本来な経済危機に襲われる欧州でも危ない国の一つとされるスペイン。陽気な国民性ですが、暮らしは大変です。バルセロナ在住のジャーナリスト、秦真紀子さんがリポートします。
完成が遅れ、まだ本格的に飛んでもいない米国製戦闘機を1機99億円(今年度計上の4機。関連経費を含むと1機150億円)で42機も買う―。野田内閣は、消費税増税など16兆円の国民負担増政策の陰で、こんなトンデモない計画を強行しようとしています。
作家・恩田陸さんの長編『夢違(ゆめちがい)』が注目されています。約2年ぶりの新作刊行となりました。夢と現実が交錯する、幻想的な小説です。創作への思いを聞きました。
ロンドン五輪代表選考のヤマ場を迎える女子マラソン。29日の大阪国際女子マラソンでは、ハーフマラソンの日本記録保持者・福士加代子(29)らと若手が注目を集めています。選考の行方を含めバルセロナ、アトランタ両五輪のメダリスト有森裕子さんに聞きました。
長年、看護師として働いてきた横浜市の山本美代子さん(62)。お産の時以外入院したことがない病気知らずでした。健診で表れたがんのサインを見落としてしまった痛恨の体験から、周りの人に再検査の重要性を説いています。
「首都圏に民族文化の花を咲かせよう!」。民族歌舞団「荒馬座」は、東京都板橋区に生まれ、創立45周年を迎えました。2月11日から記念公演「未来は祭の輪の中に」を上演します。「元気と希望を届けたい」という三浦直美さん(33)と川内愛弓さん(23)の思いは―。
「縁結びの神」として知られる出雲大社がある島根県出雲市。昨年11月、市が小・中学校と幼稚園の再編計画素案で、大規模な統廃合を打ち出したことから、自治協会やPTA、幼稚園の父母から「地域の灯が消えてしまう」と、危惧の声が広がっています。
役者、絵描き、書家...。八面六臂(ろっぴ)の活躍ぶりです。今年も俳優業で幕開け。昼帯ドラマ「鈴子の恋」で、題字を担当しつつ、ヒロイン鈴子=芸名・ミヤコ蝶々(映美くらら)の父・英次郎を演じています。「もともとは、東京・日本橋の家具屋のおやじなんですね。私も東京の生まれで家具屋の息子ですから、何かこう通ずるものがあって...」
国が責任を持って進めなくてはならない福島原発事故による放射性物質の除染。そのモデル事業を国が原発利益共同体の象徴ともいえる組織に"丸投げ"しています。そこには原発利権を狙ったゼネコンやメーカーの社員がのべ1000人をこえて出向しています。除染で浮かび上がる癒着の構図を追いました。日本環境学会「福島第1原発事故による放射能汚染問題研究委員会」委員長・同学会前会長の畑明郎さんのインタビューも。
原発の運転は条件を満たせば最長60年までOK―。野田内閣が提出しようとしている「原子力安全改革法案」の内容に強い批判が出ています。背景には、米国や電力会社、原子炉メーカーからの圧力が...。
24日に開会した通常国会(6月21日まで)。日本共産党の志位和夫委員長は党国会議員団総会で、「国民への公約を裏切り、暮らし、平和、民主主義を壊す暴走を続ける民主党政権には、もはや国政を担う資格がない」と指摘、「野田政権と正面から対決し、日本の政治の閉塞(へいそく)を打ち破る展望を示してたたかいぬく」と表明しました。
野田佳彦首相が昨年11月、環太平洋連携協定(TPP)交渉に参加表明してから約2カ月。現在、政府は、参加9カ国とそれぞれ事前協議を始めています。すでにアメリカからは、ここぞとばかりに対日要求が...。国際貿易論が専門の東大大学院教授・鈴木宣弘さんにも話を聞きました。
野田政権が強行しようとする消費税増税が京都市長選(2月5日投票)の重大争点になっています。「増税ノーを京都から発信しよう」と呼びかける「京都市政を刷新する会」の中村和雄候補(57)=日本共産党推薦=と、民主、自民、公明各党の増税連合にかつがれた現職の門川大作候補(61)の一騎打ち。増税に反対し、市民の暮らし・福祉最優先の市政実現へ、幅広い市民の期待と共同が広がっています。西陣織物振興連盟副会長の山崎清一郎さんのコメントも紹介します。
