騒音伝搬分科会 | 公益社団法人 日本騒音制御工学会

騒音伝搬分科会

Noise propagation subcommittee

 騒音伝搬分科会は、屋外での音響伝搬に及ぼす地形や気象条件などの影響に着目した測定及び予測に関する諸課題について情報を共有し、それらに関連する諸外国の予測法と国際規格に対する意見を集約することを主な目的として活動している。近年、音の伝搬研究の対象とする音源は、一般的な騒音の他にも拡声放送、水中騒音、ソニックブーム、インフラサウンドなどに拡がってきている。また、移動通信網やシングルボードコンピュータなどを利用した新しい計測技術を用いた実験や、コンピュータの性能向上で実用的になってきた数値計算なども行われるようになってきた。

 分科会では、年に23回の会議を開催し、各委員の研究活動に関する情報交換や、国際規格等に関する意見集約などを行っている。なお、現在は対面による会議開催が難しいため、オンラインでの会議を行っている。

 

    The Noise Propagation Subcommittee was established in 1984, and is composed of 21 members in 2022.  The major fields of research activity are as follows.
 – Outdoor sound propagation
 – Meteorological effect on sound propagation
 – Terrain and/or barrier effect on sound propagation
 – Sound propagation prediction model
 – Sound propagation of outdoor public address systems
 – Propagation of underwater sound
 – Propagation of sonic boom
 – Propagation of infrasound

    The noise propagation subcommittee holds meetings three times a year to report and exchange opinions on the international standard and the research activities in outdoor sound propagation of each member.

 

2022-2023年度委員

主査 牧野 康一 (一財)小林理学研究所
幹事 高橋 聖子 日揮グローバル(株)
山元 一平 (公財)防衛基盤整備協会
委員 飯泉 元気 (地独)北海道立総合研究機構
岩國 真紀子 (一財)日本気象協会
今泉 博之 (国研)産業技術総合研究所
大島 俊也 元 (一財)空港振興・環境整備支援機構
太田 達也 (株)ニューズ環境設計
岡田 恭明 名城大学
川瀬 康彰 (一財)小林理学研究所
国松  直 (国研)産業技術総合研究所
坂本 慎一 東京大学 生産技術研究所
篠原 直明 (一財)空港振興・環境整備支援機構
中  右介 (国研)宇宙航空研究開発機構
中澤 宗康 (一財)空港振興・環境整備支援機構
森  淳一 神奈川大学
村山 貴彦 (一財)日本気象協会
山下 徹 (株)アイ・エヌ・シー・エンジニアリング
横田 考俊 (一財)小林理学研究所
顧問 岩瀬 昭雄 新潟大学
山田 一郎 (一財)空港振興・環境整備支援機構
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