クレジットカードに関するQ&A | 日本クレジットカード協会

クレジットカードに関するQ&A

クレジットカードに関するQ&A

カードの使い方に関するよくある質問をまとめております

目次
  1. Q&A「正しい使い方」
  2. Q&A「トラブル防止について」
  3. Q&A「カード利用上のご注意」

Q&A「正しい使い方」

毎月の支払いはどのくらいが目安ですか。

収入の20~25%が目安です。

月々のクレジットの支払い上限は、収入(可処分所得)の20~25%といわれています。
ご自分の収入に合わせて、計画的に利用しましょう。

支払いの期限に遅れたらどうなりますか。

カードが使えなくなることもあります。

もし支払い期日に遅れた場合には、遅延損害金の支払いばかりでなく信用が損なわれ、クレジットカードが利用できなくなることもあります。
こうしたことがないよう、支払期日はきちんと守りましょう。

カードの利用可能額とはなんですか。

あらかじめ定められている利用額です。

利用者の信用や利用実績により、クレジットカードには利用可能額が設けられています。
このためご自分の利用可能額をしっかり確かめてから使うようにしましょう。
可能額を超えた場合には、ご利用をお断りすることもありますので、可能額を超えてしまうことが予想される時には、あらかじめカード発行会社までご相談ください。
(カードの種類により可能額設定のないものがあります。)

トラブル防止システムはあるのですか。

トラブルを未然に防ぐオーソリゼーションがあります。

カード発行会社では、第三者の不正利用などのトラブルを未然に防ぐため、お店はカード発行会社に照会し承認を得るシステムになっており、これをオーソリゼーションといいます。
この時に、ご本人確認をさせていただくこともあります。

Q&A「トラブル防止について」

なぜカードの裏にサインするのですか。

カードの盗難・紛失による事故を防止するためです。

新しいクレジットカードを手にしたら、必ず最初にカードの裏の所定欄にサインをしてください。
サインが義務づけられているのはご本人確認のためで、カード盗難や紛失の際の事故防止に役立ちます。
もしサインがない場合には、加盟店でご利用できないばかりか、カードが不正利用された時にも損害額が補償されません。

カードを貸しても大丈夫でしょうか。

絶対に貸さないでください。

クレジットカードは発行を受けた名義人以外(ご家族の方でも)は使用できません。
他人に貸したカードで、もしトラブルが発生しても困るのはあなたです。
また、名義貸などにより被害に遭われた場合もあなたの責任となりますので、ご注意ください。

カードをなくしたらどうすればいいのですか。

すぐカード発行会社にご連絡ください。

ご連絡を受けた後、カード発行会社では ただちにカードが使用できないよう手続きを取り、他人による悪用を防ぎます。
その際、最寄りの警察に連絡するのも忘れずに。
所定の手続きで新しいカード発行の受付をいたします。
受付させていただいた後、所定の審査のうえで新しいカードを発行いたします。

カードで支払う際の注意点を教えてください。

特にサービス契約をする際はしっかりチェックしてください。

  1. サービス内容などが不明確なときは、その場で契約しない。
  2. 長期かつ高額の前払い契約には慎重に対処する。
  3. 契約書の内容をよく確かめ、不明な点は説明を求める。また、契約書に書かれていない話などは信用しない。
  4. 事前に情報を収集したり、家族・知人に相談したり、納得の上で契約する。
  5. 契約後、サービスに不審を抱いたり、納得がいかず解約したいと思うときは、まず、契約先や公的な消費者相談窓口へ相談し、カード会社にも連絡する。
  6. 契約書控・受講証控などは必ず保管する。

サービス契約は商品と異なり、実体がないものですからトラブルが起こりやすいので、注意して契約してください。

暗証番号はどんな番号でもいいのですか。

暗証番号はカードのご利用があなたであることを証明する大切な番号です。

最近、暗証番号を第三者に推測されて不正利用されるケースが増えています。
そのほとんどが次の番号を使った暗証番号ですので、該当される場合は至急ご変更くださいますようお願い致します。

  1. 生年月日
  2. 電話番号
  3. 自宅住所の番地
  4. 4桁の同じ数字

※ カード発行会社により暗証番号として登録できない番号は異なりますので、各カード発行会社にお問合せください。
※ 暗証番号を第三者に知られたことにより生じた損害は原則としてご本人のご負担となりますので、ご注意ください。

Q&A「カード利用上のご注意」

カード利用時になにをチェックすればいいのでしょうか。

まず利用金額の確認をしましょう。

利用金額を確認のうえ、端末機へ暗証番号入力(もしくは、カード裏面と同じサイン)をしてください。
端末機へ暗証番号入力(もしくは、カード裏面と同じサイン)をいただいた利用金額はあなたが承認したものとして扱われます。
なお、海外では現地通貨で表示されるため、特に注意してください。
また、加盟店から渡される売上票の控え、キャッシングによるCD機利用時の明細書も必ず保管しておき、後日カード発行会社から送付される明細書との照合もきちんとしましょう。

売上票へ電話番号の記載を要求されたら書かないといけないのですか。

売上票に電話番号を書く必要はありません。

カード発行会社では売上票に電話番号などご署名以外の記入を求めることを認めておりません。
記載を強要されたり、記載しない事を理由にカード取り扱いを拒否された場合は、カード発行会社までご連絡ください。

売上処理で不審な点があるときはどうすればいいのですか。

まずカード発行会社までご一報ください。

売上票が何枚かに分けて作られていた。取扱日が違っていた。
カードをお店の奥に持っていかれ、しばらく返してもらえなかった。
こんな時、不審な点があればカード発行会社までご連絡ください。
なお、ご連絡はカード名義人本人が行ってください。

住所や勤務先が変わった時、どうすればいいのですか。

すぐに変更手続きを行ってください。

住所、勤務先、指定決済口座、結婚して姓が変わったときなどはカード発行会社までご連絡ください。
住所や口座などのカード発行会社への届出事項は、お客様に連絡するために、また、お客様がカードを利用した代金をお支払いいただくために必要な事項です。
これらに変更があったときは、必ずカード発行会社に申し出て、変更手続を行ってください。

クレジットカードの所有権はどこにあるのですか。

所有権はカード会社にあります。

クレジットカードはカード発行会社が会員にお貸ししているものです。
盗難や紛失など起きないように管理には十分に気を付けてください。