福島第1原発事故への反省もないまま、文部科学省は新たな教材を作りました。「放射線はもともと身近にあるものだから安全だ」―。そんな誤った認識を児童・生徒に与えかねない内容です。一方、原発の負の側面を教える記述へと改める教科書会社も出ています。
甘く切ないラブソングに定評のある女性歌手、Tiara(ティアラ)が通算3枚目のアルバム「Flower」(日本クラウン)を発売しました。昨年9月にはコラボレーション楽曲を集めた企画盤も発売するなど、精力的に活動を続け、勢いを感じさせる実力派です。音楽ライターの梅岡彩友美さんが、魅力を語ります。
40年前の"沖縄返還密約事件"を正面に据えた意欲的な作品です。山崎豊子原作のドラマ「運命の人」(TBS系)。沖縄返還40周年の今年、ドラマは何を伝えようとしているのか。企画した瀬戸口克陽(かつあき)プロデューサーに(38)に聞きました。
「日本政府が毒ガスの加害者であることを明確にしていただきたい」。20日、東京高等裁判所の法廷で、中国から来日した王成さん(31)が訴えました。王さんは、旧日本軍が終戦前後、中国に遺棄した毒ガス兵器で被害を受け、日本政府に救済を求める原告の一人。法廷で語った王さんの苦悩は―。
▽<日曜クイズ>第2718回 正解者には抽選で100人に賞品をお送りします。
▽<クイズでごジャレ>第385回 小学生限定のクイズ。正解者に抽選で100人に賞品。
▽<連載小説「グラウンドの詩」作:あさのあつこ絵:佐々木こづえ>(30)三章 風の向こうに(五)
▽<リレーエッセー 風の色>兄弟弟子は心の支え 講談師・神田茜さん
▽<連載漫画「今日もいい天気 PartⅡ」作:山本おさむ>第4話 脱出
▽<ヒゲ先生の学級通心>No.53 親の心子知らず 中学校教諭・東神大さん
▽<知ってトクする 確定申告>③医療費控除 上 通院費やお産の費用も対象に 税理士・吉元伸さん
▽<経済これって何?>有期労働契約 使い捨て労働依存 赤旗国民運動部・昆弘見さん
▽<スポット>ドレス姿は妄想!? 女優・桜庭ななみさん
▽<すくすく子どもたち>
〈子育て〉一人で頑張らないで 民間保育園元園長・石川幸枝さん
〈健 康〉五感のふれあい大切 鹿児島県奄美市・奄美中央病院小児科医・森田智さん
▽<少年少女>ワクワクこども会スペシャル(はがき特集) 「けいおん!」好きですか ほか
▽<本立て>寒川旭著『日本人はどんな大地震を経験してきたのか 地震考古学入門』、中平まみ著『小百合ちゃん』ほか
▽<NEWディスク>ジャズ バードマン幸田の3枚 「ゼア・ラスト・タイム・アウト」/ザ・デイヴ・ブルーベック・カルテット、「イントゥ・ザ・ブライト・デケイド」/守屋純子オーケストラほか
▽<電話相談>「はしかワクチンの2回め 18歳息子はいつがいい?」
「家族のお金取る高2息子 叱ると暴力をふるうが...」
▽<読者の文芸>詩、短歌
▽<石子順のにちようシネマ館>「ALWAYS 三丁目の夕日'64」「J・エドガー」「イエロー・ケーキ クリーンなエネルギーという嘘」ほか
▽<つ り>友と寒バヤ 山梨・葛野川
▽<囲碁・将棋>6カ月で1級から五段位まで 実力認定テスト〈第382回〉出題者・囲碁・村川大介七段(第36期新人王)、将棋・佐藤天彦六段(第42期新人王)
▽<詰 碁>結城聡九段<詰将棋>伊藤果七段<詰連珠>岡部寛八段
▽<メディアをよむ>危険極まる秘密保全法 新聞ジャーナリスト・阿部裕さん
▽<1週間のおかず>「白菜と豚肉の煮びたし」「ポテトコロッケ」ほか
▽<うれしい一品>杵島直美さんの「イカのショウガ焼き」
七つの海 中村庸夫
アザラシ繁殖地 南極海の島々