 高橋修
紛争地に咲き競う ゴラン高原