6割が人手不足(羽島商工会議所)|日本商工会議所

6割が人手不足(羽島商工会議所)

 羽島商工会議所(岐阜県、高木豊会頭・福寿工業)はこのほど、同所役員・議員37事業所を対象に実施した「令和6年4月雇用アンケート調査」の結果を公表した。

 本年4月の新規採用については3割の事業所が「採用した」と回答。学歴では「高校生」と「大学・大学院」が多い。採用職種は「技術系」6割で、事務系とその他(営業系など)が共に2割だった。来年(令和7年)の新卒採用予定については、約4割が予定ありと回答し、採用予定職種は「技術系」が約6割で令和6年の新卒採用をほぼ同じとなった。

 人材の過不足感を聞くと充足できているのは42%で、58%の事業所は不足を訴えている。充足できない理由としては「募集しても応募がなかった」との回答が最も多く調査対象事業所の3分の1から寄せられた。また企業が求める人材としては「一定の経験を有した若手社員(第二新卒など)」や「即戦力となる中堅層・専門家」が1位2位となり、新規学卒者(高校卒)が3位だった。