高周波音検討分科会 | 公益社団法人 日本騒音制御工学会

高周波音検討分科会 2021年度報告

主査 上田麻理

高周波音分科会は,2021年度は3回のオンラインミーティング,10回以上のWGを開催して活発に活動を行ってきた.昨年度に引き続き,ヒトを対象とした実験はコロナ禍の事情を踏まえてほとんどの計画を変更し,ダミーヘッドを用いた計測や,シミュレーションを行った.成果の一部や分科会の活動について,Internoise2021,ICBEN2021,音響学会,聴覚医学会,超音波研究会等で発表してきた.IEEE IUSにも採択され,2021年9月に主査がオンラインで発表を行った.引き続き医学会との共同での議論も活発に行っている.その他高周波関連のISOに係るSGへの参加,海外(イギリス,ドイツ,ベルギー,韓国)との議論と共同研究を行ってきた.また,調査研究活動のための研究費(科学研究費補助金)申請を行った.次年度も積極的に成果を出しながら問題の重要性などを社会に啓蒙していく予定である.

2022年度委員

主査 上田 麻理 神奈川工科大学
幹事 長谷川 英之 富山大学
廣江 正明 (一財)小林理学研究所
委員 秋田  剛 東京電機大学
石井 要次 積水化学工業株式会社
植村 拓朗 スペクトリス株式会社
桐生 昭吾 東京都市大学
高橋 弘宜 産業技術総合研究所
オブザーバー 神崎 晶 国立病院機構東京医療センター
小松 謙之 株式会社シー・アイ・シー
顧問 中村 健太郎 東京工業大学
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