寝坊したー!から始まった私のコミティア121。
連載の決まったとよ田みのる先生に「連載おめでとうございます!」というのを目当ての1つに、8/20(日)にビッグサイトに行ってきました。
ここ数年、コミケからはすっかり離れてしまいましたが、コミティアは去年からまた行くようになっています。
元々コミケより人は少ない即売会ではありますが、8月はコミケ1週間後ということもあって、かなり回りやすい環境でした。
前々からやりたいと思っていたのが、コミティアの同人誌感想です。
普段は商業誌……というか最近は初恋ゾンビ感想しかかけていませんが、同人誌感想も、Twitterに流すだけじゃなくて、ブログに書いてみたいなと前々から思っていました。
ということで、今回は面白かった同人誌の感想を書いていきたいと思います。
※1 本記事を書くきっかけ
blog.gururimichi.com
※2 他の方のコミティア記事
grand-spring.com
※3 GETした同人誌の一覧はこちら。
今日のコミティアの戦利品! pic.twitter.com/8rj0CYIyuI
— ふな@退職活動中 (@hosome252) 2017年8月20日
わたしの好きな幼なじみは
「となりのバカと続く嘘」の単行本を発売した、あむぱか先生の作品。
幼なじみの前ではヒーローでいたくて、クールな姿を見せ続けようとするヒロインが可愛い。
カッコいいも良いけど、やっぱり男の子は照れた顔とか笑った顔とか、そういう顔も見たいのである。
好きの形も色々あれば、恋人の形も色々あるのだなあと思える作品。
どうせそのうち、この二人は普通にイチャイチャするようになるけどな!
久遠せんぱいは今日もはなまる
帰国子女の主人公・北条と、面倒見の良い生徒会長・久遠先輩が織り成すコメディー漫画。
北条が犬属性丸出しで久遠先輩になついて、振り向いてもらおうと奮闘するけど、全く振り向いてもらえない。
少しくらい赤面が出るか……と思ったけど、一切ない。
だがそれが良い。
男はいつだって、届かない夢を追いかける生き物なんだ……(違う)
公務を執行する時に、生徒会の腕章をつける久遠先輩のスイッチの入れ方好き。
セクハラ男子と純情乙女
とにかく赤面が素晴らしい!
やはり可愛い女の子には赤面させたい。
気になっているからこそ、恥ずかしがっている顔が見たいというのは、やはり男性の本能かもしれない。
もちろん、される相手も「好き」だからこそ、その行為は許される。
その関係性が、ちゃんと伝わってくるから良いのだ。
ニヤニヤします。とにかくニヤニヤします。
ああ、やっぱり赤面は素晴らしい!
ペーパー欲しかった……(泣)
先日はコミティアおつかれさまでした!
— 魚森タラ (@uo_tara) 2017年8月21日
当日おいてた無配ペーパーの漫画…です…。男の子はアゲハくんで女の子は実依ちゃんといいます…ペーパーにキャラ紹介も何も書いて無くてすみませんでした… pic.twitter.com/GCLY7U8Zun
君の体は小宇宙
SFチックなラブコメ漫画。
謎は色々あるけれど、1番知りたいことは好きな人のこと……っていう感じの雰囲気に、ニヤニヤする。
女子高生が研究のためとはいえ、男子高校生の服を脱がせている光景は、とってもエロティックだと思いました。
下半身はまだ知りたくないらしいです。「まだ」……ね(ニヤニヤ)
恋に潜る
頬が緩んで仕方ない漫画。
個人的に大好きなラブコメディー。
男の子の好きという気持ちが届く気配はないけど、ヒロインの川端さんのことがどんどん好きになる。
明るく活発で、おまけにスキンシップが多くて。
こんなの絶対好きになるだろ……!
