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海事代理士試験 試験実施をうけて

海事代理士試験 試験実施をうけて

今年の海事代理士試験を受験された方へ

 

海事代理士は別名「海の行政書士」「海の司法書士」と呼ばれる、海に関連する法律のスペシャリストです。海に囲まれる島国の日本にとっては重要な法律資格の一つとなるのは言うまでもありません。
海上での船の安全やマリンスポーツ、海上観光の安全も守ってくれています。

海事代理士は別名「海の行政書士」「海の司法書士」と呼ばれる、海に関連する法律のスペシャリストです。海に囲まれる島国の日本にとっては重要な法律資格の一つとなるのは言うまでもありません。
海上での船の安全やマリンスポーツ、海上観光の安全も守ってくれています。

1. 合格された方

海事代理士としてご活躍の先生にインタビュー&対談を実施しました。
海事代理士の実際のお仕事や、受験に向けて勉強している際のご経験を伺いました。

 

3.  2023年(令和5年)海事代理士試験をご検討の方

海事代理士は、「海の行政書士」「海の司法書士」とも呼ばれ、海に関係した法律・法的手続きのスペシャリストです。
具体的には、船の登録や登録内容の変更手続、船の安全性検査の申請手続、モーターボートやヨットなどの小型船舶操縦免許証の更新手続のサポート等を行っています。その際に必要となる書類を適切かつ迅速に作成することなどを通じて、海上での船の安全やマリンスポーツを楽しむ人たちの安全を守っています。
手続きを迅速かつ正確に行う仕事に求められるスキルは、まさに行政書士の業務と共通しています。また、職務上請求を行うことができる八士業(弁護士、司法書士、行政書士、弁理士、税理士、社労士、土地家屋調査士、海事代理士)の1つでもあります。
 
 
■海事代理士になるには

海事代理士は国家資格です。海事代理士になるには「海事代理士試験」に合格する必要があります。

 
■海事代理士試験とは

1.受験資格
 学歴、年齢、性別等による制限はありません。
 *海事代理士法第3条に規定する欠格事由に該当する者は、試験に合格しても海事代理士の登録ができません。

 
2.試験の構成
 (1)筆記試験
 (2)口述試験
    *口述試験は、当年の筆記試験合格者及び前年の筆記試験合格者で当年の筆記試験免除の申請をした者に対して行われます。


3.試験科目等

種類・形式 科目
筆記試験
20科目 
一般法律常識
①憲法 ※1
②民法 ※1
③商法(第3編「海商」のみ対象)
海事法令
①国土交通省設置法
②船舶法
③船舶安全法
④船舶のトン数の測度に関する法律
⑤船員法
⑥船員職業安定法
⑦船舶職員及び小型船舶操縦者法
⑧海上運送法
⑨港湾運送事業法
⑩内航海運業法
⑪港則法
⑫海上交通安全法
⑬造船法
⑭海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律
⑮国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関する法律(国際港湾施設に係る部分を除く。)
⑯領海等における外国船舶の航行に関する法律
⑰船舶の再資源化解体の適正な実施に関する法律及びこれらの法律に基づく命令
口述試験※2
4科目
海事法令
①船舶法
②船舶安全法
③船員法
④船舶職員及び小型船舶操縦者法
※1 行政書士試験の学習経験を持つ方には、大きなアドバンテージがあります。
※2 口述試験は、当年の筆記試験合格者及び前年の筆記試験合格者で当年の筆記試験免除の申請をした者に対して行われます。


4.合格基準
 筆記試験
  1.合否の判定は、対象となる全科目を受験した者について行うものとする。
  2.筆記試験20科目の総得点240点の60パーセント以上の得点をあげた者。
 ただし、全科目受験者の平均正答率が60パーセントを上回る場合には平均正答率以上の得点をあげた者。
 
 口述試験
  1.合否の判定は、対象となる全科目を受験した者について行うものとする。
  2.口述試験4科目の総得点40点の60パーセント以上の得点をあげた者。


5.出願期間
2024(令和6)年8月1日(木)から8月31日(土)まで
(郵送の場合は書留郵便とし、8月31日消印のものまで有効)

6.試験日程
筆記試験 試験日時 令和6年9月25日 (水) 10:15~16:30
合格発表日 令和6年10月30日(水)
口述試験 試験日時※ 令和6年11月26日(火) 10:30~17:30
合格発表日 口述試験終了後20日以内
※受験者多数の場合、一部受験者については、同日の17:30以降又は同月27日(水)に実施する場合もあります。

