IKENOBOいけばなアート展@新潟2023を開催しました

（一財）池坊華道会では7月29日と30日、新潟の旧齋藤家別邸でIKENOBOいけばなアート展を開催しました。同展は2021年から池坊が展開している伝統文化いけばなと現代的なアート感覚を融合させる作品展で、今回、新潟で初めて開催しました。

会場は豪商・齋藤喜十郎が大正7年に建てた別荘で、近代和風建築の秀作と云われる美しい建物。当日は、新潟で活動する華道家や池坊のいけばなを学ぶ方達41名が個人やグループで参加し、23作を邸宅内の座敷や床の間、縁側、土蔵などに展示しました。

作品には、花火や夏祭りをイメージしたものや、シャレ木にシダ、青紅葉などを使った作品、部屋いっぱいに筒状の花器を配し、ドウダンツツジ、クルクマ、ヒペリカムなどをいけたものなど、多彩な作品が並びました。

初日には池坊雅史事務総長による巡視が行われ、参加者一人ひとりを激励されました。
真夏日となった2日間でしたが、多くの方にご来場いただき、個性あふれるいけばなをお楽しみいただきました。