2019年2月22日・3月14日に都城市で鶏肉の生産から加工、流通、販売までをおこなっているエビス商事グループにて、就活生向けの仕事体験インターンシップが開催されました。
今回のインターンシップではインタークロスも企画や運営に関わらせていただきました。
当日は6名の就活生が参加し、工場見学やエビスグループが運営する飲食店向けの新商品開発の企画立案ワークなどを通して、仕事の流れや鶏肉の魅力などを学びました。
今回は実施したセミナープログラムの様子をご紹介します!
まずはエビスグループの社員から企業や商品について紹介がありました。仕事の面白みから始まり、鶏肉の魅力やグループ全体で実現している6次産業化の強み、海外展開といった未来への展望などの話に就活生は真剣に耳を傾けていました。
「農家さんのコンサル業務から食品加工、飲食店の経営など仕事の幅広さに驚いた」「宮崎にも海外展開を積極的に進めている企業があると知れた」などの感想があり、就活生にとってたくさんの発見があったようです。
説明後には敷地内にある工場を見学。社員に説明を受けながら、実際に鶏肉が加工されていくシーンや作業工程を直接見ました。実際に見ることで仕事の流れや商品をよりイメージすることができたようでした。
休憩時間にはエビスグループが運営する飲食店「ぼっけもん」に移動。午後のプログラムの新商品開発の企画立案に向けて、まずは自慢の商品を味わってもらおうと社員の方のご厚意で霧島鶏のフルコースが振舞われました。チキン南蛮から鶏のたたき、手羽の煮物など就活生は満面の笑みで霧島鶏を堪能しました。
午後からはメインプログラムの企画立案ワークのお題出し。
今回のテーマは、若者が頼みたくなる「霧島鶏の新商品」を考えること。2グループに分かれてルールや発表方法などの説明を受けた後に早速ブレストTIME!自分達の考え、鶏肉のレシピなどをもとに就活生らしいアイデアが多く出されていました。はじめは和気あいあいとアイデアを出していた6名も後半は真剣な表情で発表用の企画書を作成していました。
そしてプレゼンテーションTIMEへ突入!6人全員がプレゼンテーションに慣れているかのような笑顔で堂々と発表していました。
学生らしい内容やネーミング、霧島鶏の特徴を生かした商品に審査を担当した社員からは「美味しそう!」、「ネーミングは自分達では思いつかない案だね」という感想が出ていました。
最後に社員からの総評があり、アイデアに対する評価以外にも原価などお金に関することや、工程における効率性などビジネス面でのリアルな説明・アドバイスがありました。
そしてプレゼンテーションから約3週間後の3/14。この日は就活生たちがプレゼンテーションをした「霧島鶏の新商品」を実際に作ってみました。場所はエビス商事グループが運営する「宮崎鶏ガラらーめん 酉 宮崎北店」。
今回作る料理は、あけてビックリ!ぼっけもん箱、黄金だしのぶっかけ鶏飯など計4品です。
材料集めや調理を店舗の社員さんにも協力を得ながら、自分たちで企画した新商品を作っていきます。
企画時には材料の分量や産地、原価、商品の作り方などを書いていましたが、実際の原価は高かったり、調理に手間がかかったりと想定外のこともありました。
レシピは頭に入っているのかサクサクと手際よく作っていき、みんなで協力して無事に完成!
最後に試食をして感想を言い合って終了しました。感想では「企画して実際に作ってみて楽しかった」「企画と実物のギャップがあったので、次は改善したい」といった声があがりました。
人事担当者からは、新商品作りは実際に体験しないと分からないことがある。就活も同じで体験したからこそ分かることがあるので、いろんなことに挑戦してほしいとエールが送られました。
以上のように参加した就活生と企業双方にとっても互いの理解促進や学びの機会になったようでした。
インタークロスでは今後も企業と就活生が互いを深く知り合えるイベントやセミナーを企画していきたいと考えています。