2021年10月アーカイブ
二戸支部定時協議会は令和3年4月26日に二戸パークホテルで開催され、12業者中10社の代表者、宅地建物取引士から12名の出席がありました。小田島支部長から、「前年度は5名の本人出席だったが、今年度は多くの方にご出席いただいた。このように支部会員の集まりがあるのは久しぶりであるが、市民の皆様にワクチン接種が行き渡って新型コロナウイルス感染症が収束し、できるだけ本来の支部活動ができることを願う」旨の挨拶があり、協議会が始まりました。
多くの行事が中止にはなりましたが令和2年度の活動報告に3年度の事業計画と予算書が報告され、2年度の決算、そして長きにわたり宅建協会で活躍していただき、副支部長を務めてくれた梅木土地産業の梅木設男社長の代わりに、株式会社ピラスの田中覚社長が副支部長に就任する新体制が承認されました。
協議会後半では、令和3年4月1日から開設となる二戸市空き家バンクの説明が二戸市役所担当課からあり、市民から空き家についての相談があった場合には、積極的な支援に関する依頼がありました。
令和3年2月15日に二戸地区合同庁舎において二戸市が導入を計画している二戸市立地適正化計画に関する事業説明会が開催されました。
これは人口減少や高齢化が見込まれる中においても、地域の宝や多様な世代の生活様式に応じて安心して暮らしていける街づくりの実現を目指すもので、計画では住宅地開発や集合住宅を誘導する「居住誘導区域」や市民生活を支える様々な施設を誘導する「都市機能誘導区域」を設定するものです。
この区域外に建築行為や開発行為を行う場合は事前に届け出が必要になるとともに、この内容は二戸市における土地取引で重要事項説明書に記載しなければならなくなったこともあって、当日は建設業者や宅地建物取引業者が多く出席し、計画に対して活発な質疑応答が行われました。