新入社員セミナーアンケート調査⑥～職場に望むことは「良好な人間関係」～（米子商工会議所）

　米子商工会議所（鳥取県、坂口平兵衞会頭・坂口）は4月2日、3日に開催した「新入社員研修」に参加した39社85人を対象に実施したアンケート調査の結果を公表した。

　本調査によると、就職先について参考にした情報としては「学校、先生から」が最も多く（20人）、「家族、先輩、友人から」（16人）、インターネット（13人）の順となった。就職先を決定した理由では、「職場の雰囲気」が27人で最も多く、仕事内容（26人）、勤務地（23人）が僅差で続いた。自身のキャリアプランについては「定年まで勤めたい」が32人で最も多く、出席者の3分の1を超えた。「機会があれば転職も視野にいれている」は14人だった。会社・職場に望むことは「良好な人間関係」で参加者の半数を超える49人が回答。次いで「自分の能力が発揮できる」（26人）、「休暇（有給）が取りやすい」（25人）、「給与の増加」（21人）の順となった。

　理想の上司像としては「コミュケーションがオープンで人間関係に気配りできる人」を挙げた参加者が半数以上の45人おり、「一人ひとりに対して丁寧な指導（細かいサポート）をしてくれる人」が38人で上位となった。