「協同組合のアイデンティティ」アンケート実施中|日本協同組合連携機構(JCA)

国際連携

「協同組合のアイデンティティ」アンケート実施中

 国際協同組合同盟(ICA)は、2021年12月のソウル大会を起点に「協同組合のアイデンティティ(定義・価値・原則)」に関する世界的な協議を開始しました。

 JCAではこれを受け、今年度、協同組合のアイデンティティに関する学習機会の設定を呼び掛けるとともに、学習資材作成や情報発信を行ってきました。 

 ICAでは、この世界的な協議のために、会員団体や協同組合関係者・研究者に対するアンケートを5月から実施しています(少なくとも9月まで実施予定)。

 このアンケートは次のような性格のものです。

  • 協同組合のアイデンティティの世界的協議のための基礎資料を集めることが目的。
  • 協同組合のアイデンティティ声明に関する認知・活用の状況、声明の有効性について問う設問で構成(声明改定について問うものではない)。
  • 組織としての回答のほか、個人の協同組合関係者(組合員、役職員等)としての回答、協同組合に関する専門家(研究者、教育者、開発者等)としての回答が可能。

 ICAでは、世界の多くの組織、個人、専門家からの回答を呼びかけています。世界的な協議に資するとともに、アイデンティティ声明についての認識を深めるきっかけともなるものです。日本からも、組織・個人・専門家を問わず多くの皆様からの回答をお願いします。(所要時間は5~10分程度です)

 アンケートは各国語に訳されており、JCAでも、ICAに協力して日本語版を作成しました。自由記述欄も日本語で記入いただけます。(全設問の一覧はこちら

 なお、日本からの回答については、JCAがICAのパートナーとして(回答者が特定されない形で)情報共有を受け、今後の協議における日本からの意見反映の参考とさせていただきます。

 

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