 
7.近年の合格率等
 
合格率
筆記試験 口述試験
受験者 合格者 合格率 合格者 合格率
2023年 53.3% 409名 228名 55.7% 223名 94.9%
2022年  53.7% 361名 199名 55.1% 194名 98.5%
2021年 37.4% 288名 156名 54.2% 128名 61.0%
2020年  32.7% 288名 156名 54.2% 97名 58.8%
2019年 48.2% 303名 157名 51.8% 150名 92.6%

合格者の声

鈴木 裕満さん
海が近く親しみがあり、行政書士の仕事と関連して海で仕事もできたらいいという思いから受験しました。(この講座の) 教材だけで間違いなく合格点まで持っていけます。 アウトプットの講義と模試で十分な演習を行うことができました。
何よりもこれまで独学で攻略するしかなかった海事代理士試験を教えてもらえるだけでもありがたかったです。独学での習得を目指したこともありますが雲をつかむような感じで、何をしたらいいかわからず早々に断念しました。このような難解な試験を 体系的に学習できる機会は大変貴重なものと思います。受験される方は、まず港へ船を見に行くことをお奨めします。船を見ることで 船舶法などの条文を具体的にイメージしやすくなるとともに海事代理士の業務にリアリティを持つことができると思います。


片山 渓大さん
学生時代法学部で、法律系は伊藤塾という先入観があったことと、動画配信で 全科目のインプット講義があり、 初学者にとっても知識を習得し易そうだと思ったので伊藤塾での勉強に決めました。レジュメにて、 必要な条文を取捨選択しており、条文により出題蓋然性を ランク分けしてくれていたので学習し易かったです。口述模試を東京・大阪・名古屋・福岡で実施してくれたのもありがたかったです。


相原 一善さん
講義にて法令の中で 必要な条文を的確に選択し、逐条説明をしていただけ、試験を受ける上での基礎学力養成に役立ちました。筆記試験の模試は 出題内容が実践的で厳選されており、とても役に立ちました。
井内先生の講義はわかりやすく、 学習を進め易かったです。海事代理士試験は、出題範囲が広く、暗記する事項も多いですが、 本講座をベースに効率的に学習すれば、きちんと対応できると思います。


武井 宏人さん
行政書士試験に合格していましたが、海事関係の理解も深めたいと思い一念発起し受験を決めました。
仕事をしながらの勉強なので、海事代理士試験対策の書籍やデータも乏しい状況で 時間を無駄にしたくないという思いから独学よりきちんとした法律資格の実績のある伊藤塾で勉強に取り組んだ方が 効率的だと考え受講しました。
独学だと最低限抑えなければならないところを自分で設定しなければならないですが、 伊藤塾で予め絞り込んでくれているので仕事しながら勉強しなければならない自分としては時間の短縮もできて非常に有り難かったです。先生も テンポよく話してくれるので集中して講義を聴くことができました。
口述模試も早めに受けたおかげで 本番のイメージもできました。
 
土持 賢一郎さん
市販の教材で独学を始めたが、 講師から教わる事でその補強として有効であると考え、私の知る限りでは唯一の受験講座であり、且つ、昨年の 実績もあった本講座を選択しました。
市販の教材に比べて、 法改正された条文が反映されているところや、口述対策講座は、 他人の声で問題を読み上げてもらえるので、自分にとっては大変効果的でした。


二瓶 仁さん
海や船舶に関する法律の勉強は初めてでしたが、講座で使用したテキストや条文により 効率よく学習することができたので本当に受講してよかったと思います。
(講義や教材は) 出題の可能性が高い重要ポイントを把握しやすいため、勉強開始や試験直前期の確認はとても効率よくできる教材とだと思います。
 

2. 今年の試験を振り返る

講座・カリキュラム

 
■海事代理士合格講座とは
国家資格である「海事代理士試験」に合格するための講座です。
本講座では、出題20科目の法律知識の習得はもちろん、出題形式に合わせた筆記試験対策、口述試験対策までを行います。また、知識の習得に加えて、講義中に問題の解き方にも言及していくため、試験に合格するための総合的な力を養うことができます。近年、法改正が多い科目もございますが、試験に必要な部分とそうでない部分を確認・分析した上で必要に応じて講義やレジュメにて対応いたします。