恥ずかしげもなく、アイドルの名前入りTシャツを着る川端さんが可愛い。
梅皿テクニカーの漫画は、やっぱり良いね……
バスカヴィルの剣
ファンタジー漫画。読み終わったあと、ため息が漏れてしまうほど素晴らしい。
国を追われた王女と騎士の物語で、騎士の葛藤も、それを王女が背負う強さも、素晴らしくて。
成すべきことを成すために、辛く険しい道を進む覚悟が、ありありと伝わってくる。
正直、読んでいて痺れるシーンばかりでした。
物語の濃度が濃い。もっと浸っていたい。
この1冊で完結しちゃっているけど、間の話とかもっと読みたいと思ってしまった……
ぶっきら嬢
このシリーズ、好きなんです。
私は全くそんなつもりは無いけれど、後輩に言わせるとおっぱい星人らしい。
それを踏まえてもう一度表紙を見ると……そういうことだよ!
コミティアを語る会でも、やはりおっぱい成分が良いと賞賛されていました。
並々ならぬこだわりを感じる。
ぶっきらぼうな巨乳女子……開拓の余地がまだまだある分野ですね!!(笑顔)
泥棒猫とわたし
変則的なイチャイチャラブコメ。
女の子がベタ惚れなのは事実だけど、男の子の方も無自覚にベタ惚れだからニヤニヤして仕方ない。
イチャイチャしているつもりはないかもしれないけど、傍から見たらめっちゃイチャイチャしているからね?
猫を抱っこするために、彼女経由とかもう何か、絵面的に甘々過ぎた。
彼女の赤面っぷりも素晴らしい。この漫画好き。
まあるくとらべる
私の好きな作品は恋愛が絡むのが多いけど、これは何というか、気心が知れた仲間内での旅行の話。
姦しい女性3人の中に男性が一人いるけど、振り回されているようで、意外と彼も気楽に行動している気がする。
男女間の友情が……みたいな話はよく分からないけど、この漫画では間違いなく成立していて、浸っていたい空気を作っている。
好き勝手やっていても、どこかでちゃんと相手のことを見て、気遣ったりして。
きっと分かってくれている、と思い込まない。伝えるべき言葉は伝える。
そういう関係性が、ものすごく好き。良い漫画だ……
いとしのテュラン
ヴァンパイア・ハンターと女吸血鬼のお話。
とにかくシャルロットが可愛い。
こんな吸血鬼になら、私も支配されたい(正直)
ちょっとした憎まれ口に思いやる気持ちを感じたり、何気ない仕草に親しさを感じたりできる。
そういう部分が、個人的にはその漫画を良いなあと思う重要な要素だったりする。
ここのサークル、これからちゃんとチェックしておかないと!!
人魚の涙
中学生の頃、通っていた定食屋でラブロマを読んだその時から、私はすっかりとよ田みのる先生のファンになっていました。
本作も、他のとよ田みのる作品と同様に暖かい。
本作のヒロインとも言える人魚は、人間の言葉が話せない。
話せなくても、喜びや悲しみといった心の揺れ動きが、熱のように伝わってくる。
あくまで、言葉は心を通わせる方法の1つなのだということを、私たちに教えてくれる。
言葉を駆使せずとも、心を許していく、通わせていく。
その過程が暖かくて、ちょっぴり切ないENDでも、胸の中に確かに残る暖かさがある。
とよ田みのる先生の作品は、心を満たしてくれるから本当に素晴らしいのだ……
あ、最後に。
ゲッサンでの連載決定おめでとうございます!
終わりに
他にも面白い同人誌は沢山ありましたが、全部書くとキリがないので、今回はこんな感じで。
そうそう、私にしては珍しく百合作品もいくつか買ってしまいました。
ソフトな百合は結構好きなので、もっと色々な作品を読めるようになりたいです。
コミティアの後、マンガサロン「トリガー」で、コミティア本の話をするのも非常に楽しかったです。
漫画ブロガー界隈を離れて久しいので、久しぶりにコミティアの本の話ができたのが嬉しい。また次回も行こう。
次回のコミティアは11/23とのことなので、興味のある方はぜひ行ってみて下さい。
今回は前日設営ができない関係で、設営スタッフを大募集中とのことです。
私も参加を検討中。体力持つか分からないけど(笑)