◆筆記試験・口述試験対策 インプット講義 全30時間
出題される20科目をそれぞれ1科目ずつ確認します。科目の全体像と出題のポイントをコンパクトに整理して分かりやすく講義します。
活字や文章が多い基本書とは異なり、パワーポイントにまとめたレジュメを使用するため、よりイメージがしやすく理解が進みやすくなります。
本講義を受講いただくことで、その後の学習を効率的に進めることができるようになります。


◆筆記試験対策 演習講義 全8時間
筆記試験で解答できる力を身につける講義です。講義中に問題を提示して、解説講義を行っていきます。
知識は、インプットしたままでは忘れやすく、試験問題で正解を出すことが、なかなかできません。そこで本講義では、試験で正解できるための問題文の読み方、問題文で着目するポイント、問題の解き方などを身につけます。


◆口述試験対策 演習講義 全4時間
口述試験で解答できる力を身につける講義です。講義中に問題を提示して、解説講義を行っていきます。
口述試験は、筆記試験と異なる口頭試問形式で行われるため、問題に特色があります。書き言葉と話し言葉は異なるため、分かっていてもどう答えたら良いか分からなくなってしまうことがよくあります。そこで、本講義では、口述試験問題の解答の仕方、対応の仕方や会場でのふるまい方を身につけます。


◆スクーリング(東京校) 全2回
普段Webで受講されている皆様に教室のリアルな場所にお越しいただき、井内講師や他の受講生と触れあう機会を設けています。
復習や学習方法を確認していただくとともに、同期となる受講生同士の横のつながりも作っていただけます。


◆オンライン質問会(Zoom) 全2回
直接会場に来られない方もオンラインによる質問会に参加することができます。
井内講師に質問ができるのはもちろん、他の参加者の質問や相談を聴くこともできるため、ご自身の学習の参考にもしていただけます。


◆公開模擬試験(筆記試験) 全1回
2025(令和7)年度本試験の予想問題で構成された公開模擬試験で筆記試験本試験のシミュレーションを行います。弱点の発見や、合格するために足りないところなど課題を明確にし、本試験前の最後の“詰め”を行います。また、ポイント解説講義も配信します。
※模擬試験教材(問題・解答解説・答案用紙)を発送します。
※成績処理・添削はありません。

 
★口述模試(※別途有料)
筆記試験の合格発表後にご案内いたします。
ご希望の方のみ、別途有料にてお申し込みを承ります。


使用教材

 
◆オリジナル教材

 
◆口述試験対策 演習講義(全4時間)の教材は、PDFデータ添付のみとなります。(冊子等、発送はありません。)

【教材発送日】
・インプットテキスト 11/1(金)
・アウトプット(演習講義)テキスト 12/20(金)
・公開模擬試験 問題・解答解説・答案用紙 2025/8/8(金)

<参考書籍>
◆海事代理士合格マニュアル(日本海事代理士会 編著)
 出版社:成山堂 (例年3月下旬頃に発行されます。)
 ※講義では使用しませんが、海事代理士試験合格を目指す方にはおすすめの書籍です。


担当講師

井内 絢也講師

海事代理士合格講座はもちろん、行政書士試験対策、宅建士合格講座等幅広く講座を担当。受験生の気持ちを身近に感じられるよう、今でも国家資格を中心に学習・受験を重ねる。受験指導のキャリアは10年を超えるベテラン講師。関西を中心に行政書士・海事代理士・宅建士等実務でも活躍中。

受講料

  時間・回数

受講料

総合パック 約47時間+模試1回

98,000円

筆記試験・口述試験対策 インプット講義 30時間 54,800円
筆記試験対策 演習講義 約8時間 34,800円
口述試験対策 演習講義 4時間 34,800円
公開模擬試験(筆記試験) 1回 14,800円


再受講割引 お手続き方法はこちら⇒
50%OFF
フルパック一般受講料 再受講割引受講料
98,000円 49,000円
※過去に「海事代理士合格講座 総合パック」をご受講の方が対象となります。

お問合わせ・受講相談

お問合わせや受講相談はこちらよりお願いいたします。

※お問い合わせフォームや受講相談ご予約の際は、試験種を「行政書士」にてご選択ください。
YouTubeチャンネルにて試験や講座の概要などを説明している動画がございます。
 よろしければ、ご視聴ください。

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